さいころじすと日記

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2008-02-21

[][]非常勤職を掛け持ちする心理士であることの不便さ、その対策として「個人事業主になろう」計画!?

私は、かっこよく言えば「フリーランス」「フリー」、かっこ悪く言えば「フリーター」な心理士である。毎年毎年、複数の勤務先と契約のようなものをして働きに出る。

そして、この時期になると確定申告(2月20日に済ませました)と、来年度の勤務先の確保で忙しくなるというか、まあ疲れるわけで。

まあ、フリーなんだから身分の不安定さや保障のなさ、昇進・昇給とは無縁であるデメリットははじめからわかりきっているのだけど、それ以外にもいろいろ不都合なことがある。

で、最近つくづく不都合と感じるのが“肩書き”の問題。講演・研修の講師の仕事や、論文、学会発表では、何らかの肩書きを出す必要があるのだけど----組織で働いているものの、“所属していない”以上、許可なくして勝手に使用することはできない。じゃあ、「新聞記者」だとか「俳優」だとか、「精神科医」、「ソムリエ」といった感じで職名を肩書きにすればいいのだけど、「臨床心理士」「心理士」「カウンセラー」といった職名を肩書きとして使用するのは日本ではまだなじみとはなっていない。それらを論文や学会発表で肩書きとして使っている人は少数である。

「肩書き」に関しては、もうひとつ問題がある。臨床心理士会にしても所属する学会にしても、自分の情報を登録しておくわけだけど、勤務先が変わるたび(特に登録したときに使用した肩書きが変わるたび)に登録変更の手続きをしないといけない。これも実にめんどくさい。

次に最近つくづく感じる不都合としては、“税金”。非常勤の掛け持ちであるが、形式的には私は「給与所得者」となる。給与所得者は、給与収入から給与所得を引いた給与所得控除の額が、実質「経費として使うお金」として位置づけられているため、基本的には「経費」で節税するということができない。ただし、経費が給与所得控除額を超える場合のみ、「特定支出」ということで控除することができるが、勤務先に「特定支出に関する依頼書」を提出して「給与等の支払者の証明書」をもらわないといけない。私は今年度、3つの雇い主から給料をもらい、5つの職場で仕事をしているが、特定支出控除を受けようと思った場合、どうすればいいのだろうか? また特定支出の依頼書は、「通勤費」「転居費」「研修費」「資格取得費」「帰宅旅費」が別々になっているため、複数を申請しようとすれば、これまた非常にめんどくさい。

まぁ、私の推測だけど、この制度は正規雇用者のための制度であって、フリーター・非常勤職、とりわけそれらの専門職も想定して定められたということではないと思う。たとえ、できるにしても、立場上頼むのは難しい面がある。

まっとうな心理士であれば、学会・研修会・勉強会の参加費、それにかかる交通費・宿泊費・交際費、書籍代、学会会費、スーパーバイズなどなど、毎年相当なお金を使っている。また勤務先によっては交通費が出ない、あるいは少ないところもある。


そこで、ただ今、肩書きの問題と税金の問題をクリアするために、「個人事業主」になろうかなと模索中。形式的にでも個人事業主になれば肩書きの問題もクリアできるし、経費は経費として比較的簡単に処理できる。ただし、今の勤務形態では収入は給与収入のみで、個人事業主になっても個人事業としての収入はほぼゼロになる。個人事業主で給与収入があること(=兼業すること)は問題ないし、そういう人はたくさんいるが、個人事業主で収入が給与収入のみというのはどうなんだろうか?


というわけで、確定申告のシーズンが終わったら、税務署に行ってじっくり相談してこようかなと思います。

CP武蔵CP武蔵 2008/02/21 16:50 私も数年前まで非常勤かけもちでした。
個人事業主になっても給与所得の必要経費は認められないのではないかと思います。
支払先に、給与ではなく、謝金とか報酬とかにしてもらうようお願いすると、確定申告すれば、必要経費が全て認められるようになります。ただそうなると、労働基準法の保護が受けられなくなるので、労災や有給休暇や社会保険の権利がなくなります。
必要経費として認められるものは、条件があるので、そのあたりは税務署で確認されるのがいいと思います。通勤費や消耗品などの経費は認められます。研修は自分の技能向上のための研修は認められませんが、その職場の特定のケースに役に立つというものなら、諸々の費用が認められると、以前税務署で聞きました。なので、スーパービジョン代はOKだと思いますが、資格取得はだめなのではないかと思います。学会研修会は微妙なところではないかと思います。

takashitakashi 2008/02/22 00:01 CP武蔵様

コメントありがとうございます。とても参考になります。

>支払先に、給与ではなく、謝金とか報酬とかにしてもら
>うようお願いすると、確定申告すれば、必要経費が全て
>認められるようになります。

SCについては聞いてみましたが、難しいとの返事でした。

>労働基準法の保護が受けられなくなるので、労災や有給
>休暇や社会保険の権利がなくなります。

私の場合、有給や社会保険の権利は現時点でもないので、それほど大きな影響はなさそうです。


>研修は自分の技能向上のための研修は認められませんが

>資格取得はだめなのではないかと思います。

例えば、臨床心理士資格を持っていないと働けないような、あるいは雇用に不利になるということであれば、資格更新にかかる費用や研修代も経費として落とせる可能性は高まる、ということはないのでしょうか----? そのへんは、税務署を納得させることさえできればOKということにはならないのでしょうか? 更新制の資格は圧倒的に少ないので、そのへんの事情をわかっていない税務署の方がほとんどかと。というか、これぐらいはOKして欲しいところですね。


こういった税金にまつわる話ひとつとってもみても、いかに心理士が社会で認められていないか垣間見ることができますね。

それから
>個人事業主になっても給与所得の必要経費は認められな
>いのではないかと思います。

「事業所収入のため経費を使っているのですが、今のところ商売がうまくいっておらずこちらの収入は見込めないので、生活のため給与収入の仕事をしています」と言っても納得してくれませんかね?(苦笑)


またいろいろ教えていただけたら幸いです。

nishikawanishikawa 2008/02/22 16:34 いつでも相談に乗りますよ(格安で)

takashitakashi 2008/02/22 20:10 nishikawaさん

ある意味、1番聞くべき人であるし、1番聞いてはいけない人でもありますね(苦笑)。

でも、こういうコメントを書くということは、「工夫すればできる」ということですかね(ニンマリ)。

紗更紗更 2008/02/25 00:18 お久しぶりです。お元気ですか?
臨士会は以前説明して「弁護士会みたいなもの?」というコメントをいただき、
「はい、そうです」とお答えしてOKでました。
その時に資格がないと雇ってもらえないと説明して、研修費も認めてもらいました。
まぁSCが調査研究だった時代のことですが…。

ほしいお友だちは会計士さんですよね。
裏技教えてほし〜い。

takashitakashi 2008/02/25 01:05 どうも、紗更姐さん。

よくないことは重なりますが、ぼちぼち元気で生きなが
らえてますよ(苦笑)。

会計士・税理士、ほんま友だちに欲しいですね。