あけましておめでとうございます。


いまだに「あけおめ」とか言っている人を見て、心底驚いているプッチーオオヤです。どうせ略すんだったら「A.O.G.」とかのほうがよくない?


なんて本当にどうでもいい話題でスタートをきってしまいました。まったく先行き不安です。そうそう、年末にカウンターをつけてみました。伸びが気になるのって、最初の三日間ぐらいですね。嘘です。すごく気になってます。
というわけで、1億ヒットを達成した暁には、ファッキングマシーンを通販で買って、そのまましょっぱいロボコン会場に殴り込みをかけるオフでも開きましょう。

オタクとナンパと出会い系


先日、「オチャワン」というサイトを紹介したのですが、ものの見事に反響がありませんでした。くやしかったので、ちょっとオタクさんと出会い系について調べてみました。


まず、「オタク」と「出会い」で検索をかけると、くだんの「オチャワン」が大量にヒットします。出会い系じゃねーだろ、と思うんですが、出会い系サイトの集まるリンク集にパブ攻勢をかけている模様。


と。……やっぱりあるじゃないですか。


「ラブおた」
http://loveota.cside.com/index.html
「マニアな人のための出会い系サイト」だそうです。

ラブおた とは …オタクの皆が恋人や友達になるのをサポートし、まじめな出会いを応援するサイトです! オタクだって、出会いが欲しい。登録は無料です。全国の友達を検索して探せるよ! マンガ・アニメ・ゲーム・同人誌・コミケ・即売会などの話をしたい全国の人たちが、掲示板であなたのメールを待ってます。

待ってるんですって。


「ラブおた検索」では、出会いたい相手の属性を、かなり絞り込んで検索することができるようになっています。これなら、同じ漫画やアニメが好きな人を簡単に探せるわけです。
オタクさんにとって、かなり理想的なサイトなんじゃないですか? って、え?


「ラブおた管理人ナナの日記」
http://www3.diary.ne.jp/user/318590/
2003年12月17日の項をご覧ください。

会員の皆様にお知らせいたします。
当サイトは、これより一ヶ月後の間に、サービスを停止させることにいたしました。
直接的な理由としては、出会い系サイトへの規制強化や、プロバイダー様のシステム環境の不安定さなど、様々な理由が複合的にございます。
現状では、満足していただけるサービスを続けることは困難だと判断いたしました。
当方の力不足により、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

ありゃりゃ。


ちなみにこのサイト、「登録は無料」だが、男性が女性にメールを送ってコンタクトを取るときに料金が発生するシステムになっている。たしか「エキサイトフレンズ」がそんなシステムだったかな? 違ったっけ?
ともかく「サイト閉鎖の前までに、ポイントを使い切ることをお勧めいたします」とな。


一見、かなりビジネスになりそうなこの「オタク向け出会い系サイト」。なぜ、「1年足らずの短い間」しか機能しなかったのだろうか?


……考えても、ぜんぜんわからないので、ちょっと遊んでみることにした。
さっそく「ラブおた検索」を使用してみよう。えーと、漫画ね。「アイシールド」「ミスフル」「マンキン」……なに、それ? 漫画?
包丁人味平」とか「空手バカ一代」とかは入ってないの? 入ってないんだってさ。
とりあえず、関係ありそうなチェックボックスは「その他」のカテゴリの中にあった「めがね」という項目だけだったのだが(近視なので)、まぁたぶんこれも本当は関係ないんだろうなぁ。


とりあえず、自分が住んでいるのが東京なので、「南関東」に住んでいる「女性」という大雑把きわまりない指定で検索をかけてみることにした。えい。


……3人かよ!


東京のオタク女子は出会いに不自由していないのだろうか? あ、コミケとかあるしね。地方の女子こそ、こういうサイトが必要なんだと思うな。


「地域:北陸」で検索してみると……。
0でした。


まぁ登録者数が絶対的に少なかった、というのが敗因でしょうな。


ちなみに「南関東」「男性」で検索すると、42人ヒットします。


さぁイマジンしてみましょう。
オタク男性42人とオタク女性3人の合コンパーティ風景。
ありえません。


2003年3月30日の管理人日記より。

自分の趣味にこだわりを持っているということで、とかく孤立しがち。
同じ趣味を語り合いたいのに、殻にこもりがちになってしまいがち。
そしてみんながいるところでは、本当の自分の趣味を隠して、生活しなくて
はならない。


そんな本当の自分をわかってくれる、そんな友達がほしい!

別に欲しくなかったようです。


まぁあれだけのサクっとしたデータだけで、「本当の自分のことをわかってくれる」男性が見つかるんじゃないかと思った女性が少なかった、ということだったんじゃないんでしょうかね。
そこまで考えていなかったとしても、そもそもベースがオタクなわけですから、やっぱり顔写真のひとつでもないと「出会う」のは勇気いるでしょうし(偏見混じってます)。


男性からのアクセスが多いのはなぜかって?
そんなもの、セックスしたいからに決まってるじゃないですか。


「オタクの出会い 恋愛成就」
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Sirius/2029/
こちらは個人サイトです。

マンガ、アニメ、ゲームが好き オタクでも恋人がほしい。そんなあなたのために、すでに成立しているオタクカップルの体験談、アンケートをもとにさまざまな情報を提供します。

有用な情報が得られそうですな。


って、「HOW TO」コーナー以外は全て工事中だった。
まぁいいや。この「オタク恋人を見つける方法」をつらつらと見ていきましょう。
へー、コミケは「それほど確率はよくないよう」なんだ。
ネットの項では「ラブおた」を紹介しながら「かなりの確率で交際できるでしょう」「便利な世の中になりましたね」と進軍ラッパを吹きまくっていましたが、その「ラブおた」が実質上のギブアップ宣言してしまっていたり。
なかなかうまくいきませんね。


ん? 「ナンパ」なんて項があります。孤立オタクにナンパなんてできるのかしら?
まずはアドバイスを聞いておきましょう。

同じナンパでもコミケでのナンパはあまり女性にいい印象を与えなくても
もっと効果的なナンパ場所があります。
それはスクリーントーン売り場です。

す、スクリーントーン売り場?


……たしかに、スクリーントーンをわざわざ買いにくる女性なら、漫画やアニメが好きに違いないでしょうね。よく考えてあると思うのですが、だったら書店の漫画売り場とかだって一緒じゃないの?

基礎としてスクリーントーン選びは孤独感を感じることが多いので
そこで声をかけられると運命的なものを感じるようです。

そうなんですか、としか言いようがありません。参りました。