マーケティング担当者の日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-06-05

戦略の差別化(違い)には2つの思考法で考える。

戦略というのは、違いをつくり、つなげること。


この「違い」とは、2つの思考法で考えなくてはいけないという。



1)程度の違い
→その違いを指し示す尺度なり物差しがあるというタイプの違い
例)体重・身長・髪型など

2)種類の違い
→指し示す物差しがないもの
例)性別・職業・趣味



1)程度の違い→ポジショニング戦略(SP(Strategic positioning)とする。
2)種類の違い→組織能力(OC(Organizational Capabilty)とする。




ポジショニング戦略(SP(Strategic positioning)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ポジショニングとは、「位置取り」のこと。
SPの戦略論では、戦略とは企業を取り巻く競争環境の中で
[他社と違うところに自社を位置づけること]になる。
平たく言えば、「他社と違ったことをする」
これが、SP戦略論の考える競争優位の源泉です。

他社と違うところに自社を位置づけること。
[選択]と[集中]でもある。



例)PC業界の競合他社との違い?
=========================================
A社:液晶が薄いんです。
B社:バッテリーが長持ちするのです
C社:ソフトが違うのです。
D社:軽いのです。
=========================================
これは、程度の違いにすぎなく、戦略ではない。


SP戦略は、
程度問題としの違いをOE(Operational Effectiveness)と呼び
SPとは区別して、考えている。戦略はSPの選択にかかっており、
OEの追求は戦略でないというのがポジショニング戦略の考え方。



戦略とは、doing different thingsであり、
戦略とは、doning things betterではない。



裏を返せば、「何をやらないか」をはっきりさせれば、
他社との違いを持続させることができるという論理にもなる。

また他社が新しいことをやり出したら、
マネすることが必ずしも正解ではない。
やらないことが、差別化に繋がることも大いにある。





∩反デ塾蓮複錬叩Organizational Capabilty)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

様々な経営資源の中で、「組織特殊性」の条件を満たすものを
一般の経営資源と区別してOCという。



SP…他社と違ったことをする。
OC…他社と違ったものを持つ。

SP…企業を取り巻く外的要因(その際たるものが業界の競合構造)を重視する。
OC…企業の内的要因に競争優位の源泉を求めるという考え方。



【例】松井秀喜
SP…野球という種目の決定。日本でなくアメリカ外野手というポジション
OC…バッティングセンス・スイングスピード・動体視力・筋肉など



【例2】イチロー
f:id:pr_netmarketing:20110605172706p:image
組織特殊性とは、
他社が簡単には真似できず(真似しようと思っても大きなコストがかかる)
市場でも容易に買えない。
模倣するのが難しさことである。



≪まとめ≫
[違いの作り方]には、SPとOCという2つの違った思考がある。
競争優位という山に登るには、SPとOCという2つのルートがあり、
それぞれの競争優位に対する備えを理解すること、これこそが思考の基礎である。
f:id:pr_netmarketing:20110605173318p:image


すごく、この2つの思考法が難しいが、是非マスターしたい。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/pr_netmarketing/20110605/1307262522