炸裂する妄想。
今朝、信号待ちをしていた私の後ろで交わされていた会話です。
「よう!」
「あっ。びっくりしたぁ…。うふふ」
「うは。お前、驚き方がかわいい…」
えーと。♂×♂です。
あまりにも突然すぎて、というか朝の忙しい時間帯なのに、なんでこんなときに遭遇してしまうんだろうとか、変にどきどきしてしまいましたが。やはり歌舞伎町が近い場所柄なんでしょうか(んなわけないっての)。それとも、服飾の専門学校の生徒だからでしょうか(偏見だってば(^^;)。しかも生徒だとは限らないし)。
「うふふ」と笑っていた男の子、確かに甘ったるい感じの話し方ではあったんですけど。でもそれは、普通の範囲内だったと思うんだけどなあ。もう1人の男の子の「かわいい…」というつぶやきがなければっ。あれさえなければ全然普通の会話のはずだったのに。
あまりにも驚いて、振り返ることすらできなかったのが残念。というか、そんなことはしない方がよかったのかもしれませんが。でもその後、会社につくまでずーーーーーっと彼らのことが頭から離れなかったのはしょうがないよねえ。分かってもらえるよね、この気持ち。ね? ね?(求む同士)。
2月15日分
- 「痕跡 (下) (講談社文庫)」パトリシア・コーンウェル(講談社文庫)←通勤のお供(読了)。
今回は、ケイもマリーノも大活躍。舞台がリッチモンドだったこともあって、昔を思い出します。ちょっと寂しくなるけど。でも、なんというか、検死局の局長を退いてからのシリーズでは、終わりがハッキリしない。いや、ちゃんと事件は解決してるし、謎が残されているわけでもないんですけどね。強いて言うなら、人間関係の決着が着いていない、ということ。ケイにしてもルーシーにしても、ぼやかされていて、それがまた続編へと繋がるんだろうし、そういう終わり方を嫌っているわけでもないんだけど、これまでとはちょっと違う気がして…。まあでも、あっという間に読んじゃうのはすごいと思う。魅力的。文字も大きいし(笑)。比較的新しめの講談社文庫は、どれも文字が大きくって読みやすくていい(^-^)。
- 「本陣殺人事件 (角川文庫)」横溝正史(角川文庫)←新通勤のお供。
やや。「本陣」って中編だったんですか。そんなこともしらない、横溝初心者です(笑)。横溝はまだ1冊しか読んでなくて、「悪魔の手毬唄」ですが、でもあんまりおどろおどろしいイメージってなかったんですよね。これもやっぱり岡山の農村が舞台の、それは恐ろしい殺人事件の話なのですが、文章自体、物語自体はそんなに恐ろしそうな雰囲気ではない。そういうギャップが楽しいなあ。