そんなわけで2016年に劇場で観た映画ベストを選んでみました。
- 1.シン・ゴジラ
『ゴジラが日本を襲い、日本人が対処する』シチュエーションに特化することが出来た作品。
ありえぬものを見事に目の当たりにしてくれるのがフィクションで、それが映像に特化したのが映画であるのならば。
東京の夜の底を燃やし尽くしたビーム光線以上のシーンはそうは上げられません。
そういう意味合いではオールタイムベスト級の一作でした。
観た直後の感想はこちら→シン・ゴジラ 雑感 - ここにいないのは
- 2..オデッセイ
SF小説 『火星の人』の映画化。
ギークでアメリカ的なノリの爽快な原作を欠かすところなくかつテンポよく映像化していました。映画オリジナルのエンディングシーンも決まっていました。
題名以外は文句なし。
- 3..君の名は。
言わずと知れたモンスター級のヒットをきたしたアニメ映画。
リッチな映像、現代風俗を切り取り、真っ正直に絵空事を描いていて、キャッチーな恋愛も込み込み。自分の武器を損なわず、売れ線を狙って爆発的に売れた。これはもう巨匠の仕事で良いんじゃないでしょうか。
次回作が凄い作りにくそうですが、しれっと普通に元のような自分の作りたいものを作ってきそうな気もします。
- まとめ
その他今年上映で観たのは「ヘイトフルエイト」、「ゼーガペインADP」、「劇場版 マジェスティックプリンス−覚醒の遺伝子−」、「ローグ・ワン」。
「この世界の片隅に」 「ドント・ブリーズ」あたりは観たかったですが、スケジュールと上映施設からちょっと無理そうです。
それでも今年はかなり劇場で楽しませてもらいました。来年も良い映画に出会えますように。