ニューヨークフィルとサロネン

初のニューヨーク 【今回のコンサート】 「Salonen, Sibelius, and Ravel」 日時:2013年11月1日11時 会場:エイヴリー・フィッシャー・ホール Avery Fisher Hall(NYC) 【ミュージシャン】 管弦楽:ニューヨークフィルハーモニック ヴァイオリン:リーラ・…

セシル・テイラーがやってくる

2013年11月17日 いやー、びっくりしました。 セシル・テイラーが来日ですよ。 先日、京都賞を受賞したんですね。 チケット買いました。11月17日、草月ホールです。 楽しみです。 で、予習でこんなの見つけて聴いてます。 1969年、パリのライブ。 ジミー・ラ…

菊地雅章を初めてまとめて聴く

ユニークな日本のジャズピアニスト 菊地雅章の名前はもちろんずっと知ってるんですが、そういえばなぜか聴く機会がなかった。 今回Youtubeでまとめていろいろ聴いて、すっかり好きになってしまいました。 なんでいままで聴かなかったんだろう? いちばんカッ…

やっぱり70年代の日本ジャズを聴いてる(3)

日本のジャズは宝の山 ひきつづき1970年代の日本のジャズを聴いてます。 まずはこれ。 ピアニスト、鈴木宏昌の1978年のアルバム。Suzuki Hiromasa Trio :PRIMROSE (1978) たいへんスタイリッシュなピアノです。 ぼくはジョン・テイラーとか思い出しちゃった…

1960〜70年代の日本のジャズにしびれる(2)

日本のジャズはやっぱりすごかった 前回につづいて日本のジャズをご紹介します。 Youtubeは宝の山ですね。 今回は60年代のやつも入れます。 まずはこれ。 「松本浩・市川秀男カルテット MEGALOPOLISメガロポリス」 1969年のアルバム。ヴィブラフォンの松本浩…

1970年代日本のジャズはこんなにすごかった。

日本のジャズは昔からすごかった 少し前に福居良の「Scenery」を聴いて以来、70年代の日本のジャズをYoutubeで探しては聴きまくっています。 このへんの音源を熱心にポストしている方がいて、ずいぶんお世話になりました。 そして、70年代の日本人ジャズの充…

三上寛の「BANG!」を聴け

今回のアルバム 三上寛「BANG!」(1974) (トラック) 1.このレコードを私に下さい 2.逢えてよかった 3.華麗なる絶望 4.Bang! 5.密猟の夜 6.なんてひどい唄なんだ 7.赤い馬 8.最後の最後の最後のサンバ 紹介を忘れてたアルバム 台風の夜に、ふと三上寛の「B…

福居良の「Early Summer」を深く聴く

今回のアルバム Fukui Ryo「Scenery」(1976) 曲目 1. It Could Happen To You 4:16 2. I Want To Talk About You 6:32 3. Early Summer 10:44 4. Willow Weep For Me 7:43 5. Autumn Leaves 6:31 6. Scenery 5:31 ミュージシャン 福居良(p) 伝法諭(b) 福…

札幌のジャズピアニスト、福居良にしびれる

日本のジャズのすごさを再認識 うーん、すごい。 こんなジャズピアニストがいたのか。 知らなかったのが恥ずかしい。 このピアニスト、福居良です。 これはすごい。 すごい。思わず10回くらい聴き直してしまいました。 1976年のアルバム「Scenery」の演奏だ…

ボストンのハードなジャズバンドを聴く

今回のアルバム デッド・キャット・バウンス「ホーム・スピークス・トゥ・ザ・ワンダリング」 DEAD CAT BOUNCE: Home Speaks to the Wandering (2004年、合衆国、INNOVA 593) Matt Steckler(SAX) Arie Werbrouck(bass) Bill Carbone(drums) Charlie Kohlha…

ギルバート&NYフィルのニールセンを聴く

今回のアルバム ニールセン:交響曲第2番「四気質」, 第3番「おおらかな交響曲」(ニューヨーク・フィル/ギルバート) NIELSEN, C.: Symphonies Nos. 2, "The 4 Temperaments" and 3, "Sinfonia espansiva" (New York Philharmonic, Gilbert) (デンマーク…

オランダのユニークなミニマル音楽を聴く

今回のアルバム シメオン・テン・ホルト「カント・オスティナート(2台ピアノ編)」(ハース/ヴィーリンガ) Simeon Ten Holt: Canto ostinato (Haas, Wieringa) キース・ヴィーリンガ - Kees Wieringa (ピアノ) ポロ・デ・ハース - Polo de Haas (ピアノ) …

エズラ・ダルフィダンの歌声にしびれる!

今回のアルバム フィダン 「カウンター・ポイント」 FIDAN: Counter Point (蘭/Challenge Classics:chr70159)ナクソスミュージックライブラリー: http://ml.naxos.jp/album/chr70159 トルコからの歌声 トルコ出身の女性ジャズシンガー、エズラ・ダルフィ…

大澤壽人と大栗裕の名曲を聴く。

今回のコンサート オーケストラ・ニッポニカ第22回演奏会 「大阪に生まれた作曲家たちによる交響作品展」 2012年9月2日(日)14:30-16:30 (四谷・紀尾井ホール) 清水脩:交響曲第3番(1960) 宅孝二:ロンド・カプリチオーソ〜小オーケストラのための 大澤壽…

ドン・チェリーのライブ最高だわ。

今回のアルバム ドン・チェリー Live at Cafe Montmartre, Vol. 1 DON CHERRY : Live at Cafe Montmartre, Vol. 1 (1966) (合衆国/ESP:ESP4032) ナクソスミュージックライブラリー:http://ml.naxos.jp/album/ESP4032 「ゴールデンサークル」の名曲をやっ…

松村禎三の交響曲一番に打ちのめされる

今回のコンサート 日本フィルハーモニー交響楽団第642回定期演奏会 2012年7月14日(土)14:00-16:00サントリーホール(赤坂) (ミュージシャン) 指揮:下野竜也 管弦楽:日本フィル (曲目) 戸田邦雄:合奏協奏曲「シ・ファ・ド」 山本直純:和楽器と管弦…

ブルガリアの超人シリーズその2

今回のアルバム ペヨ・ピーヴPeyo Peev「Plentenitsa」 (ブルガリア、Gega New GD328) (ナクソスミュージックライブラリー) http://ml.naxos.jp/album/GD328 民族楽器ガドゥルカの名手 きょうもブルガリア音楽の超人をご紹介します。 ブルガリアの民族楽…

ブルガリアの超絶アコーディオンにたまげる

今回のアルバム ピーター・ラルシェフ「ブルガリア」Petar Ralchev: Bulgaria (ブルガリア、Gega New GD282) (ナクソスミュージックライブラリー) http://ml.naxos.jp/album/GD282 バルカン半島は音楽の秘境 うーんすごいな。 バルカン半島にはまだまだ…

フィリピンのギター音楽を聴く

今回のアルバム 「フィリピンのスペイン・ギター音楽集」Ric Ickard (ギター) POPULAR GUITAR MUSIC OF THE PHILIPPINES (香港、ナクソス NAXOS 8.557759) (ナクソスミュージックライブラリー) http://ml.naxos.jp/album/8.557759 初のフィリピン訪問 短…

ギーレンのベートーヴェンはかっこいい

今回のアルバム ベートーヴェン:交響曲全集(南西ドイツ放送響/ギーレン) BEETHOVEN, L. van: Symphonies (Complete) (Gielen) (独、Haenssler Classic CD93.285) (ナクソスミュージックライブラリー) http://ml.naxos.jp/album/CD93.285 明晰かつ熱…

名旋律の力はかくも強し!

今回のアルバム 「Silence, on joue! A Time for Us」アンジェル・デュボーAngele Dubeau & ラ・ピエタLa Pieta (カナダ、Analekta AN28733) (ナクソスミュージックライブラリー) http://ml.naxos.jp/album/AN28733 映画音楽集 このアルバムはもてそうだ…

マル・ウォルドロンのピアノはかくも深い

ユニークなジャズピアニスト Youtubeで見つけた動画でブログを書いてみます。 過去に何度も書いたけど、マル・ウォルドロンMal Waldronは大好きなピアニストです。 彼のピアノは音数が少ない。 その代わり和音が分厚い。 打鍵が強い。 ヘタなのかもしれない…

ラビ・アブ・カリルを聴いてレバノンに恋い焦がれる

今回のアルバム ラビ・アブ・カリルRabih Abou-Khalil「ODD TIMES」 (ドイツ、Enja ENJ-9330) (ナクソスミュージックライブラリー) http://ml.naxos.jp/album/ENJ-9330 レバノンに平和を! 7月にレバノン旅行を計画していたのですが、キャンセルしました…

ズヴェーデン&ダラス響のベートーヴェン7番

今回のアルバム ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」, 第7番(ダラス響/ズヴェーデン) BEETHOVEN, L. van: Symphonies Nos. 5 and 7 (Dallas Symphony, van Zweden) (合衆国・DSO Live 001) (ナクソスミュージックライブラリー) http://ml.naxos.jp/a…

フランスの即興ピアニスト、ヴィエネルを聴く

今回のアルバム ウィエネ:ピアノ・インプロヴィゼーション(ウィエネ)(1950-1964) WIENER, J.: Piano Music (Improvisations au piano) (Wiener) (1950-1964) (仏・INA Memoire Vive IMV030) (ナクソスミュージックライブラリー) http://ml.naxos.jp…

合衆国のちゃらんぽらんなピアノ曲を聴く

今回のアルバム 「ジュフスキー:不屈の民」 RZEWSKI: The People United will never be Defeated (香港、ナクソス8.559360) ラルフ・ファン・ラートRalph van Raat(ピアノ) (ナクソスミュージックライブラリー) http://ml.naxos.jp/album/8.559360 「…

アルゼンチンの哀しいギターを聴く

今回のアルバム ユパンキ/セロ/ディアス:ギター作品集(マルティネス) Guitar Recital: Martinez, Carlos - YUPANQUI, A. / CERRO, P. del / DIAZ, B. (Atahualpa Yupanqui: Obra completa para guitarra versiones Carlos Martinez) (アルゼンチン・Acq…

ジョン・ケージはマジメな(?)作曲家

今回のアルバム ケージ:プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード集(ぺシャ) CAGE, J.: Sonatas and Interludes for Prepared Piano (Pescia) (仏・aeon AECD1227) (ナクソスミュージックライブラリー) http://ml.naxos.jp/album/AECD1227…

メシアンのオルガン曲は瞑想の友

今回のアルバム メシアン:聖体秘蹟の書(ジェイコブス) MESSIAEN, O.: Livre du Saint Sacrement (P. Jacobs) (香港・NAXOS 8.572436-37) (ナクソスミュージックライブラリー) http://ml.naxos.jp/album/8.572436-37 メシアンの「もてない音楽」 最初…

第二次大戦中の東京で響いた第九に感動する!

今回のアルバム ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」(日本語歌唱)(三宅春恵/四家文子/木下保/矢田部勁吉/日本交響楽団(NHK交響楽団)/山田和男)(1942) BEETHOVEN, L. van: Symphony No. 9, "Choral" (Sung in Japanese) (Japan Symphony, K…