SHOW WINDOWS

アーティストの吉行洋子さんhttp://d.hatena.ne.jp/prader-willi/searchdiary?word=%b5%c8%b9%d4%cd%ce%bb%d2から、展覧会の案内状をいただきましたので、アーチャンの京都大学での療育の前にお伺いしてきました。
今回は御家族3人の展覧会。会場に着くと、ショーウィンドウの中で吉行敏和さんが、最後の調整をされていて、初めてお会いしました。アーチャンのこと、いつも可愛がっていただいて感謝です。
このギャラリーは、地下鉄駅のアプローチ通路にショーウィンドウを設置してギャラリーとしたものでした。

3つの壁面に設えられたショーウィンドウにそれぞれ、家族3人が別々に展示して、吹抜け側のガラスの円筒型のショーケースの連続体のところは洋子さんの白いオブジェが置かれていました。一番長い連続壁面のところに、敏和さんの風で動く多様な形をしたオブジェが置かれていて、これはセンサーによって、通路を歩く人の流れに反応して風を送り、オブジェがその風によって動くという仕掛けとの事。
ガラスの長い連続体の空間がとても強いパースを生んでいて、またケーキを切るように切り分けられたり、円筒に変換して並べられたような周囲の空間の、床やガラスの固い素材感によって、かなりの緊張をこちらに強いる印象がありますが、それを展示された作品群のユーモラスな表情や動きによって、ふと足を止めて、空間の強い軸から体を外すと、まったく違った世界が広がっている、そんなイメージを感じました。

吉行敏和さんの作品

吉行洋子さんの作品
アーチャンはフクロウのオブジェがとても好きになった様子でした。
壁のニッチに置かれたオブジェ達。
夜の世界に眼を輝かせて活発に動いている動物達(夢の中の無意識のようなイメージであろうか)

ガラスの円筒ケースに置かれた白いオブジェ達。
眠りや静かな呼吸。穏やかな意識。

吉行良平さんの作品

SHOW WINDOWS
会場:京都地下鉄烏丸御池駅ギャラリー
日時:2008年7月12日〜7月24日
吉行敏和+吉行洋子+吉行良平
息子さんの吉行良平さんは、プロダクトデザイナーとしてオランダ在住。

吉行良平さんのホームページ
http://www.ry-to-job.com

吉行良平さんの作品、MUJI AWARD02の受賞作「角塩」
http://www.muji.net/award/02/nwpiece04.html