(゜(○○)゜) プヒプヒ日記



 

2012-02-01

そりゃそうだ(笑)

今日読んだいい言葉:

@onozukariki

とあるかたに、なんとなく富ノ沢「あめんちあ」を勧めた。大苦戦の末読み終わったようだが、しばらく富ノ沢は読みたくないと感想がきた。まあ、普通はそうだ。私もそう思うが被害者をふやせそうなときはついね。

「まあ、普通はそうだ」って……。こんなフレーズはふつうの人からはなかなか出てきません。法王の面目が躍如としています。

こんな文章を読むとなんだか拙豚も人に本を薦めてみたくなる。ということで、この本はいいですよ。

剃刀日記 ― シリーズ 日本語の醍醐味 (2)

剃刀日記 ― シリーズ 日本語の醍醐味 (2)

作者は床屋さんだそうだ。そのせいかどうか、文体の切れ味がはんぱではない。怪談が好きな人も読んで損はないはず。

あとこれもいいですよ。

サブ・ローザ―書物不良談義

サブ・ローザ―書物不良談義

石井恭二という人の凄さが、これを読んではじめてわかりました。

おうそうそう、法王といえば、「サブ・ローザ」のなかにはこんなフレーズが出てくる。

フーコーは「ブルトンはフランスのゲーテである」と言ったが、当時の私にはまだその真意はわかるはずもなかったし、わかろうとも思わなかった。

ブルトンに親しんでいない拙豚にもフーコーの真意はわからない。だが、この言葉をひっくりかえした「ゲーテはドイツのブルトンである」は、実に正しい! 200%正しいフレーズである。21世紀のいま、ゲーテを読もうとするならば、その「色彩論」「新メルジーヌ」「ファウスト」「イタリア紀行」「西東詩集」などを読もうとするならば、すべからく「ドイツのブルトン、ドイツのブルトン、……」と何度かくりかえしてから読むべし。かならずやめくるめく読書体験が得られるであろう。

2012-01-28

恐ルベキ、戦慄スベキ、

某巨大掲示板には、あらかじめいろいろな情報が書き込まれていた。いわく「轟く咆吼」、いわく「会場崩壊の危機」、いわく「ゴジラがひょいっと戦闘機をはたき落とすようなもの」……もちろん匿名掲示板の常として、相当の誇張がふくまれているには違いない。しかし話半分としてもかなり危険なイベントのようである。火のないところに煙は立たないというではないか。念のため、会場ではなるべく出口近くに座り、何かあったらすぐ避難できるようにしておこうと思った。

しかしこの計画はイベント開始前に早くも蹉跌を見せた。せっかく出口近くに座ったのに、さらに出口近くに座られてしまったのだった。すっかり退路を絶たれた格好である。

イベントがはじまった。最初のうちは和やかに過ぎていった。しかしやがて出演者に向けて、次の一言が発せられた。「罵倒されたい? この場で。」

室内は凍りつき、一つおいて隣の席に座っていた体格のいい方が、あわてて部屋から逃げていった。(この方は最後まで戻ってこなかった。) だがいかんせん、拙豚はすでに逃げ道をふさがれている。

二百人が倉庫に入れられたのに十人しか戻ってこないという、まるで「ヴァテック」の一挿話のようなはなし、ご主人のほかは、一人しかその姿を見たことがない奥さんのはなし、恋愛小説を書くと世界が破滅する人のはなし、復刻ついでに社名まで復刻するはなし。現実のすぐ隣には、なんと不思議な世界が口を開けているものだろう。まるで新アラビア夜話の世界のようでもあった。

らんぎくらんぎく 2012/01/29 01:03 見たな

puhipuhipuhipuhi 2012/01/29 08:25 あとにも先にも、あんなに恐ろしかったことはありません

2012-01-23

『揺籃』納入完了

矢野目源一歌集『揺籃』、もっと残っていたと思ったら10冊しか見つからない。とりあえずあるだけ古書肆マルドロールさんに送りました。代わりに、ほとんど完売したと思った『世界最古のもの』が大量に出てきた。ああ!

れいはるれいはる 2012/01/28 23:32 まだ、うちにだいぶありますよ。

puhipuhipuhipuhi 2012/01/29 08:23 おおなんと! いよいよなくなったらお願いするかもしれませんのでよろしく〜

れいはるれいはる 2012/01/29 22:10 是非、その方向でお願いします。番号も控えているし。

2012-01-21

うんうん

完訳 ナンセンスの絵本 (岩波文庫)

完訳 ナンセンスの絵本 (岩波文庫)

わけあって今日は一日中押韻でうんうん唸っていた。これほど充実しない土曜日の過ごし方があるだろうか。でもこういうのはプチプチつぶしと同じで、一応のけりがつくまではなかなか中途でやめるのがむずかしい。「俺が一杯、お前が一杯、二日酔いで大失敗」……うーんいまひとつだなー……さるにても『ナンセンスの絵本』の柳瀬尚紀訳は凄い! ただひたすら、その前にひれ伏すのみ。

小野塚力さんからタレコミあり。「今月の石神井書林の目録に矢野目訳のカンディードの原稿が。あと、某マイナス二号のゆりかごが目録に掲載されてます」 ……大事なことなので何度でも言いますが、矢野目源一歌集「揺籃」はまだ在庫があります。これはわがエディション・プヒプヒの全刊行物のなかでもダントツに売れない本で、平井功訳詩集がほとんど瞬殺完売になったのと好対照。詩と歌のあいだにある大いなる深遠をのぞきみる思いです。

ということで、急遽マルドロールさんに追加納入することにしました。近日中に買えるようになると思うので興味ある方はぜひ。玲はる名さんの別冊解説もついています。

2012-01-18

意外に売れる

@langiku

櫻井清彦 うちの店子だった古書肆マルドロールさんが引っ越した http://maldoror.web.fc2.com/ なぜかプヒプヒの本は意外に売れるらしい へえー

ふおふおふおふお(得意満面)。

ということで今日また30部納入しました。品切れで一部にご迷惑をかけていた『迷路』も復活しています。寒い冬は面妖な幻想文学を満喫するのが一番です。なにとぞよろしく〜。

櫻井さん、『回想の幻想文学会』書きませんか。ばんばん売ってさしあげますことよ。

らんぎくらんぎく 2012/01/21 00:31 ふおふおふおふお←バルタン星人

puhipuhipuhipuhi 2012/01/21 12:58 ぜひぜひお願いします! 一気に書くのが難しければ、りきマガジンに連載という手もあります。
30年もたっているのですから、もはや何を書いても時効でしょう(笑)