「体罰」反対

 学校で体罰うけて成長した人、いる?

 まあ、賛否両論あるかとは思うが、私は、そもそも「体罰」という言葉が嫌い。冷静に考えると、一人の人間が一人の人間を叩いたり殴ったりしたら、それは「暴行」である。この人間の一方が先生であったり親であったりするだけで、「暴行」とは言わず、「体罰」と言い換えられてしまう時点で、おかしいんじゃね? と思う人がいたっていい。

 賛否どちらに与するにせよ「体罰」という言葉を選んだ時点で、何か、問題の大枠のようなものを承認してしまっていることには注意深くあるべきだと思う。


 追記すると、これは「罰」の定義権の問題になるか。「体罰」という語を使ってしまうと、「罰」(そして「罪」)の定義権を先生なり親なりに認めてしまうことになる。それが、私は気に入らないのだろう。