さいころじすと日記

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2015-04-11

2015-03-23

[][]イミテーション・ゲーム追記

※以下、「イミテーション・ゲーム」のネタバレにもかかる話題

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2015-03-22

[][]イミテーション・ゲーム The Imitation Game(イギリス・アメリカ、2014年)

映画「イミテーション・ゲーム」を観てきた。

第2次世界大戦で、圧倒的優勢を誇っていたドイツ軍の原動力ともなっていた暗号機「エニグマ」の解読を成し遂げた、イギリス人天才数学者アラン・チューリングの人生を描いた作品。戦後50年までその功績が機密扱いなっていたため、彼のその偉大な功績が最近まで知られることがなかった。しかし、「機械を超えるのは機械」として暗号解読機械の開発に尽力し、コンピューター、人工知能の元を作った彼の功績はあまりに大きい。

いやあ、今年は「アメリカン・スナイパー」を超える作品は出ないかなぁ、と思っていたけど、超えちゃいましたね。ただ、その理由は、史実や彼の人生、それらが問う社会的テーマ、社会的メッセージの強さがあまりに衝撃的だからに尽きる。いや、演出や音楽も素晴らしい。

映画は、彼の10代、軍に志願をしてはじめたエニグマの解読、戦後の彼の人生が平行して描かれる。ラスト、クライマックスにそれら3つの物語が収斂していく展開・演出は見事。戦争映画、ラブストーリー、スパイもの、ヒューマン・ドラマ、人権問題、ジェンダーの問題など、様々な要素がうまく織り交ぜられている。

2015-02-27

[][][]アメリカン・スナイパー原作

映画「アメリカン・スナイパー」の原案となった彼の自伝本。2012年に出版された「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」を映画化にあわせ、改題され、表紙も変えられている。生い立ち、シールズでの厳しい選抜訓練、イラクでの作戦活動、家族への想い、戦争の悲劇に蝕まれていく心の内などが書かれている。

2015-02-26

[][]アメリカン・スナイパーのモデル・著者が被害者となった殺人事件の裁判

「アメリカン・スナイパー」モデルを射殺した男が終身刑

2015-02-23

[][][]アメリカン・スナイパー雑感

さらに「アメリカン・スナイパー」雑感。

ISのテロ、シリア内線、クリス・カイルの死、その刑事裁判の開始など受けて、アメリカではこの作品を巡る議論が盛んになっているようだ。あのオバマ夫人は、映画への「主人公、暴力を美化しすぎている」という批判に対し、作品を擁護する声明を出しているそうな。パンフレットなどのイーストウッドのインタビューなどを見ると----彼は、今のイラク戦争やアフガニスタン侵攻には反対の立場を取っている印象。というか、戦争には反対という印象。しかし、ある意味、戦争は政治・宗教・経済に翻弄され、結局その問題によっておこるものの、実際戦うのは兵士である。彼は、「戦争は反対だが、そこで戦う兵士に対してはもっと敬意払い、支援をすべきだ」と言いたいんだと思う。

[][][]米軍のPTSDの問題

「アメリカン・スナイパー」を見て色々と調べてみた。軍人のPTSDの問題ってのは、やはり相当深刻だ。

アメリカ軍最高のスナイパーであるクリス・カイルは、壊れていく心と家族との葛藤に苦しむ中で除隊を決意し、その後民間軍事会社とPTSDで苦しむ退役軍人の支援団体を作り活動していた。彼は、退役軍人のPTSDの改善には戦場を疑似体験させることが重要と考え、射撃場での射撃訓練をメニューに入れていた。CBTで言うところの暴露反応妨害に近いものだろうか。しかし、その最中に、突如銃を乱射され、至近距離で撃たれて死亡している。被告の裁判は、ちょうどこの2月から始まっている。

クリス・カイルとともにイラクで戦ったシールズ隊員の中にもPTSDで自殺をしているものがいる。イラク戦争以降、アメリカ軍退役軍人による殺人事件は120〜150件ほど。被害者の半数は家族や友人といった身近な人とのことである。母数がわからないので何とも言えないけど、重大な社会問題であることは確かだ。

2015-02-22

[][]アメリカン・スナイパー AMERICAN SNIPER(アメリカ、2014年)

アメリカン・スナイパーの感想。以下、ネタバレも含みます。

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2014-05-26

[][]メンタルケアの意味をわかって欲しい。


被害にあったAKBメンバーの心のケアを、なんて言う一方で、退院し病院を出た痛々しい彼女たちを取り囲みフラッシュを浴びせるマスコミ----。

う〜ん、スタッフはマスコミの前に彼女たちを晒すべきではなかった。やっぱり「メンタルケア」ってのが何なのかわかっていない。


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2014-04-13

[][][]The ACT of K1illing

犯罪加害者の更生プログラムのひとつに、犯罪行為を再現させる劇を演じさせる、なんてものがあるけど----

ミニシアターで、ドキュメンタリー映画「アクト・オブ・キリング」を観に行く。

1965年、スカルノ政権下でクーデターが勃発。当時の陸軍スハルト将軍(後に大統領となる)ら、共産党・共産主義を快く思っていなかった権力者は、クーデターの黒幕を共産主義者と決めつけ、100万人以上の虐殺を行う。アメリカも反共政策の一環として彼らを支援していた。

この作品は、虐殺の実行を主として担った民兵やギャングたち─現在も英雄として裕福な暮らしをしている彼ら─に、虐殺を再現する映画作品の作成を持ちかけ、その政策過程、彼らへのインビュー、彼らの日常生活を収録している。

(以下、ネタバレです)

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2014-02-10

[][]根本的な間違い

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漫画雑誌「週刊ゴラク」の1月10・17日合併特大号から新連載の天才カウンセラーものの作品「オネスティ」からのひとコマ。

「精神科医」を「カウンセラー」って、根本的というか、きわめて基本的なところでまちがっているじゃない。作者はもっとしっかり取材した方がいい。

というか、あいかわらず時代遅れのフロイトを取り上げるのは勘弁してほしい。