静かな午後です。

 暖かい日差しに心が和みます。
その日差しも、蔭ると急に肌寒さを感じます。
欲しかったパンジーを見つけ、こごえる手をさすり玄関先に
黄色と紫を植える。 フリルの花びらが ”愛らしさ” をアピー
ルするかのようです。 「今夜も霜が降りるだろう・・・」 目覚
めたら、一番にカーテンを開き、「寒かったね」 と言葉を掛け
てあげよう。


「霜」 先日、この冬一番の寒さでした。
雨戸を開けると、「雪が降ったのかな?」 と勘違いするほど、
霜で真っ白。 足元の濡れ縁にも霜が降りていた。 顔を近づ
けると朝日に反射してキラキラと光りを放っている。 結晶が、
ダイヤの輝きを放つ。 散りばめられた輝きは 「光り輝く小箱」 
を覗き見る感動でした。


明日辺りが 「大寒」 でしょうか。
「さざんか」 の開花を待っていたけれど、この寒さに傷めら
れて忍びないです。 まだまだ硬い蕾があり、寒さがゆるむ
のを待つばかりです。


”良かった、綺麗に写してあげられて。 ホッと肩をすくめる”