暇と退屈の倫理学


著者:國分 功一郎  出版社:太田出版  2015年3月刊  \1,296(税込)  437P


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前回からのつづき)

浅沼ヒロシの「結論」


「暇と退屈の倫理学」の結論を理解するには、この本をはじめからきちんと読まなければならない、と國分氏は言っていた。
「結論だけを読んだ読者は間違いなく幻滅するであろう」と念押しされては結論を紹介するわけにいかない。


國分氏の結論を紹介できない代わりに、ぼくがこの本を読んで考えたことや読んで良かったと思ったことを書くことにした。
國分氏の本を読んだ人は必ずこういう考え方に導かれる、というわけではなく、あくまで個人の感想であることをおことわりしておく。

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