読了本
- 「雄風翻く-返り忠兵衛江戸見聞(5) (双葉文庫)」故郷を追われ、江戸の長屋にいつづけている忠兵衛は次々と命を狙われて……。うーん、最初のあたりとはだいぶカラーがかわってきてしまったのが残念。押しかけ女房的な存在(笑)の与茂平とのいちゃいちゃは面白いんだけど……(おい)。もう忠兵衛は与茂平とくっついちゃいなよ!と何度も思った。そして、忠兵衛はかかわることなく事態が進み、これからどうすんの状態でおわってまいました……作者、どうしようとしているんだろう……(不安)。
- 「幾星霜の夜を越え (花とゆめCOMICS)」殺され「かけて」から、そのままの姿で四百年近くのときを過ごしてきた狂四郎。自分を不死の存在にした「そいつ」とうり二つの奴を見つけたが……。なかなかに熱さとあたたかさをうまいかんじにもった方だなあと思います。
- 「茶箱遊び: 匣 筥 匳(はこ ハコ HAKO)」お茶道具をひと箱に収める、そのセットの図鑑のような一冊。籠やら道具やらは昔のものだったりするんだけど、それと布の合わせ方が面白かった。布にも、裏地と表地が違うのだったり、柄物だったりと、和服や和柄、モダンな感じのものに興味がある人におすすめです。これ持っててもたぶん使わない(笑)んだけど、こーゆー布との組み合わせはなんでかわくわくするなあ。
神なる君と その5・(ミコトルート)
というわけで、全員クリアいたしました。
神様やめて、君を神様にしちゃったよ☆とかなんとかいって、主人公をいきなり神様にしたミコトちゃん。正しくヘタレキャラのまま、エンディング……って、ええっ!?と思ったら、そうきたか。ヘタレくんが成長するには、こうするしかないんだね、きっと。
八雲兄さんの役目は、できればずっと一緒にいたはずの鳴海にやってほしかったけど……八雲だからこそ、言葉に重みがあるのかもなあ。……うう、でも鳴海にやってほしかった。プロローグでは、あれだけミコトに思い入れがあるようだったのに、このルートではほとんど鳴海がでてこないってもなあ……。
大妖も、本当は名前とかあるだろうに、ほぼ出番なしってのもなあ……まあサイズの問題とかいろいろあるんだろうけど。
エンディングまではとことんヘタレのミコトにややいらいらしましたが、今までのみんなの思いを胸にひとがんばりする彼は輝いてました。……てゆーか、影のヒロインはお母さんよね(笑)。
「泣いているひとのそばには、誰かがいないといけないと、お母さんが言ってた」
「神なる君と (限定版)」(オトメイト・PSP)より
全体的には、主人公が能天気でいまいち好きになれなかったのが残念でしたが、周回めぐりが前提な仕様で、とちゅうのエピソードが選択できるように分かれているのがとてもよかった。それぞれ面白いし、それぞれ違うサブキャラに焦点を合わせるというのがまたよし。惜しいのは、主人公の声がないことですねえ……まあ容量的に無理なのかもしれませんが、かんじんなシーンぐらいほしいわ〜。
男性キャラは、なるみんが一番ツボで他のルートでも愛でまくりました。「無口な奴だろ」とかかわいすぎます。あと、八雲兄さんが人間なのに一番超人なのが笑えた。順番としては、鳴海はミコトの前にやるのがおすすめです。最初にやるべきではなかった(笑)。攻略はものすごくかんたんで、一回も攻略ページとかみなくてできた。
背景、特に夕方の風景が特に美しくてよかった。音楽とあいまって、秋っぽくてまたよいですね。
全体的に、「運命にはあらがえない」「どうしようもないことがある」という切ない方向のストーリーです。
あ、おまけの御神楽山散策はいいね!キャラとキャラの組み合わせが今度はなんだろう!って楽しみでした。
AMNESIA アムネシア その1
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で、すでに購入済みだったこちらを始めました。
私は「AMNESIA LATER(通常版) - PSP」とのセットである「AMNESIA ツインパック」を買っています。
アクシデントで記憶を無くした主人公。「自分の記憶」を取り戻すことはできるのか?
私の好きな「記憶」ネタなので、手を出してみました。「神なる君と (通常版) - PSP」と同じオトメイト。システムが使いやすくはないですね……アナログパッドで前履歴とかいや……。
とりあえず、オリオン=虫としておきました(笑)。