読了本
- 「聖杯は迷宮に誘う (ルルル文庫)」「銀のコインは愛を伝える (ルルル文庫)」歴史ミステリー部に入っている夏美は、夏休みに親を亡くした親戚の少女の相手をしてくれと呼び出しされた。その家では、奇妙な家鳴りが起こっていた。歴史ミステリかなーと思ってたのですが、これは伝奇だ。むしろ田中芳樹寄りだ。それを少女目線にしているので、だいぶテイストは違いますが。前の巻あのラストにしておいて、後どうするのかなーと思ったら意外とあっさり復活してきた（笑）。まあ、そうするしかないよね。毎回毎回夏美ちゃんは、まーよくトラブルに遭うこと。少女もので伝奇って、案外ない気がするので、そのあたりが好きな人は面白いかも。
- 「天才探偵Sen〈3〉呪いだらけの礼拝堂 (ポプラポケット文庫)」天才少年だけどまだまだこどもな千くんの活躍。近所の私立校では、白バラという名前の秘密結社？のような組織が騒ぎを起こしていた。悪魔を恐れる彼らは何をしようとしているのか？やっぱり保健の先生がラスボスに見えて仕方がない（笑）。ミカエル様がラストはちょっと影薄かったのが残念。彼の役に立たなさをもっと出してほしかったなあ。千くんのちょっとだめなところももっと出すと面白くなってくるんじゃないかと思いました。
