黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

産経、閉じこもる。

産経ニュース
https://www.sankei.com/

 10月にリュニーあるして読みづらくなった産経ニュースサイトですが、11月3日から(無料の)会員制になりました。一般ニュースはさすがにほとんど見られるようですが、論説やコラム等、当ブログで扱うページは、会員登録していないと事実上読めません。
 産経が(ウヨの内輪褒めではなく)広く一般からの批判を拒絶する姿勢は、ニュースサイト・イザ!の末期にも見られましたが、とうとう本家のニュースサイトでもこうやって閉じこもってしまったわけです。
 無料会員にわたしが(偽名で)登録するのは簡単なのですが、それでは広く皆さんに記事内容をお伝えすることができません。全文引用する手もありますが、著作権を盾に言論弾圧してくることは目に見えています。「産経新聞という全国紙が、こんなにおかしな論説を撒き散らしている」という指摘が主目的の当ブログは、その役目を果たせなくなりました。
 まあ、はてなダイアリーの終了も近いし、はてなブログに移行するのも面倒だし、はてなポイントもちょうど切れるところで有料サーヴィスも受けられなくなるし、そもそも、毎日更新のはずが月一、二回になっていたし、いろいろと、このへんが潮時なのかもしれません。
 そういうわけで当ブログはフェイドアウトしますが、産経の珍妙な言説は止まらないでしょうし、その害毒も日本社会に流され続けるでしょう。三権は互いに監視し、その権力全体をメディアが監視しますが、第四権力のメディアを監視(ウォッチ)することは、われわれ市民の義務であるという点を、あらためて強調させていただきます。

黙然とする産経。

 1週間ほど前に産経ニュースのサイトがリニューアルして、なんか見づらいんですが。印刷ページもなくなりましたが、まあ、無駄に記事を分割することはなくなったようなので(まだ他サイトに比べて小刻みですが)、今後は*1普通にリンクを貼ることにします。

 

 あれだけ延々と仙谷由人氏に対してあることないこと言い続けて稼いできた「産経抄」「主張」なのに、訃報に接して追悼文の一つも書けない。まあ、書いたとしてもどの面下げて、って話ですけどね。

【阿比留瑠比の極言御免】故仙谷由人氏に言うのはやぼだが…(1/2ページ) - 産経ニュース
https://www.sankei.com/politics/news/181018/plt1810180002-n1.html
https://www.sankei.com/politics/news/181018/plt1810180002-n2.html

 その分、論説委員が個人名で、死者に鞭打っています。まあ「産経抄」「主張」で触れたとしてもこんな調子だったでしょうから、そこは新聞社としての対面を考慮したんでしょうねー。

*1:今後があるとして。はてなダイアリーの寿命もあと半年もないし……。

海上自衛隊の旗印。

岩屋防衛相「コメントしない」 旭日旗不掲揚要求で日本不参加の韓国観艦式 抗日の象徴「将軍旗」掲揚に「お察しいただければ」 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/print/181012/plt1810120008-c.html

 この件に関して異様に噴き上がっているのが、ネトウヨ産経新聞です。
 旭日旗は(日章旗も、ですが)日本軍国主義の象徴、といわれても、しかたないでしょう。軍国主義日本が日章旗旭日旗を象徴に使ったのですから。海上自衛隊日本海軍の旗をそのまま使っているのがあきらかにおかしいので、関係を断ち切り、新たな象徴を制定するべきなのです。平和国家日本のシヴィリアンは、この点を真剣に考えるべきでしょう。ま、そんなことになったら産経があらゆる屁理屈をこねて猛反対するのは目に見えていますけど。

産経、目を背ける。

沖縄県知事玉城デニー氏 辺野古移設に反対、翁長県政再現 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/print/180930/plt1809300013-c.html

 《再現》ではまるで悪いことのようですか、まだ四十九日が明けるかどうかという翁長雄志氏に、なんか言いたいことでもあるんですか? 
 それよりは、安倍晋三政権が全力支援した候補が落選した事実に、率直に目を向ける勇気がほしいものです。

産経新聞社の20年。

新聞協会賞受賞作|新聞協会賞|表彰事業|日本新聞協会について|日本新聞協会
https://www.pressnet.or.jp/about/commendation/kyoukai/works.html

 2018年の編集部門筆頭は、朝日新聞社の《財務省による公文書の改ざんをめぐる一連のスクープ》。まあ、異論はないところでしょう。
 というわけで我らが産経新聞社は、2015年と2001年に写真部が受賞したのを除いて、記事で受賞したのは1999年に遡ります。丸20年。

産経ぴーんち! 

産経が経営危機?! 安倍3選は紙媒体の終わりの始まりか? --- 新田 哲史(アゴラ) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180903-00010002-agora-soci

 まあ、経営危機は想定の範囲内とか、この記事でもいわれていますが。「正論路線」のために広告が入らなくなってきたということで、このまま消えていくのか、それとも「正論」路線を廃棄するのか、いずれにしろ、めでたい話です。