なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

ビーンズ文庫完結済おすすめシリーズ

 「マメレージ・キャンペーン」支援として、角川ビーンズ文庫で最近完結したシリーズでおすすめなもの。

  • 「オペラシリーズ」(栗原ちひろ角川ビーンズ文庫)東方の薬師で、体内に魔物を飼っているため常に病弱に見えるが剣は強いカナギ。自分には心がないといいはる白皙の詩人こと、ソラ。カナギを狙う暗殺者として現れたミリアン。三人の旅を描いたシリーズです。会話のテンポが非常によいので楽しめました。表紙を見るとごてごてした印象ですが、一本気でものごとを単純にしたがるカナギはぜーんぜん虚飾的ではないです。少女少女もしてないし、BLでもないので、男性でも楽しめると思います。「翼の帰る処」が気に入った方にはおすすめ。最初の巻より、二巻目のラストからが盛り上がってきます。

オペラ・エテルニタ 世界は永遠を歌う (角川ビーンズ文庫)オペラ・カンタンテ 静寂の歌い手 (角川ビーンズ文庫)オペラ・フィオーレ 花よ荒野に咲け (角川ビーンズ文庫)オペラ・エリーゾ 暗き楽園の設計者 (角川ビーンズ文庫)
オペラ・ラビリント―光と滅びの迷宮 (角川ビーンズ文庫)オペラ・グローリア―讃えよ神なき栄光を (角川ビーンズ文庫)オペラ・メモーリア―祝祭の思い出 (角川ビーンズ文庫)オペラ・アウローラ―君が見る暁の火 (角川ビーンズ文庫)

  • 「光の精煉師ディオン」(村田栞・角川ビーンズ文庫)化学物質の融合と分解を、石と「炉」で操ることのできる「精煉師」のみが所属する部隊の二人の少年が主人公のシリーズ。恋愛要素こそほぼないですが、男の子+青年らが軍隊で(といっても傭兵っぽいノリだけど)わいわい楽しくやっている感じを楽しむのにはとてもよいシリーズでした。そういうのが好きな人にはおすすめです。途中の女装に脱線な感じも含めて面白かった。

光の精煉師ディオン―旅立ちの朝は君と (角川ビーンズ文庫)光の精煉師ディオン―初任務は秘密の修業 (角川ビーンズ文庫)光の精煉師ディオン―潜入捜査は怪盗と (角川ビーンズ文庫)光の精煉師ディオン    天才指揮者とオペラ座で (角川ビーンズ文庫)
光の精煉師ディオン    皇太子と危険なバカンス (角川ビーンズ文庫)光の精煉師ディオン  指揮官は明日を夢見る (角川ビーンズ文庫)

  • 「マギの魔法使い」(瑞山いつき角川ビーンズ文庫)「化粧は魔女の武器」と言い放つ白魔女、エメリイが常に現実的にあろうとする姿勢が楽しく読めました。今回のお勧めの中では、この作品が一番ラブ中心です。ツンデレ的には、ヒーローのデレが終盤爆発(笑)。相当な破壊力でした。最初の数巻よりは、最後の方が面白くなってきます。

マギの魔法使い―エメラルドは逃亡中! (角川ビーンズ文庫)マギの魔法使い―国王は求婚中! (角川ビーンズ文庫)マギの魔法使い  科学者は誘惑中! (角川ビーンズ文庫)マギの魔法使い    魔女たちは恋愛中! (角川ビーンズ文庫)
マギの魔法使い  若獅子は片恋中! (角川ビーンズ文庫)マギの魔法使い  魔法使いは決断中! (角川ビーンズ文庫)

  • やさしい竜の殺し方」(津守時生角川ビーンズ文庫異世界からやってきた竜の化身とおかたい神官の恋愛ファンタジー。男と男のカップルですが、そんなことが気にならないぐらいコメディとらぶらぶな会話が楽しいシリーズです。まあ男っても竜だし。抵抗感ある人でもこれなら楽しめると思います。そしてもちろん面白い。外出先で読むには勇気が必要な作品です。

やさしい竜の殺し方 (1) (角川ビーンズ文庫)やさしい竜の殺し方 (2) (角川ビーンズ文庫)やさしい竜の殺し方 (3) (角川ビーンズ文庫)やさしい竜の殺し方 (4) (角川ビーンズ文庫)
やさしい竜の殺し方〈5〉 (角川ビーンズ文庫)やさしい竜の殺し方〈6〉 (角川ビーンズ文庫)やさしい竜の殺し方  memorial (角川ビーンズ文庫)