・「紫色のクオリア」３巻（完結）（綱島志朗・アスキー・メディアワークス電撃コミックス） シリーズ最終巻。「まどか」でSFの世界にはまった人には、ぜひ読んでほしい作品となりました。これもまた、「親友」を求めて求めて、そこまでいってしまうんですか…

・「英国マザーグース物語シリーズ」（完結）（久賀理世・集英社コバルト文庫） 少年の装いで新聞記者として働いている令嬢、セシルとその相棒の実は……な挿絵画家ジュリアンの周りに起きる事件とは？というシリーズ完結編。二人の「うそつきたち」のシリーズ…

・「図書館の魔女」（上下）（高田大介・講談社） 今年は「新人さん」から始まるのは、なぜかというと、この作品が今年のベスト１だったからです。 異世界ものではありますが、ファンタジー要素はほぼなし。政治の話でもありますが、何もわからないキリヒト…

2013年に私が読んだベスト。出版された年は無視しています。 今年読んだ本は496冊でした。少女小説の好きなシリーズがぱたぱたと終わってしまい、もしかして追っているのがすごく少なくなっている……？とおびえ気味。

「酒田さ行ぐさげ 日本橋人情横丁」宇江佐真理さんによる江戸の人情もの短編集。あら、いい話ばっかりじゃない？と思ったら、最後のタイトル作は切ない終わり方だった。わかいもんのいい話とかもあって、なかなか面白かったです。

「凍て蝶―深川日向ごよみ (双葉文庫)」理由あって国許を離れ江戸の長屋暮らしを始めた母子。後家となった日向子は剣の達人で、女ならではの剣を活かせと亡き夫に言われたが……。「女ならではの剣」とは、剣をふるう理由、ということだろうと思っています。子…

・「時間旅行者の系譜シリーズ」（ケルスティン・ギア・遠山明子訳・東京創元社） いかにもなロンドンの現代っ子グウェンドリンは、ある日いきなりのタイムスリップ。「時間旅行者」の管理をしている団体にひきずりこまれていった先では、パーフェクトな美少…

「俺の教室にハルヒはいない2 (角川スニーカー文庫)」学園ものが苦手な男の子が、声優たちのラブコメ？に巻き込まれるようなラブでないような……という微妙なお話。前の巻のほうが面白かった。

「総指揮官と私の事情 (レジーナブックス)」異世界トリップした二十歳の女の子を拾ったのは、異世界の「総指揮官殿」。彼の屋敷でぐーたら食っちゃ寝していた私はようやく働くことを決意したけれど、彼はなかなか家から出してくれなくて……。べた甘ではなく、…

こんな夢をみた。 小野不由美さんの（何かの）懸賞発表があり、当選者名が一覧に！（でも私の名前はない） その当選者名が、小野不由美さんの手書き！うらやましい！という夢を見た（笑）。 たしかにこの時代、手書きの発表って新しいかも。

「乙女ゲーム世界で主人公相手にスパイをやっています〈2〉」小説家になろう！サイトに掲載されたものの書籍化版。いきなり「俺、乙女ゲーの攻略対象なんだ」と従兄に言われた主人公が、モブの一員として攻略を見守ろう……としたら、自分もヒロインぽくなって…

「普通のOLがトリップしたらどうなる、こうなる (レジーナブックス)」異世界に目が覚めたらいたOLは、セイラと名乗ってこの世界で生きていくこととした。宿屋ではたらいているときに出会った美青年の正体は？や、タイトルはちょっとさぎでは……と思うけれど、…

「ベリーカルテットの事件簿 薔薇と毒薬とチョコレート (コバルト文庫)」メイドとしての仕事を始めたシャノン。お屋敷では、殺人事件が起きてしまったが、シャノンはなぜか慣れた風で……。シャノンが冷静すぎて、ちょっと楽しめるまでいけなかった。 「目覚め…

「ヴルスト! ヴルスト! ヴルスト!」高卒資格を得るために勉強をしはじめたら、ヴルスト（ソーセージ）づくりに燃えているおっさんにこきつかわれてしまう……というお話。主人公の勇人くんは、まあやればできる子ということで、そんなに苦労している感じはなか…

今年のベスト本まとめ終わり〜あとは仕事して（……）年末を迎えるだけだー。

ララメロディオンライン（すべて無料） http://www.lala-melody-online.com/ に掲載されている、「ときざみ手帳」（咲宮涼）がなかなか面白かったのでメモ。 咲宮涼さんは、LaLaDXでお気に入りだったので、再会できてうれしいです。 こういう、コミックスを…

PlayStation Vita TV (VTE-1000AB01)【メーカー生産終了】出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント発売日: 2013/11/14メディア: Video Gameこの商品を含むブログ (26件) を見るhttp://www.jp.playstation.com/psvitatv/index.html?hfclick=…

「銀の竜騎士団 ウサギとめぐり逢いの円舞曲 (角川ビーンズ文庫)」短編集。 「石の繭 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)」背の小さな新米女刑事が主人公の刑事ドラマ。女性が主人公なためか、ハードボイルドすぎず、私の好みである猟奇殺人鬼の話で予想以上に楽…

引き続き仕事でやられ中。

「この世界がゲームだと俺だけが知っている 3」ゲームの世界に入り込んでしまった主人公が、バグやらスキルやら、システムの「すきま」をやりくりして死をまぬがれるシリーズ。今回は「絶対に起こしてはいけない困難なイベント」を起こしてしまった彼が……と…

「首の姫と首なし騎士 奪われし花嫁 (角川ビーンズ文庫)」インドア派で積極的なわけがない末っ子の一応姫が、政争の真っただ中でたちすくむのではなく、しっかりと見据える物語。主人公のシャーロットの、おとなしいわけではなく、冷めているわけでもなく、…

「パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から (幻冬舎文庫)」似鳥鶏さんの新刊。元警部である気弱そうな青年パティシェと、彼を駆り出そうとする現役警官女子、元警部の兄で喫茶店の経営者の三人がメインのコージーミステリ……かな？いろいろと設定に無…

「翼の帰る処 4 ―時の階梯― 下」隠居志望だったところを、思わぬ隠居となったヤエト。しかし、やるべきことが減るわけもなく、かえって増えるばかり……という悩みのつきない、「禿げろ」が口癖になりつつあるヤエト殿です。預言者の言われるるままに旅立ち、…