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ぴょぴょぴょ? - Linuxとかプログラミングの覚え書き - このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-08-01

macOS に Tex Live 2017をインストールする

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macOS SierraTeX環境を texlive2017 に更新したので手順をまとめます.

この記事は以下のエントリを macOS SierraTex Live 2017 に合わせて更新・加筆したものです.


2018年5月9日追記: Tex Live 2018版の記事をhttp://d.hatena.ne.jp/pyopyopyo/20180509 に用意しました.

BasicTeX

パッケージはMacTeXのサブセット版である BasicTeX を使いました.

MacTeXだと全パッケージがインストールされ 2.4GB ものディスク容量が消費されますが,サブセット版である BasicTeX は良くよく使われるパッケージのみをインストールするため必要な容量は 230MB程度です

また不足パッケージは後から簡単にインストールできるので実用上の問題もありません

ダウンロード&インストール

https://tug.org/mactex/morepackages.html から mactex-basic.pkg をダウンロードインストールします

なおMacTeXは

  • 2017 通常版 /usr/local/texlive/2017
  • 2017 BasicTeX /usr/local/texlive/2017basic
  • 2016 BasicTeX /usr/local/texlive/2016basic

という感じでディレクトリを分けてファイルを配置します

デフォルトTeX環境の選択は,"TeX Distribution"というアプリで行います.

メニューの”システム環境設定"にアイコンがあります.Spotlight検索TeX Distribution でも起動できます)

このアプリ

  • /Library/TeX/texbin
  • /Library/TeX/Root
  • /Library/TeX/Local
  • /Library/TeX/Documentation

というシンボリックリンクを管理していて,これらリンクデフォルトtex環境を選択する仕組みになっています.

たとえば mactex-basic.pkg をインストールすると,/Library/TeX/texbin のリンク先は /usr/local/texlive/2017basic/bin/x86_64-darwin

になります.

初期設定

basictex をインストールしたら,必要なパッケージを追加インストールします

方法は二つ

あります.

ここでは,説明が簡単,という理由CUIを使います.

ターミナルを起動し,まずは tlmgr 自身を更新します

$ sudo tlmgr update --self 

次に導入済みパッケージの更新

$ sudo tlmgr update  --all

続いて,必要なパッケージの追加インストール

日本語環境用パッケージをインストール

$ sudo tlmgr install ptex platex jsclasses japanese-otf cjk-gs-integrate adobemapping ptex-fontmaps

個人的に良く使うパッケージをインストール

$ sudo tlmgr install  type1cm subfigure dvipdfmx multirow

日本語フォントの設定

フォント周りで重要なパッケージは

  • cjk-gs-integrate
  • adobemapping
  • ptex-fontmaps

です

adobemapping を入れておかないとdvipdfmxでエラーが出ます

フォントの登録

$ cd /usr/local/texlive/2017basic/texmf-dist/scripts/cjk-gs-integrate
$ sudo ./cjk-gs-integrate.pl --link-texmf --force
$ sudo mktexlsr

これで,/usr/local/texlive/texmf-local/fonts以下に,フォントファイルへのシンボリックリンクが自動作成されます



フォントの変更

フォントが登録できたら,pdfに埋め込むフォントヒラギノの N シリーズ に変更

$ sudo updmap-sys --setoption jaEmbed hiragino-elcapitan-pron

自動で extractbb が実行されるようにする

以下の内容で /usr/local/texlive/texmf-local/web2c/texmf.cnf を用意します

shell_escape_commands = \
bibtex,bibtex8,bibtexu,upbibtex,biber,\
kpsewhich,\
makeindex,mendex,texindy,xindy,\
mpost,upmpost,\
repstopdf,epspdf,extractbb

古い TeX環境の削除

uninstallは簡単です

MacTex 2016を消したい場合は /usr/local/texlive/2016basic をディレクトリ毎削除するだけです

$ sudo rm -rf /usr/local/texlive/2016basic

トラブルシューティング

pdfに画像が貼れない/gsコマンドが無い
ghostscript (gsコマンド) がインストールされていないと dvipdfmx 経由で作成する pdf に画像が貼れない場合があります.ghostscript をインストールするには https://tug.org/mactex/morepackages.html の mactex-additions.pkg から ghostscriptを選択してインストールのが楽そうです
LaTeXIt を使いたい
gsコマンドが必要なので,あらかじめ上記の手順でghostscriptをインストールして http://www.chachatelier.fr/latexit/ からdmgダウンロードインストールする.
TeX Live Utility.app を使いたい
https://code.google.com/p/mactlmgr/
dvipdfmx がCould not find encoding file “H”. というエラーを出す
adobemapping パッケージをインストールすると直ります

まとめ

インストール後の /usr/local/texlive/2017basicのサイズは 570MB でした.(2014basicの頃より200MBほど小さくなったようです)

全部インストールすると 2.4GB程度だそうで,かなりディスク容量を節約できたようです.



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