黙然日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

ひとりごと、よしなしごと、黙っているにも等しきこと。

2016-11-28(Mon) 1128 北風。

[][]産経抄歴史法定。

【産経抄】カストロ議長死去 歴史は無罪を宣告するか 11月28日 - 産経ニュース

http://www.sankei.com/column/print/161128/clm1611280003-c.html

 心より哀悼の意を表します。合掌

 産経フィデル・カストロ前議長について何か言うたび、あのとんでもない誤植を思い出して「個人的嫌悪があるんだろうなあ」と思うわけですが、それはさておき。

 カストロ氏が独裁政権に反逆したこと、社会主義キューバにもたらしたこと、反米の機種だったこと、そして独裁者であったことは、それぞれ歴史が裁くことですが、独立して裁かれるべきでしょう。たとえばテロ事件を起こしたカルトの首謀者でも、この事件に関しては極刑、この事件には関与していない、といった切り分けをするのが司法立場です。どうも産経抄は、「反米だから極刑」という結論を導きたそうに見えますが。

2016-11-27(Sun) 1127 未明雨、昼曇、夕雨。

[][]産経ヘイトスピーチをせいいっぱい擁護する。

千葉大集団乱暴】百田尚樹氏がツイッターで「犯人在日外国人ではないか」とツイート 津田大介氏が「この人のアカウントを削除すべき」 ネットでは「警察名前を隠すからこういうことに」の書き込みも - 産経ニュース

http://www.sankei.com/affairs/print/161127/afr1611270003-c.html

 百田氏の(ほんとは敬称なんかつけたくないのですが)ツイートは明らかにヘイトスピーチです。「外国人だからレイプした、とは言っていない」と強弁していますが、「外国人だから実名報道されない」、在日特権があるという主張もまた、在特会代表されるヘイト集団の主張と同じものです。

 それに対する津田氏の反応は正当です。それに対して産経は、津田氏が《かみついた》と書くなど、ヘイト批判者への悪意しか感じません。記事内では津田氏の発言が《アカウントを停止》となっているのに、見出しでは《削除》となっているのも、非常にいい加減なものを感じます。その後の「ネットの反応」も、ヘイト批判派の主張を載せない偏ったものです。

 要するに、「ヘイトは許されない」という前提だけは認めながら、百田氏のような産経関係者の発言はどんなあからさまなものであってもヘイトとは認めず、批判者の揚げ足を取りたいだけいの記事です。

2016-11-08(Tue) 1108 冷えびえ曇、夜雨。

[][]産経「主張」と長時間労働

【主張】電通強制捜査 長時間残業の解消を急げ - 産経ニュース

http://www.sankei.com/column/print/161108/clm1611080001-c.html

 昨日に引き続き長時間労働について。電通さんに限らず広告業界では、長時間労働というか、「やればやっただけ成果が上がる」という考えが染み付いているように思います。残業代目当てというよりは成果主義ですね。それが違法残業(サービス残業)の温床にもなります。で、「どの会社でも成果主義にすれば残業がなくなる」とかふざけたことを言って労働規制を取っ払おうとしたのが小泉純一郎政権の“規制改革”で、その延長上に安倍晋三内閣のホワイトカラー・エグゼンプションがあります。口先では長時間労働解消を言いながら、本音は長時間労働を強要して労働者搾取したい*1経営側を利するために画策するのが歴代自公政権産経新聞です。

*1:こんな古典的マルクス主義用語は使いたくないのですが、あまりに見事に古典理論に当てはまってしまうので。

2016-11-07(Mon) 1107 晴れすぎ立冬。

[][]産経抄睡眠観。

 うかうかしてると10日も過ぎているので、たまったものではありません。お待たせしました。

【産経抄】日本は睡眠研究世界リードする 11月7日 - 産経ニュース

http://www.sankei.com/column/print/161107/clm1611070003-c.html

 日本の睡眠研究は進んでいる、すごいぞニッポン(棒)。それより問題なのは日本人の睡眠時間韓国と並び世界一と言っていいほど短いことでしょう。どういうことかというと、男性社畜として働き詰めにされ、女性はさらに家事労働がそれに輪をかけているので*1、そうした働きすぎのしわ寄せが睡眠時間に現れているということです。日本社会特に労働環境にまつわる深刻な問題であるにも関わらず、産経抄にはこれを考えるつもりがないようです。考える能力が(いろんな意味で)ないのでしょうけれど。

*1:「♪俺より早く寝てはいけない 俺よりあとに起きてもいけない」。三食昼寝付きならともかく、兼業主婦にそうした儒教的モラルを求める問題もあります。

2016-11-06(Sun) 1106 からから晴。

[][]産経抄ちゃんこ観。

【産経抄】野菜高騰 「教材」が子供たちの食膳に届かないのは何とも切ない 11月6日 - 産経ニュース

http://www.sankei.com/column/print/161106/clm1611060004-c.html

 食育がどうのといって、「野菜が高いからどうにかしろ」というのですが、どうしろというのでしょうか。中国から輸入かな。

 ちゃんこ鍋*1はなんでも鶏ガラのだしを使うかのような書き方をしていますが、もちろn魚介類の鍋ならかつおと昆布のだしを使います。現代はだいぶ軟弱になっているかと思いますが少なくとも昭和時代ストイックで、主要な具材には鶏なら鶏、鰯なら鰯を一種類だけ使うのがちゃんこ鍋の決まりでした。ローテーション的に考えて、鶏肉の出番は少ないし、鶏ガラスープがちゃんこ鍋の代表とは言いづらいものがああります。あと、スープではなく鶏ガラそのものをソップと呼ぶと思います(もちろん語源オランダ語のズッペですが)。

*1:「ちゃんこ」は食事全般も指すので、あの鍋料理説明するときは「ちゃんこ鍋」と書かざるを得ません。

2016-11-05(Sat) 1105 ぽかぽか晴。

[][]産経「主張」の責任逃れ。

【主張】パリ協定発効 日本は「自虐」と決別せよ - 産経ニュース

http://www.sankei.com/column/print/161105/clm1611050003-c.html

 産経ほど「自虐」という言葉が好きな新聞はありません。むしろ産経自身自虐的にすら見えます。パリ協定の批准が遅れたことはフリではない、自虐的になるな、政府を責めるなという主張ですが、全会一致になる議案を数日早く議決すればいいものを、それをやらなかったのは安倍政権の責任です。実井の言い草は、責任逃れにしか見えません。

2016-11-04(Fri) 1104 暖か晴。

[][]産経抄の通学路観。

【産経抄】サバンナより危険日本の通学路 11月4日 - 産経ニュース

http://www.sankei.com/column/print/161104/clm1611040003-c.html

 サバンナに住む11歳といえばノンシュガーペッパーちゃんですが(11歳かな。確認してませんが)、それはどうでもいいとして、ドキュメンタリー映画世界の果ての通学路』は興味深そうです。まあ産経抄としてはなんか当たり前のことを書いているんですが、スクールバスだっていったん事故に巻き込まれれば負傷者が多数に上りますからね。