謀略級三国志のプレイレポ

6/26に開催された謀略級三国志のプレイレポです。
謀略級三国志のルールについてはこちらをご参照ください。→http://www.chugen.net/sangokushigoods/bouryaku_sanogkushi.html
各キャラクターの勝利条件はこちらです。→http://d.hatena.ne.jp/rerasiu/20081122/p1


一戦目

出現キャラクター:周瑜、張昭、呂玲綺、華佗左慈貂蝉姜維ホウ統

私が引いたキャラクターは華佗
華佗の勝利条件は「ゲーム終了時に全群雄がマップ上で生存している」なんですが、1ターン経過する間に
袁術皇帝陛下敗退 →劉備敗退 →新時代の足音で袁術劉備孫策死亡
のコンボを引いて手数が足りない感じに。
何もできないで終わりました。
流石に3人同時に死なれると復活させる暇がないです…

呉の軍師が会稽まで伸ばしたところで勝利宣言を一旦ためらうのですが、
「どうせ張昭でしょ?」と煽られて勝利宣言したところで貂蝉が勝利をかっさらうという展開でした。


二戦目

出現キャラクター:賈文和、田豊貂蝉、管輅、姜維司馬徽、満寵、左慈

私は管輅。
やった管輅初プレイ!管輅はプレイ開始前に全プレイヤーのキャラクターカードを見られるので、上から目線でプレイをニヤニヤ見られそうでうらやましかったんですよ。
でカード見たら上の状態ですよ。
満寵はまず無いでしょ(断言)、
姜維と賈文和は西方でつぶし合いしそうだから除外、
貂蝉予想は寒いゲームになるらしいから除外、
このメンバーだと左慈が勝つ前に試合が終わりそうだし除外、
司馬徽…プッ

というわけで田豊、君にきめた!

ってなるじゃないですか

まさか1ターン目で全員北方にダイスが偏るなんて想像しないじゃないですか
気がついたら蜀が北方で勢力を超伸ばしてるなんて想像しないじゃないですか
田豊が蜀に寄生する展開なんて想像しないじゃないですか

司馬徽の勝利は潰したい。でも田豊は蜀に行っちゃって袁紹は置き去り。
頼みの左慈呂布と一緒に魏を攻めあぐねているところ。
戸惑う私を余所に、「陳琳です^^」という顔で蜀にやってくる貂蝉
何かを機敏に察した司馬徽は蜀の軍師を辞して南方に逃亡。
田豊「ここを取れば共同勝利ですねー」貂蝉「あ、三部隊増援しておきますね^^」
貂蝉司馬徽共同勝利

…こうして私の管輅初プレイは幕を閉じたのであった


三戦目

出現キャラクター:司馬懿ホウ統、呂玲綺、姜維諸葛亮、陳琳、華佗、程イク

私は姜維姜維も初プレイな気がする。

南下しようとする魏を襄陽でホウ統が迎え撃ったり(連環の計強すぎ)、
呂布が不死鳥の如く撤退と勢力拡大を繰り広げたりするのを生暖かく見守りつつ、
馬騰軍に寄生して西方を伸ばしていたら東南の風が!

孔明先生は最初は魏と呂布軍に構っていたのですが、一人ではどうにも手が進まないことに気づき、ひとりたのしくへいわに過ごしていた姜維を包囲して
姜維殿、蜀に仕官しなさい。蜀に仕官すれば魏から天水を取り戻してあげますよ」とリアル舌戦を仕掛けてきました。
旗色が悪くなってきたし孔明先生は戦闘最強なので蜀に降ることを決める姜維
ここまで歴史通り!

その後司馬徽がクーデターを仕掛けるが失敗したり、呂布が何度もよみがえったり等いろいろありましたが、蜀があと3手くらいで14点取れそう!というところになって、
それまで魏の軍師をしていた程イクが蜀の軍師になり、「伝国の玉璽」カード(そのターン中勝利点が+1される)を提出しておもむろに勝利宣言。
反計カードを持っていなかった孔明軍は敗北。

程イクのことを下から3番目くらいに勝ちにくいキャラクターだと思っていたのに、見事なプレイでした。
蜀にとりいって勝利した程イクを見ながら、私は初代三国志大戦で流行した「桃園の誓いデッキに程イク(反計)を入れるプレイ」を思い出していました。。。


四戦目

出現キャラクター:于吉、貂蝉ホウ統、張昭、程イク、荀文若、陳琳

張昭だったのですが一緒に呉の軍師やってる人が明らかに襄陽取りたそうだったので、
襄陽と会稽を同時に取得して共同勝利する方法を考えて提案したのですが、
「んな面倒なことやってられるか。讒言」
軍師やめさせられてホウ統が勝ち。
7人プレイだと独走し始めた人を止める手数が不足しますね。



総論

・管輅はちゃんと仕官するべきだった
孔明先生が場に出てくると、他のプレイヤーが強い戦略カードを孔明に取られないように握りこむ→孔明先生、戦でいまいち勝ちきれない→ただし姜維だけは舌先三寸で仲間になる
なんという歴史通り
司馬懿弱すぎるよ司馬懿 せめてクーデターは100%成功するようにしてあげて。。。
貂蝉エロいよ貂蝉

三国志大戦流星群

というわけで新作です。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6092309

想像以上に時間がかかって、もう完成しないんじゃないかとあきらめてましたが、なんとか作り終えることができました。

たくさんの「待ってました」コメント、ありがとうございます!
ほんとお待たせして申し訳ありません。

いつもどおり歌担当との合作です><

きんがしんねん

思えば昨年はいろいろな方に愛されたり愛したりした一年でありました。 
何らかの形で交流を持てた全ての方々に感謝と、愛と、「今年もよろしく」の言葉を。 
いやほんとに!ほんとによろしくお願いしますって!

新年初おえかき(トレースだけど)
ゆっくりしていってね!!!なラムダさんとベルンさん。
絵下手だなー自分

新バージョンでのデッキ考察

求心が減ったので今のデッキが強いんじゃね?と思ったのも束の間、軍師蔡文姫入り漢デッキ・華佗入り漢デッキに押しつぶされて帰ってきました。こんばんは。 
軍師蔡文姫なんてどうやって使うんだろうと思ってましたが、自城前で連環ロックしてたらあっさりつかまったYO! 

というわけで新デッキかんがえまーす! 
一部は使ってきたので感想も書いておきます。 

<真面目編> 

1.憂国の舞入り流星 

今回の名君は舞なんですねわかります! 

必須パーツ:R小喬甄洛 
入ると便利そうなパーツ:柵持ちの人たち 
軍師:業炎かなぁ 

憂国はまだ引いてないので、引いたら是非使いたいです。…と思ったら、国力に依存するんですかこれ。めんどいなぁ 

2.憂国の舞入り傾国 

まさかのダブル舞 

必須パーツ:SR貂蝉甄洛 
入ると便利そうなパーツ:柵持ちの人たち、王允 
軍師:連環…? 

3.竜巻傾国 

なんか面白そうな妨害計略が追加されたときいて 

必須パーツ:SR貂蝉 
入るべきパーツ:R張角or張宝 
入ると便利そうなパーツ:柵持ちの人たち 
軍師:連環か業炎 

SR貂蝉・R張角・リカクシ・丁奉・張昭・潘璋・軍師陸遜でやってきたけど蜀にしか勝てなかった。機略には勝てそうだったんだけどラグのせいで張角劉曄に看破されて終了したぜ 

<不真面目編> 

4.鶏肋求心 

曹操劉備に敗北した漢中争奪戦を忠実に再現しようとしたデッキ。 

必須パーツ:SR曹操・楊修・曹植 
入れられるパーツ:張儁乂、夏侯惇曹彰 
軍師:司馬懿陳羣 

楊修が転進なのに入れられるパーツが主に雲散系の計略持ちで、相手の強化計略メタが無駄に多すぎる感じが山頂布陣。これじゃ劉備にも負けるよね! 
敗北したときの史実を忠実になぞっているデッキですので、当然まるで勝てませんでしたの3連敗。楊修の撤退時台詞が「鶏肋鶏肋」がとても素敵ですので誰かいいデッキを組んでください。 

5.曹豹血盟軍デッキ 

曹豹が大好きなので。 
史実に忠実なデッキは8コスト揃わないので無理ですが、曹豹らしい味のあるデッキをくめればいいなと思ってます。 

必須パーツ:曹豹・陶謙 
入れられるパーツ:戦乱の計略を持っている武将(袁紹朱儁田豊あたり) 
軍師:いちばん使えなそうな軍師を連れてこい!

新作ですけど三国志大戦じゃありませんの

http://www.nicovideo.jp/watch/sm4573489 
メルト替え歌をミクさんに歌わせてみた感じで。 

作詞:全武将が全裸 
歌:初音ミク 
ミク調教:裸貫中 
動画:裸貫中 
歌詞英訳:知り合いの中では一番英語が得意っぽい先輩 

今更ですけどメルトいい曲ですね! 

「自分の声が嫌いなのでミクで作った上で動画をつけてほしいです」と、全武将が全裸氏がデモテープ(テキストファイルではなく)を送りつけてきたので協力しました。 

素材は主に横山光輝三国志からいただいてきましたが、実は読んだことないですよね横山三国志。 


初めての歴史タグなんですがユーザー層がさっぱりわかりません 
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4571082が伸びてないってどういうことなの

ネタバレ無し・崖の上のポニョ雑感(ちょっと辛口)

私が何か作ったりするときに考えることで、「自分にとっての100点は、自分以外の人間にとっては50点未満」というのがあります。 
常に心がけているわけではなく、好き勝手やっていることも多いですが。 

人それぞれ面白いと思うものにはばらつきがあるので、自分がものすごく面白いと思うものは他人には受けない。 
逆に、自分にとっては80点くらいかなーと思うもののほうが周りの受けはいいです。自分が予想もしていなかった部分を面白いと評価されるなんてことも少なくありません。 

80点くらいのものを作れば、80点くらいで評価してくれる人がより多く獲得できる。結果、100点のものを一部の人に絶賛されるときよりも総合で獲得できる点数は多くなるわけです。 

多くの人間にとって100点なものを作れるのがベストといえばベストなんですが、、、私にとっては理想論です。 


話を『崖の上のポニョ』(以下、ポニョ)に戻します。 

ポニョは駿先生にとっての100点だと思います。 
駿先生と追求するものが合致した一部の人間にとっても100点。 
しかし、大多数の人間にとってはせいぜい50〜60点くらいなんじゃないでしょうか。 

これが、「芸術」として成功しているか否かで言えば、一部の人に高額で買ってもらえるものができたという意味で大成功だと思います。 
でも、「エンターテインメント」として成功なのかといえば、答えはノーでしょう。 
エンターテインメントはより多くの人間に比較的高い点数をつけられるべきものだと思うからです。 

「何がいいたいのかよくわからなかった」「すっきりしない」とポニョを評す人が多いです。 
これはそのまま、「作品を他人に伝えることに失敗している」ということに他なりません。(見に行く前に気づくべきだった) 

つまり、ポニョは宮崎アニメの集大成であり最高の芸術作品ですが、エンタメとしては失敗作である。 

これが私の客観的な感想です。