古森義久氏、些事を騒ぐ。
平沼訪米団の拉致の要請が届いた――米国有力議員がライス国務長官に日本の要望を伝える - ステージ風発：イザ！
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/463967
届いたらしいです。それでは肝腎のテロ支援国家指定解除問題は解決したのかと思ったらそうではなく、「届いた」というのは米国有力議員（共和党のイリアナ・ロスレイティネン下院議員）に届いたというだけの話らしいです。議会全体、米国全体に届くのは、いつのことになるのでしょうね。そして指定解除問題がなんとかなったとしても、それは肝腎の日本人拉致問題解決、被害者帰国に向けての、ごく小さなステップの一つにしかすぎないわけで。短く言えば、「騒ぎすぎ」です。なんかもうこっちもうんざりしてしまいます。
この件で古森氏が騒ぐのは、要するに彼にとって、有志の訪米団が米国議会を少しでも動かしたという事実が、嬉しくてしかたないからなのでしょう。慰安婦決議問題のときはまったく動かせませんでしたからね。さらにその前からの話として、米国・共和党の御命令を有難く押し戴いてへいこら服従してきた自分たちの過去を、これで少しでも帳消しにできるような気がして嬉しいのではないでしょうか。
