predator2k52010-04-30

2007年春、我が家の玄関にツバメちゃんが巣を作りました。嬉しくて、写真を撮りまくり、まだ卵も産んでないのに、ヒナが落ちないようにと、巣の下に木を取り付けたりなんかしたもんで、彼らはいなくなりました。

その時の生徒さんに、怒られました。
「ほっとかなあかんよ。いらんことするから、いなくなるんよ。」
はい。その通りです(-_-)

あれから3年。妻もツバメちゃんが大好きで、戻ってくることを楽しみにしていましたが、巣に遊びに来るだけで子育てには至りませんでした。
田舎に住んでいるからか、毎年たくさんのツバメがやってきます。ご近所さんにもちらほら巣があって、羨ましく見つめていました。巣を観察していると、すべてが表通りからは見えないところにあります。住宅地で、それほど人の出入りがあるわけではないので、カラスなどから身を守るためなのでしょう。
我が家の巣は、とても目立つ所にあります。それが原因で戻って来ないと考え、玄関上の壁に巣が作りやすいようにカマボコ板くらいの木を貼り付けておきました。
当たり前ですが、人間の思うようにはいきません。ツバメちゃんは帰って来ませんでした。
今年もツバメがたくさん飛んでいます。でも、我が家に巣作りをする気配はゼロ。まぁ、仕方ないですね。

2010年4月29日。世間はGWですが、私は授業。妻とスオーミに見送られながら、玄関を開けました。すると、目の前にホバリングするツバメちゃんが!
「また遊びにきはったんや」
そう思って、上を見上げると、貼り付けた木に泥がポチポチ。
「おおおおおおおおおおおおおおおおっ!巣作りしてる!!!!!!」
3年前の失敗があるので、知らんぷりを決め込み授業へ。車の中から見ていると、夫婦で泥を運んでいます。きっと、3年前の子達とは違うのでしょうが、テンション上がりまくり!
授業が終わって、深夜に帰宅すると、まだとても小さい新しい巣に、一羽のツバメちゃんがいました。


写真は妻が、そっと撮ってくれたものです。
巣を守っているのか、本当に安全なのかを試しているのか分かりませんが、私が帰ったときも、独りぼっちで寝てました。
そして今日30日。朝、花粉症の鼻水とスオーミに起こされ、新聞を取りに外へ。


夫婦でせっせと巣作りしてました。
仕事から帰ってくると、巣は手のひらほどの大きさになっていました。今日も独りぼっちで寝ています。(現在進行形)めちゃめちゃ可愛いです。
3年前の失敗があるので、ちびっ子が孵るまでは放っておこうと思ってます。なので、綺麗な写真とかは撮れないと思いますが、彼らの邪魔をしないように、状況を報告できればと思っています。