「?を自動販売機で売ろう! ワークショップ」

4月末に始まった「?を自動販売機で売ろう! ワークショップ」も、8月17日で終了。あっという間でした。
アーチャンは制作した作品を売るという体験も知らない方に買っていただくという体験も、どちらも初めてでしたし、制作した作品8点のうち4点が会期中に売れるという予想外の嬉しい結果に、今までに無い刺激を受けたようです。
参加した他の子どもたちも同様の体験をして、刺激を大いに受けたに違い有りません。
今日は、その最後の締めくくりとして、売上代金を受け取りにenocoさんへ家族で行きました。
丁寧なサポートしてくださった、講師の米子匡司さん、タチョナの小島剛さん、タカハシセイジさん、スタッフの皆さん、感謝です。
アーチャンはそれぞれの方に、似顔絵とメッセージを書きました。
メッセージは全部自力で考えて書いたので、ところどころ判読困難な部分もありますが、自力で書けたところが嬉しいですし、今回のワークショップで刺激受けて成長したところと感じます。

「?を自動販売機で売ろう! ワークショップ」
http://pivot.floating.jp/workshop/

アーチャンがお礼のメッセージとともにプレゼントした、それぞれの方の似顔絵。

講師の米子匡司さん
右下のブルーのが自動販売

コーディネーターのタカハシセイジさん

ディレクターのタチョナの小島剛さん


制作した8点を載せておきます。

最初のワークショップで特に何をするか考えていなくて、描いた作品。

ワークショップの記録
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20140427/workshop

たまたま、ワークショップ前に公園でユーカリの葉っぱと種をひらったので、アーチャンが描いたクマの絵に貼り付けて見ました。このパターンは他の作品の共通イメージになりました。
これは試作的なものでもあるので、他の参加者と一律50円で販売しました。他の子どもたちは作品をガラス瓶に入れたり、その場にあった材料活かして工夫していたので、すぐに売れましたが、アーチャンのは、このまま紙のまま吊っただけだったので、最後まで売れ残り、最終日直前、少し手を入れて補強しようと伺う寸前に、購入者が現われて、救われたというか、幸運だったと思います。これが売れ残っていたら、ちょっと気持ち的に違った感じになっていたかもしれません。

本番の作品は各自自宅で制作して持ち寄り、自動販売機に置いて頂きました。
アーチャンは特にアイデアを自分で考え出してという部分はまだ弱いので、どうするかこちらも迷いましたが、いろいろ話しているうちに、新規にアイデア無いのなら、過去に制作した作品を箱に詰めて売ろうということになり、100均で木箱を3個購入したのですが、ところが急に過去のは売りたくないと言い出したので、それで、最初のワークショップで偶然の組合せでできた、クマとユーカリの葉と実の組み合わせをベースにいろいろ作ることにして、商品としてある程度強度のあるものになるようにと、紙ではなく、板に描くことにしました。
クマとともにアーチャンの好きな霊柩車のイメージも描きましたが、これも偶然ですが、ユーカリの実は、山火事で周囲が燃え尽きた時に初めて実がはじけて芽をだす珍しい生態らしく、霊柩車と箱(棺的イメージ)とユーカリの生態とがうまく一体化したように感じました。
箱は3点制作し、そのうち下記の2点が売れました。

ユーカリボックス・ブルー(くまと霊柩車)

ブログ記録
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20140529/artanart

ユーカリボックス・ブルー(ねこと霊柩車)

ブログ記録
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20140531/artanart

木の板のみの作品を4点作りました。
そのうち、下記の1点が売れました。
アーチャンが最近特にお気に入りの、なすびん(泉州のナスビのゆるキャラ)を描いた作品が売れたので、特に嬉しかった様子でした。

なすびんの歌を書いてそれも一緒に売りました。

ブログ記録
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20140608/artanart

残念ながら会期中に売れ残った作品が4点。でもそれぞれ特色があり制作する集中力を発揮できた点でも参加して良かったと思いますね。