KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

東京マラソン2012(つづき)

「つづく」って書いておいて全然更新してませんでした。東京マラソン2012の続きエントリーです。

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写真は、東京都庁に飾ってあるオリンピック誘致のため(たぶん)のバルーン。ちなみに走る時は身軽でいたいのでカメラは持って走りません。けっこうiPhoneとかデジカメを持って走っている人がいます。僕も走っている途中の写真を撮りたいなと思うんですけど、優先順位は、身軽さ>写真です。

東京マラソンは午前9時10分にスタートするんですが、8時40分くらいにはスタート地点の整列がほぼ完了しています。30分間もずっと待っているのはとても寒いので、僕はビニール袋をポンチョにして少しでも温かい格好をします。ビニール袋のポンチョだと走る時に捨てられるんです。

大会側も了承している節があって、「ポンチョはスタート地点に捨てておいて下さい。」みたいなことがどこかに書いてありました。それだけ、待っている側は寒いんです。でも3万5千人も並ぶんだからしょうがないのです。

9時5分に車いすの人が先行スタートします。9時10分に一般ランナーのスタート。僕は右膝に不安を抱えながらスタートしたのですが、10キロくらい走ると逆に痛みはなくなりました。ただ、今回のレースは寒かったです。走り始めると大丈夫かな?と思っていたのですが、意外と手先が冷たかったです。手袋して走ればよかったな。

さすがにレース前2週間をほとんど何もせずにいたので、26キロ地点でちょっとばててきました。というか、走りはそれほど遅くないのですが、調子が良い時はあっという間に30キロまで来るのですが、この日は26キロ辺りで、「あれ?まだ26キロ?」と思ってしまったのが精神的に大きかったです。

30キロ超えた時点でバテバテになり。一気にラップタイムが下がってきました。練習もそれほどしていないので、「まあ、しょうがないわ。」と言う気持ちになり、さらにゆっくりペースに(笑)。35キロ付近で歩いたり、走ったりしてのんびり完走を目指しました。

30キロを超えてくるとドリンクだけでなく、バナナとかチョコレートとかレーズンが配られます。お腹も減ってきたし、足がパンパンで走る気にもならないので、甘いものでも食べて気を紛らわせようと思い、レーズンをわしづかみにして、1粒1粒味わいながら走りました(笑)。

レーズン食べている間は走れるんだけど、レーズンがなくなると歩くという、いったい何を目標に走っているのか自分でもわからない状況でゴールに向かっていきました。あと、1キロになった時点で、そろそろ走らんと男じゃないよな(今さら)と思い、よたよた走りました。

そして、ゴール。フィニッシュして思ったのが、「やっぱり練習って大事だよなぁ。」でした。今回は本当に走り込めなかった。でも、30キロくらいまでは良いペースで走れたし、また練習していろいろなレースに出ようと心に誓いました。

なんだかんだ言って、マラソンは楽しいです。こんな素敵な大会を毎年やってくれて、スタッフの皆さん、ありがとうございました。ボランティアの皆さんも笑顔で応援してくれて、とても励みになりました。今度はいつ出られるかわからないけど、来年も申し込もうと思います。