産経抄、だゾ。

【産経抄】蓮舫代表よ、批判のための批判に説得力はないゾ！　真珠湾慰霊で内閣支持率は上昇しているではないか？ - 産経ニュース
http://www.sankei.com/column/print/161231/clm1612310002-c.html

　「産経抄」の見出しが長いときは突っ込みどころが多いサインなのですが、《ないゾ！》ときましたね、《ないゾ！》。'80年代のちょっとえっちなマンガで、おねーさんが少年のおでこをつつきながら「こら、子供がナマ言うんじゃないゾ♡」と使われてた、あれですね（どういう歪んだ記憶だ）。この先の展開に、思わず期待しちゃうんだ、ボクは。
　内容も、まずいきなり他紙の世論調査を引用して、まるで安倍晋三首相の支持率上昇が自分の手柄であるかのように威張る、なんともいえずおかしみのあるものになっています。翻って民進党を叩くのはお約束ですが、防衛費増額への批判に国民を持ち出すのはどうでしょうか。厳しいい財政、社会保障削減の中、防衛費だけが増え続けている事実を示して「どう思うか」とそれこそ国民にたずねたら、是とする意見がどれだけ集まるでしょうね。《批判のための批判》だ、対案がない、というのもいつものお約束で、防衛費削減、北方の余力を南西方面に振り向ける、という防衛政策を民主党連立政権時代に取っていましたが、これに対する自民公明・安倍晋三政権の対案が野放図な防衛費増額なのですから、どちらを支持するか、これも国民に聞いてみたいものです。
　今年も最後に、爆裂してくれましたね。あんまりナマばっか言ってると、おねーさん怒っちゃうゾ♡（だれがおねーさんだ）。