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吉○家にて“牛丼つゆだくで!”とは多分一生言わないだろうprimevalですが、
季節はすっかり梅雨ですね。
先ほど雨が上がりまして、今容赦ない日差しにブチ切れそうなところで、今回はコレをご紹介。。


大奥 <男女逆転>豪華版DVD 【初回限定生産】 

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この『大奥』ですか、上映当時に観る予定だったのですが、チャンスを逃してしまいまして、やっとお初に謁見できた次第。。

まぁ話題作ですし、映画だとエンターテイメント要素が入ってくるので受け取り方もだいぶライトにして(笑)解説というかただの野次を入れて見ましょう。

★ストーリーは、、男だけがかかる謎の疫病が蔓延し、男の数が女の4分の1に減ってしまった江戸時代。そこはすべての要職に女が就き、男は子種をほしがる女に体を売る男女逆転の世界だった。そんな中、一人の女将軍に3000人の美男が仕える大奥に、ひとりの青年が足を踏み入れる。困窮した旗本の実家を救うため、奥勤めを決意した水野祐之進だ。そこで大奥の贅を尽くした煌びやかな表の顔と、才色兼ね備えた男たちが熾烈な争いを繰り広げる裏の闇を目にし、衝撃を受ける水野。しかし彼自身も、やがて権力闘争の渦中に投げ込まれていく…。

見てのとおり、ニノさんです。そう、あのprimeval絶賛『GANZS』のニノさんです。この主人公はダイブ男気が強いのですが、ニノさんなので可愛らしいカンジに仕上がっていました。まず初っ端から主人公が、快く年増の女に体を売ってる(?)場面があり失笑してしまうんですが、主人公いわく女が『かわいそうだから』とのコト。。何だか女としては惨めですが、主人公はまるでボランティアのごとく毎晩種まきに勤しみます(汗)

そして『大奥』ファンの5割が期待しているであろうホ○シーン。美味しい場面は、残念ながらありませんでしたね。

確かに玉木宏(嫌な役だった〜)が側近の美少年をコマしたり捨てたりを、匂わせる、ところはありましたけど、まぁ皆さんが欲しがってるガッツリではなし。
ニノが新参者イジメみたいなので夜這い(?)されてたけど、相手がキモキャラだったので論外(笑)ついでに自分の下に付いた男の子にご褒美キッスをしてあげてたけど、男の子(ジュノンボーイだけど)の歯並びの悪さにしか目が行かないっていう。。

ストーリー自体は面白いですが、キャスター選びに言えることは、市場の腐○子ニーズの研究不足でしょうか。。(笑)


ただ一つ、、


柴咲コウはマジでカッコ可愛いすぎ。。

あんなにお殿様にときめいたのなんて、白馬に乗った暴れん坊将軍以来です。。映画ではお殿様は後半からしか出ませんが、この映画の売りであるホ○シーンの100倍は必見の価値ありです!
なんならこの吉宗公を主人公しにた別のストーリーがあっても良いくらい。

つか大奥の中で男達がピンクとか黄色とかビタミンカラーばりのド派手な羽織に対して、吉宗公はあえて地味カラーの着物を選ぶのがいいね!

女は強し!!

あ、primevalに(読まなかったけどww)『大奥』の原作を貸してくれたⅠっしーは今どこでナニをしているのでしょう??

★★☆☆☆

(笑)

春の日差しは何処へやら。

本日も曇天からの土砂降り模様で身も心も冷え冷えする黄金週間三日目。


我が家の愛ハム・シャロンの一大事にprimevalは念願のコレを観に行きました!!


まさに回り道。。


初めに足を運んだ都心の映画館は、一時間も余裕を持ったのに次回上映は完敗。。

結局地元の映画館に落ち着いたでつが(汗)
辺境地区で穴場なんでね。


黄金週間で一番無駄な時間を過ごしてしまいましたとさ。


でもそんな時間を犠牲にしてでも観た甲斐があったってもんです、、

into the「G」II ~映画『GANTZ PERFECT ANSWER』ナビゲートDVD~

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ええ、パート?でやんす。。


パート?に続いて一言、、


松山ケンイチかっこよすぐる。。
なんで小雪ーーーー**(あ、私情がww)

♪ストーリー♪

幼なじみの玄野と加藤は、地下鉄に轢かれて死んだはずなのに、謎の黒い球体GANTZガンツ>が置かれたマンションの一室で意識を取り戻す。そこでは、同じようにガンツに召還された人々が、謎の“星人”との決闘を余儀なくされていた。やがて玄野は星人との戦いに順応していくが、激闘のなかで加藤を失ってしまう。一度は自暴自棄になったものの、「ガンツのポイントを稼いで加藤を復活させる」という目標を見つけた玄野は、再び戦闘の場で活躍しはじめる。しかしガンツの存在に勘づき、その謎を暴こうとする正体不明の男、手の平サイズの黒い球体<ガンツボール>を狙う怪しい黒服の集団、そして死んだはずの加藤が現実世界に突如として現われるなど、外の世界もざわつき始める。不穏な事態がたたみかけるように続発する中、ガンツの次の標的は星人ではなく…!?

…。

ふむ。


今回は前回と打って変わってまさに激しい戦闘シーンが繰り広げられます。。
(パート?は特撮モンの異星人対決のイメージでしたのでね、、)

もちろん相手は人間ではなく星人には変わりないのですが、見た目はにんげんなんでね。。
全編通して観て、言えるのは、『あ、コレ、マトリックススパイダーマンのコラボだ』です。

特に今回はカッコイイキャラの宝庫。primeval的には松山ケンイチくんは勿論、黒服メンバーのパーマヘア男(単に見た目ww)、女子高生(コイツめっちゃ強いww)、あと山田くんのあの目力は最高です♪(ただ物語にあんまり関与性がないのが残念↓)

primeval的素敵シーンは、やはり加藤が生き返ったときの玄野とのハグシーン…コレはマジで美味しいねww

でもでもッ、やはり加藤星人が一番でしょ!!

本家加藤のヘタレ具合もいいんだけども、加藤星人の冷血漢でサド気質なあの感じ!!し、し痺れたぁぁxxx
(めっちゃ強いしww)

最終的にはガンツ自身のよんどころない事情のせいで、玄野の彼女(?)が標的になった時に、皆がみせる人間性もドラマがあって泣けますなぁ。。

“人はなぜ戦うのか?誰のために戦うのか?”

これがこの映画の大切なエッセンスだと思いますが。

戦いの原動力。。

例えば戦争であれば愛国心ですよね?集団の原動力は愛国心で賄えますが、はやり個人にしたら愛する家族・友人・恋人とかに対する思いが強いのではないでしょうか。。

それともう一つが復讐心
この映画の戦いは、そもそも星人の復讐心から形成されています。。

しきりに星人が『仲間の復讐だ。お前たちから戦いを仕掛けてきたんだ』といったセリフが聞かれます…。

結局、
どっちが悪者、どっちがヒーローなんてのは全くカンケーないんですよね…


ま、長編原作あり映画の特徴で、おそらく原作とは違うとは思いますが、ラストは軽く想像がつきます。。
いわゆる感動モノに仕上がってますね。。

ただ、ガンツの存在については一切明かされてしないので、完全に不完全燃焼ですが(笑)

よし、とりあえず原作買って読むわww

ああ、でもやっぱり松山ケンイチ最高だったぁ@@@@

★★★☆☆

おひさしブロンコビリー(by中部限定)

世間は国難一色のご時勢…。
が、相変わらずクソがつくほど平和な毎日を過ごしているprimevalです。
東北・北関東の皆様に顔向けできませぬ、、


今日のラインナップですが、特に異色映画をご紹介しませう。。

ウルトラミラクルラブストーリー [DVD]

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あんしん通販薬局のホームページはこちらから


御察しのとおり、、

primevalってば、前回といい早くも松山ケンイチ熱が急上昇しております。。


ナゼあない格好がよろしいのでせう。。
ライセンス藤原同様、目と口元のフォルムが堪りませんですハイ、、


ん?
ちゃんと仕事しろって??


おっしゃる通り、映画ブログでそんなprimevalはチ○カスでしたね失敬(爆)


さっそくストーリーをば。。


*****青森で農業を営みながら一人で暮らす水木陽人は、やることなすことすべてが常識外れな変わり者。心は純粋だが、落ち着きがまったくなく、周囲に手を焼かせてばかりいた。ある日陽人は、訳あって東京からやって来た保育士の町子先生と出会い、一目ぼれする。恋を知らない陽人にとって、生まれて初めての恋。「結婚しよう」と猛アタックを仕掛けるが、まったく相手にされない陽人はある日、とんでもない行動に出る…*****


この映画は上映当時、primevalの高校の心友(笑)こんやすに、映画館に誘われた記憶がありますが、当時は一切興味ナシの状態。
ごめんなさいケンイチ様(→知らん)

内容的には…
今回レンタルした理由は言わずともがなストーリーうんぬんではありませんでしたが、、

pprimeval的にはアリでしたね(笑)

グロイ、キモイ等賛否両論で好き嫌いがハッキリ分かれる映画ですが、別にホラーでもスプラッタでもカオスでもドロドロでもないし、核心となるのは非常にシンプルなものです。。

言うなれば、ただの恋した人に一生懸命好かれようとする純粋な青年(?)のお話。多少…いやダイブいびつな愛情表現が目立ちますが(汗)

この主人公は大人ですが、心や行動はまるで小学生のように幼稚です。毎日の行動をホワイトボードに書いて何かするごとにアラームをかけないとすぐ忘れるし、幼稚園児の子供と全く対等に遊べるような。。

primevalは昔のドラマで大沢たかお知的障害者の役を演じた『オンリーユー愛されて』を思い出しました。。
この映画のケンイチ様の演技はリアルさでいったらもっと上だけどww


確かに要所要所にどこか飛んでる展開をぶっ込んできますが…、
(『DMS』とはまた違う種類のね)

何よりも松山ケンイチの演技、、というか青森弁はヤバスでしょ!!
てゆーかナチュラルすぎるでしょww

ぶっちゃけ東京からやって来たヒロイン以外は皆青森弁だから実質90%は聞き取りに苦しみますが、松山ケンイチの青森弁を聞くだけでも一見の価値ありです!!
(話はちゃんと分かるので大丈夫ですよ)


物語は基本的にはコメディタッチのようですが、グロイと言われる所以のラストもストーリーの流れ的にはポップに仕上がっているのかな、と(笑)
とにかく、一人の女性に好かれるために最期まで、(完璧カンチガイですが…)自分の身を削ってまで頑張る主人公は滑稽で気持ち悪いかもしれませんが、とっても健気です!!まさに究極の愛情表現!!!好きな人と付き合いたいならカッコ良くなるとか勉強頑張るとかだけじゃツマンナイッ!!農薬ぐらい浴びないとww
…とまぁ中盤以降の変なお話っぷりはある意味爽快ですが(笑)


ポイントは最後のシーンである、ハンカチ落としならぬ脳みそ落としですね。。


でもやっぱり松山ケンイチの青森弁はすげぇぜ。。

お勧め度★★★☆☆

ささ。

三連休明けには、糖尿病予備軍を生み出すバレンタインデーを控えまして。。
(この後primevalもご他聞に漏れず生々しいチョコを作る予定でありまッスル)

今回はお外に遠征バージョンでございます。。

ちなみにチケットを無償でprimevalに提供してくれた沖縄出身のサエターアンダーギーさんに感謝いたす。。
(ええ、今回の更新で得たギャラを彼女に…ギャラっていってもprimeval手作りのチョコである確立がだいぶ高いですがww)


今話題の一作ですな。


一言ええでっか…??


松山ケンイチが素敵すぐる。。
だってもうスゴかったんだからッ!!
彼の演じっぷり!!ライセンス藤原似の容姿ったら!!


とりあえずあらすじをば。。

主人公玄野計は地下鉄のホームで小学生時代の親友加藤勝を見かける。正義感の強い加藤は線路上に落ちたよっぱらいを助けようとするが、助けに入った玄野と共に、進入してきた電車に轢かれ死んでしまう。 次の瞬間、彼らはマンションの一室にいた。そこには、同じ様に死んだはずの人々が集められていた。部屋の中央にある謎の大きな黒い球。彼らは、その「ガンツ」と呼ばれる球に、星人を「やっつける」ように指示され、別の場所へと転送されていく。 謎の物体「ガンツ」に集められた死んだはずの人々は理由もわからないまま、その素質の有無に関わらず、謎の星人と戦わなくてはいけない。玄野はその中で、戦いに生き延びながら成長し、「ガンツ」の世界に触れていく。

この作品、総制作費何と40億円なんどす。。

原作の奥浩哉さん、
primeval的隠れた名作『変』を書いた作家さん。
(ぶっちゃけただのホモ漫画だったww)

なので脱力系のギャグ漫画のイメージしかないため、『GANTZ』のスケールのデカさにはprimevalビックリなんどす。。

このお話、死んだ?自殺した人間が「GANTZ」の世界に入り込んで、バトルを繰り広げるわけなんでが、


もう敵のキャラが最高。。
映画では三種類の敵が登場するんですが、トップバッターのネギ坊主が夕べから頭から離れないprimevalがいますからね、

…主人公の幼馴染の二人。

爽やかで可愛いらしい容姿の二宮くんが男らしいカンジ。
見た目ゴツくて精悍な松山くんが心優しく、頼り甲斐がありそうでちょっと気弱なカンジ。

このギャップ♪

『変』だけにちょいホモ要素がww
(やべぇ殺されるww)

ちなみにこの映画は続編があり、
次回は山田孝之がメインで出てきそうです。。
(MWムウだぁ)


ふぅぅ。。

ストーリーがどうこうより、キャラが最高の作品ですた。。

ハマりそうな予感…

★★★☆☆

お邪魔します。
(あ、久しぶりのブッコミ更新なので…)

友人の結婚式が三月にあり、通販でドレスを買ったら想像以上の生地の薄さに瞠目した今日です。
ええ、いっそもう風呂敷です…(汗)

…。



さて今回は。


primevalのジャ魔専時代の友人J君のおススメに手を出しました。。

愛のむきだし [DVD]

愛のむきだし [DVD]

ソノ名も『愛のむきだし』。

タイトルからしてシンプルかつ大胆(笑)

先にいっておけば、primevalもイチオシする『自殺サークル』と同じ監督。
ちなみに神(笑)映画『エクステ』もしかり。

ストーリー*****

幼い頃に母を亡くし、神父の父テツと二人暮しのユウ。理想の女性“マリア”に巡り合うことを夢見ながら、平和な日々を送っていた。しかしテツが妖艶な女サオリに溺れてから生活は一変。やがてサオリがテツのもとを去ると、テツはユウに毎日「懺悔」を強要するようになる。父との繋がりを保つために盗撮という罪作りに没入していくユウ。そんな彼はある日、罰ゲームで女装している最中に、ついに理想の女性ヨーコと巡り合うが……。
*****

うーむ。

この物語の中核は、(色んな方面から)“愛”に飢えてる、もしくは欠如してる登場人物(ほぼ全員)が、自分に足りない部分(物語では空洞となってるカシラ?)を埋めるために数奇な人生を歩む…てとこでしょうか?

何といっても4時間というもう一日の授業ぐらい拘束されるカンジですが(primevalはDVDなので二週間に分けましがww)、つまらない授業を受けるよりもこの映画を観る方がいいですね(笑)

実話で原作があるようですが、映画としてはハイレベルなエンターテイメントでしょうな。なんせコメディ、エロス、スプラッタ、シリアス、ラブストーリー…とてんこ盛りの内容になってますからね。。(まぁシュールラブストーリーってのがが一番合うか…)

まぁありえないシチュエーションが90%なカンジですが(血の噴出し方とかパンチらの仕方とかww)とにかく主人公が「自分は変態です!」と断言するのがいいですね〜。心の空洞を「変態」行為で埋めようとする主人公は他の誰よりも人間的だし。家庭環境に問題アリでちょっと特殊な性癖の持ち主かもしれないけど、はたからみれば恋に夢中になってる思春期の男子ですよ。

ヒロインを悪徳宗教から救う(矯正する?)、という物語ですが、このヒロイン演じる満島ひかりのエロスったらヤバいですねww
ネットの書き込みとかに「浜辺で新約聖書の一節を読み上げる」迫真のシーンが高評価されてますが、primevalはむしろ中盤前の、チンピラ相手にさそりに扮した主人公と戦う満島ひかりのパンチラシーンのが印象的ですねww

それと物語の柱とされるのは“宗教”とか“信仰”ですよね…。

貧しい農民からキリストが生まれたように、信仰とはもともと「救い」を求めるもので絶望から生まれるんだと思いますが、セリフからあるように「結局人間に残るのは信仰と希望と愛」らしい。
宗教はムズかしくてアホなprimevalは理解し難い…。アメリカで言えば信仰が神ですが、昔の日本でいえばそれは天皇か。。信仰・希望・愛は連動するものなら、なるほど、最期に『天皇○歳!!』で皆死ぬわけか…(あ、問題発言か?笑)

ちなみに『自殺サークル』。この映画もある種の信仰が中核の映画なので、『愛のむきだし』とリンクしてたまらないですねぇぇ。
(コイケほどでは無いですが、ネットを使って悪を裏から潰そうとした女の子がカッコイイです。殺されますけど。てかほぼバッドエンドですけど笑)

まぁ宗教は分かりませんが、この映画に関して言えばコイケが最強。。
(笑)

ヒロインがはまる悪徳宗教の幹部ですが、もうキャラと安藤サクラのマッチ具合が素敵すぐる。。

2011年、primevalは安藤サクラに注目するぞ!


そしてprimevalに『愛のむきだし』をおススメしてくれたJ君よ、、

グッジョブ♪♪
(あ、コイツ上から目線だww)

★★★★☆

つか可愛いなぁ〜

姉妹でアレはたまらんでしょッ

え?

新年早々穏やかじゃないって?
あ、変態とか言わないの、てか言わせな〜い
(姫ちゃんドコいったんだぁ!?)爆

ま、可愛い宣言は何のこっちゃでもない。
AKB48の板野姉妹に他ならないよww


*****************


では。最近の若いアイドルを見るとオッサンごとく己を感じてしまうprimeval、2011年の冒頭を飾るのはこれだ!

空気人形 [DVD]

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★『空気人形』★★

ストーリーは**レトロなアパートで秀雄(板尾創路)と暮らす空気人形(ペ・ドゥナ)に、ある日思いがけずに心が宿ってしまう。人形は持ち主が仕事に出かけるといそいそと身支度を整え、一人で街歩きを楽しむようになる。やがて彼女はレンタルビデオ店で働く純一(ARATA)にひそかな恋心を抱き、自分も彼と同じ店でアルバイトをすることに決めるが……。



『誰もしらない』などの是枝裕和監督が、業田良家原作の短編コミック「ゴーダ哲学堂 空気人形」を映画化した切ないラブストーリーです。出演者はARATA板尾創路ら個性派。国際的撮影監督、リー・ピンビンのカメラによる情緒豊かな東京の風景と、人形の純粋さに夢中になる作品どす。

感想…

ぺ・ドゥナって超目がデカい!!

ってのと(笑)、映像の綺麗さを強調させる無機質で無慈悲で都会の人間模様をしっかりと表現してる。だけどやっぱり生きてる人間がもたらす何かが異質な感じがする、そしてほんのり温かい。

主人公の人形はぶっちゃけダッ○ワイフ(自主規制)ですが、心を持ち純粋に人間を愛し、自然を愛し、東京という無味無臭な街をも愛します。

ただあまりにも愛しすぎたので、一人の青年に好意を持ったこともあり、自分が人形であるコトに違和感を持つのですが、しょせんは空気しか入ってないカラッポな人形でしかありません。

前半はどことなく穏やかにのほほんとしてますが、何といっても後半の展開です。自分の全てを知っている好きな青年の『オレもお前と同じでカラッポなんだ』という言葉を純粋に信じ、彼を自分の空気で満たしてあげるべく悲劇を…。。なんとなく想像がつくと思われますが。。
こののち『人形は壊れたら燃えないごみ、人間は燃えるごみだ』という生みの親のことばの通り、青年を可燃ごみへ、自分は不燃ごみで命はてます。。

何ともいいがたいシュールで悲しい映画ですが、まるで日常の風景の一こまのように、この寂しい街、住んでる人々が最後は全てリンクするように繋がります。。


この温い風が耳元に感じるような映画…やはし是枝監督!!!

★★★☆☆

どぅーも。
今日、生まれて初めての死ぬほど痛い検査をしたprimevalです。
今だったら冬将軍にも打ち勝てそうです!!(…。)


サクッといっちゃいましょう。。


本日の素材はこちら。。

時計じかけのオレンジ [DVD]

時計じかけのオレンジ [DVD]

まさしく芸術の秋に相応しい、異色の(?)美しい(?)映像文学といえる映画です。。※実は初のおすすめされた一本(ちなみにprimeval行き着けの美容院のスタイリストさんに。)

解説&ストーリー

↓↓

麻薬と暴力とセックスを生きがいに幅をきかす近未来の非行グループ。殺人事件で仲間に裏切られ、投獄された首領のアレックスは、攻撃性を断つ洗脳の実験台となり、すっかりおとなしくなってしまう。立場が逆転して、被害者だった者たちから彼が身に受ける暴力禍。自殺未遂のはてに彼はもとの狂暴さを取り戻す。痛烈な皮肉のきいた幕切れである。地下道の浮浪者を愛用のステッキで打ちすえ、有閑マダムを『雨に唄えば』のメロディーにのせてレイプする過剰な暴力を、キューブリックは驚くほどクールに演出。母乳成分のウルトラミルクを飲ませるバーや広々としたレコード・ショップなど、近未来風俗のデザイン・センスと相まって、ブラックなテーマをポップな美学で処理していく、彼の天才的な手腕が冴える。アレックスが愛聴するヴェートーヴェンの『第九』の雄壮な曲調と、シンセサイザーの草分け、カーロスのアブストラクトな曲調が作り出す不思議な音空間も秀逸。氷のようなシニスムに貫かれた傑作。

うーーむ。。

シンプルブレインのprimevalには到底むず(ムズ=難)の世界。

面白いか、面白くないのかでいえば…実にオモシロい作品であるのは確か。。
監督のセンスには脱帽しますね。。ストーリーどうのこうのよりもまず映像美というか、演出、背景、小物使いに圧倒されます。。

まさにカラフルなシアター展覧会!!
オープニングからヤラれます(笑)

この映画を一言であらわせば『コミカル100%』ですね!

作品の解釈どころをあげれば、、

☆タイトルの意味
…はいくつも解釈があるけど、もともとロンドンの下町言葉の言い回しで「なにをかんがえているか分からない変人」を指す言葉だそうです。また、マレーシア語では人間をオレンジと言い、「時計じかけの人間」ってことで国家の奴隷っていう意味もあるそうです。

☆物語のポイント
…暴力にまみれた狂った若者、それとも自分たちの利益しか考えない狂った政治、どちらに感情移入するかどうか。

…アレックスの人生=音楽なのか?
(主人公はベートーベン狂い)

…ラストの謎。
(主人公の本当の意味の更正とは何か??)

、等でしょうか??
ちなみにprimevalは、“悪人は死んで生まれ変わっても悪人”(バカは死んでも治らない)っていうことがいいたいだけだと解釈してますww
※ムズかしく考えたら頭パンクします。

洗脳だの国家に対する揶揄だの色欲だの平和のためだのと色んな解釈が出来るすんげーエンターテイナーの作品だと思います♪♪

ちなみにprimeval的名シーンは、冒頭の敵対するグループとの大袈裟な乱闘シーン(笑)人が普通に殴っただけで数メートルふっとびます。。


星★★★☆☆