ソフトバンクの純増No.1について思うこと

ソフトバンクが純増No.1 ○ヶ月達成!みたいなニュースを昨年良く見ましたが、コレはiPhoneの貢献が非常に大きいんじゃないでしょうか。そういうユーザーはiPhoneが好きなのであって、決してSoftbankが好きなワケではないのです。そういう自分はSoftbank13年目ですが・・・


今ほどスマートフォンが一般的になる前は、iPhoneなどは普通のケータイと2台持ちが当たり前でした。そして2011年6月19日にはiPhone3GSが発売開始になって2年になります。違約金が発生しなくなると、iPhoneに惚れているユーザー(自分がそう)はきっとiPhone5に機種変更するでしょう。しかし、そんな時期にiPhoneに飛びつくようなユーザーは、いわゆるアーリーアダプター、ガジェットマニア、新しいモノ好き、人と違うものを持っていたい変人、そんなジャンルに属するハズです(自分がそう)。その間で揺れるワケですな。要するにAndroidを試してみたいのです。


で、本題です。ソフトバンクの純増No.1を支え続けたのが本当にiPhoneなら、これからユーザーの流出がゆっくりと始まっていく気がするのです。ホワイトプランソフトバンク同士なら21時まで通話無料とかありますが、それでは引き止められないでしょう。そもそもそんなユーザーはiPhoneで通話などしません。通話など1機能に過ぎないのです。


最近身近なところで「auのケータイが壊れたからiPhoneMNPした」という例がありました。コイツは1台目のケータイとしてのiPhoneです。この手のユーザーはiPhoneが廃れるようなコトがあったり、純粋に他に魅力的な端末やサービスに出会った時に脱・iPhoneを考えるでしょう。ただ、その行き先がソフトバンクかどうかというと疑問です。iPhoneへのMNPというのも、ソフトバンクに魅力を感じてのケースは少ないでしょうし。


また、AppleiPhoneの台数シェアなど目指して複数キャリア展開(もしくはSIMロックフリー)など仮に開始してしまうと、正直5千円程度の月額利用料金の差があってもソフトバンクから他キャリアに乗り換えるユーザーは増えるんじゃないでしょうか。


色々想像し過ぎでしょうか。日本におけるソフトバンクと孫さんのiPhone普及における貢献というものは凄いものがあるとは思いますが、正直もっとソフトバンクには頑張ってほしいのです。


以上、文字ばかりですいません。今日はMacAppStoreのオープンですね。