日増しに虫の音が高く聞こえます。

 
  もう8月、毎日が駆け足で過ぎてしまう。
 月日を振り返るけれど、出来事をすぐに思いだせない。
 毎日、何をして過ごしていたのだろう、
 その時その場を考えた筈なのに・・・。
 これも平凡な生活を過ごせたからだろうと思う。 
 一方、老いは少しずつ影を落としているのだろう。


  猛暑の夏も、お盆が過ぎると和らぐことでしょう。
 朝晩涼しい風を感じ、ひぐらしの音を聴き、人里に下りる大群の
 赤とんぼを眺めて待ちます。
 この夏が遠ざかると、もの淋しい初秋を迎えます。
 ことしも夏から秋への移りを感じたいです。


  ことしの猛暑に対抗して、ゴーヤを5ヵ所に植える。
 なぜ? 同じ苗でそれぞれが個性をもつのだろう。
 土の違い、プランターだから?  葉が大きく育ち窓を覆うヶ所、
 幼児の手みたいな葉は ”こもれび” が覗く。
 大きい葉も小さい葉もみんな一緒、
 朝の水遣りは心が和む、ひと時なのです。



 


 ”二度咲きのバラ、小ぶりですが可愛いです”