Hatena::ブログ(Diary)

性とナンパについて渋谷で考えた RSSフィード

2016-12-10

音声:次世代のコミュニケーションラーニング

メルマガ『恋愛道場』をリリースしました。

http://d.hatena.ne.jp/qqille/20161209/1481291973



≪前回からの続き≫


音声講座に注目したきっかけ

かつてぼくの講習生にA君という人がいました。彼は最初ぼくのところに来た時、石のように表情を固くさせたまま、ほとんど口も開かないような男性でした。しかし彼には溢れるほどの探求心とバイタリティがありました。1年近くかけて10回ほどナンパ講習を受けてその度にひとつひとつ改善点を挙げていくと、ようやく人並みに女性と話したりある特定のタイプの女性ならなんとか落とせるようにもなりました。これは彼の多大な努力の賜物であることは間違いありませんが、ぼくは自分自身の指導にも比較的満足していました。しかしある日、彼がぼくに送ってきたアポの音声を聴いて愕然としたのです。

彼はまだこんなにも下手だったのかと。

ふつうの講習では明らかにならなかった彼の認識の甘さや思考の癖のようなものが、音声の中では完全にクリアに現れていました。これまでの講習中にどうしてその程度のことが見抜けなかったのか不思議で仕方ありませんでした。それからぼくは別に何人かの講習生を募ってマンツーマンでの音声講習を始めました。彼らがアポの音声を送ってきて、ぼくはそれをPCで聴きながらLINEでリアルタイムでのぼく自身の認識や戦略などを伝えていくという方式です。音声の中にはそれぞれの癖、女性の扱い方のパターンのようなものがくっきりと表れていましたが、10回ほどそういうものをひとつひとつ丁寧に修正していくと見違えるようにそれぞれアポが上達しました。そして彼らのアポ中の現状認識がぼくの現状認識と近づいてくるようになりました。みなアポの成功率が飛躍的に上昇したのです。こんな単純な指導方法が非常に有効であることにとても驚きました。


流星氏もぼくとは別のところで、今年は精力的に音声講習をやっていたようです。会議室などにそれぞれの講習生たちが声かけ音声を持ち寄ってはみなに公開する。それに流星氏が適切なフィードバックをするといったことをしていました。これら一連の講習もまた驚くべき効果を生んだということです。期せずして同じところに着眼したようでした。


音声講座の最大のポイント

この音声講座の一番の要点は、アポ中リアルタイムで刻々と変化するぼく公家の状況認識とそれに基づく戦略の組み立て方を皆さんにお伝えできるというところにあります。

音声だけではもちろんわかりづらいこともありますが、それでも音声は皆さんが思っているよりもはるかにたくさんのことを伝えてくれるものです。

ぼくはその男性になりきって、対面にいる女性の変化の様子を認識します。

そして刻々とあらわれる新しい情報を認識して戦略を組み立てます。

それを皆さんにお伝えすることで、基本的にはぼくと同じ程度の観察能力を培ってもらうことを狙っています。

さらに言うと、自分のコミュニケーションのスタイルというのはその人個人の性格などに応じて決定されるべきですので、戦略自体もプレイヤーによって変わってきます。高田純次のように下ネタを空気のように話し続けることがどうしても苦手な人もいれば、まじめな自分語りが苦手な人もいます。デートで自由に使えるお金の額だって人それぞれでしょう。またイケメンなら「一目惚れしたから今夜は一緒にいよう」と一言いえば女性にぶっ刺さるような場面でも、別の人がすると一笑に付されて終わったりもします。ですので戦略に関しては、公家ならこうするというものに留めておきます。そのうえで音声提供者の性格などを推測、考慮したうえで、彼個人に対してアドバイスやダメ出しなどをさせてもらうこともあると思います。

自分の音声が『恋愛道場』でとりあげられれば、かなり正確に現状を判断することができるようになるでしょう。しかし他人の音声を聴くことでもこの認識は副次的に養われていきます。自分よりうまい人の音声の中には、たくさんの使えるテクニックが眠っているはずですし、自分より下手な人の音声の中にも、思わぬヒントが眠っていたりするものです。他人の音声は自らの経験を補助するものだとおもってもらえればいいです。このようにして、いろんな人の音声をきくことでアポの疑似体験を積み、そしてその都度ごとに公家の認識をチェックして参考にする、といった形で講座は進んでいきます。

こちらに音声を送ろうが送らまいが、アポをし続けて、記録をとりフィードバックをするということは忘れないでください。自分の声かけ音声やアポの音声を記録してフィードバックするという形式を、次世代のコミュニケーションラーニングデファクト・スタンダードにする必要があると感じています。

コミュニケーションラーニングデファクトスタンダード(ドヤ)

引き続きメルマガの宣伝でした。

あと1個くらい書きます。


第2回、来年1月号のテーマは「連れ出し」

流星道場の真骨頂のひとつ「明らかなコミュ障でもなぜか知らんが連れ出せるようになる」の不思議が解明されるパートだと思っています。

購読のお申込みはこちらからお願いいたします↓

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恋愛道場公式ツイッターはこちら。

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2016-12-09

メルマガ『恋愛道場』をリリースしました

このたび音声主体によるメールマガジン『恋愛道場』を月額7,980円にて12月より発行することになり、第一回目の配信を12/5に行いました。ボリュームで売っているわけではありませんが、目安として一回目は全体でテキスト5万字程度のものに仕上がっております。また声かけ音声が7本上がっています。そして別コンテンツとして、流星氏が水野敬也氏のモテ本「LOVE理論」を書評しており、実際に使えるか使えないかの観点でバッサリ切っています。

流星氏のブログはこちら:

http://suiseinanpa.com/?p=4652


毎月1回配信。執筆者は現在、流星氏と公家シンジの2人体制です。

2回目、3回目以降さらに盛り上がっていくような仕上がりにしたいと思っています。



視聴スタイル

メールにはPDFファイルMP3ファイル、つまりテキストと音声が添付されています。

iPhoneで視聴される方は、ブラウザMP3を再生し、Adobe Acrobat ReaderのリーダーモードでPDFを読むことを推奨します。

こうすることで、聴きながら同時に読むことができます。

また画面がスリープ状態になっても音声は再生され続けます。

電車の中でもアポ音声が聴ける。

PCの方はお好きにじっくりお聴きください。



『恋愛道場』概要

まずはこのメルマガの概要をお伝えいたします。

発案者は流星氏。 流星道場はおそらく現在日本で一番実績のあるナンパ塾です。都内ではひとつの大きなコミュニティを形成しており、街に出てみると道場生を見ない日はありません。道場という名が示す通り、コミュニティは硬派な印象で彼自身は職人のような人間です。また彼はツアーで全国各地を回っているため、彼の講習生は全国に多数存在し、実地での指導方法はかなり洗練されています。昨年までぼくもナンパ講習をやっていて、ぼくと彼とで合計指導人数は全国に1,000人を超えました。実際には重複して受講した方もたくさんいらっしゃるのですが、それでもこれはなかなか達成できないことでしょう。ちょうどキリがよいので、そういう売りでやっていきたいと思っています。

『恋愛道場』では、実際のリアルな声かけ音声、連れ出し音声、アポ音声などを掲載したうえで、これらの中身を細かく分解していきたいと考えています。ブログなどの文字情報発信だけだと、実際のセリフの行間を埋めるやりとりが伝わってきづらいという難点もあります。その反面、音声情報は文字では表れない微妙な現場の空気感も伝えてくれます。音声情報のほうが文字情報よりも圧倒的に情報量が多いのです。

流星氏は現役のナンパ師でもあるため、彼の声かけやアポなどの音声データもふんだんに配信される予定です。彼のトークはいつも大胆にして繊細で目を見張ります。そして楽しくてバカバカしいです。多くの講習生が彼のトークの仕方や動きを模倣しては成果を上げています。「流星歩き」といった近づき方が存在するほどです。


内容は毎回ごとに違うテーマをもうけて、ぼくと流星氏で独立してコンテンツを制作していきます。お互いのコンテンツの内容は知りません。彼は彼の思ったことを、ぼくはぼくの思ったことを書き連ねる予定です。おそらくぼくの書くものは流星氏のものとは全くトーンが違うでしょうし、今後その内容自体が食い違っていくことも多々あると思います。ですがどちらが正解というのはありません。それは価値観の違いであり、スタイルの違いです。どちらも楽しんで読んでいただけたなら幸いですが、そうでない場合はご自身で自分に合ったほうのスタイルを選んでいただければいいと思います。ネット上の恋愛ノウハウに関する情報は玉石混交、良いものと悪いもの、嘘と本当が織り交ざっているため、何を指針にすればいいのかわからないという方たちの指針になれればいいなと思っています。

第1回目は音声資料がまだじゅうぶんに集まっていないため文章の比率が多めになっていますが、それでも流星氏の声かけ音声を5つ、リスナーからの声かけ音声を2つ載せて、別途PDFファイルにて解説しています。次回以降からはさらに音声とその解説の比率をあげていきたいと思っています。ナンパなどに代表されるコミュニケーションは概要さえ押さえてしまえば、あとは各論がすべて。個別のケースを丁寧にこなしていくことで実力がついていくものです。音声講座は実地の講習では掴めきれないほどの可能性を秘めたものだと思っています。


まずは第1回目の告知でした。

2回目のテーマは「連れ出し」

流星道場の真骨頂のひとつ「明らかなコミュ障でもなぜか知らんが連れ出せるようになる」の不思議が解明されるパートだと思っています。

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FAQあるいはシステム上諸々の注意点

Q.1 決済の仕組みはどんなですか?

Paypalによる決済システムを採用しています。

Paypalアカウントをお持ちでない方は上記の申し込みの際に作っていただきます。

Q.2 月額の引き落とし日はいつになりますか?

毎月1日にその月の分が引き落とされる仕組みになっています。

Q.3 配信予定日はいつですか?

毎月2〜10日のうちのいずれかの日に配信いたします。

Q.4 どうやって解約する?

解約はご自身でペイパルのサイトに直接アクセスしてやっていただきます。

こちらのエントリーを参考に手続きを進めてください。

https://www.paypal.jp/jp/contents/support/faq/faq-016/

Q.5 解約手続きをした後にメルマガが届いたのですが。

たとえば1月の2日に解約したとしても、1月分は購入されているため、メルマガは2〜10日の間に通常通り配信されることになります。


2016-10-07

『もう一度ナンパ講習の意味を考える時が来たのかもしれない』 カリスマナンパ講師 公家シンジ 独占インタビュー

皆さんは公家シンジという人物をご存じだろうか?ナンパクラスタの表舞台から姿を消して長いが、今でも彼の噂は後を絶たない。台北の路上を何気なく歩いていたら日本語も英語も全く話せない女性2人組に話しかけられてそのままホテルに行き逆3Pを達成したとか、あのナンパクラスタのレジェンド、アサペンやイカスイにナンパを教えたのは彼であるとか、東京のホテルではJKの出待ちが公家ウチワを持って朝チェックアウトするのをフロントで待ち構えているとか、神だと称えてられていた講習生にある日を境に「公家シンジ殺す」とネットに連投で書き込まれているとか、講習生から渋谷スクランブル交差点にもろとも突き飛ばされかかったとか、女から1万円もらってホテルに行ってえんえんとクンニしつづけていたらいつのまにか6時間経っていただとか、とにかく真なのか偽なのか判別できない噂話にあふれている。その彼が、今年に入ってから、とんでもないセミナーをこっそりと始めたという。一体どんなセミナーなんだろうか。わたしはネットに出回っている彼のものだと言われている携帯番号におそるおそるコンタクトをとってみることにした。


そして、、、


なんとインタビューの許可を得ることに成功した。




公家シンジ氏の秘密のベールが今明かされる。(本誌独占インタビュー10000字)

<<コンテンツ概要>>

1、今春より始まった公家ナンパセミナーについて

2、都市部におけるナンパ師たちの現状

3、公家シンジ meets 恋愛工学 !? 

4、ナンパ講習の現在と未来

5、公家シンジの今後


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こんにちわ、今日はよろしくお願いします。

どうぞお願いします。


公家さんといえば、もともと日本を代表するカリスマナンパ師にして、たくさんの実績をもつヤリ手のナンパ講師ですよね。

いやいや、ぜんぜんそんなことないですよ。ぼくなんて人よりちょっと不器用なだけの、いたって普通の人間です。


講習をやめられた今になっても、たくさんの人から熱狂的な支持者がいるというのはよく聞きます。ところでなんでそんなテロテロンのTシャツを着てらっしゃるんですか?

テロテロンだよ。


その公家さんが満を持して、これまであるセミナーとはまったく別のタイプの新しいナンパセミナーをされているということで、機運が高まってますね。

はい。まぁ正確にセミナーと言ってよいのかはわかりませんが、現在そういった類のことを主に東京大阪でやっております。まだ始めて6か月、回数にして10回ほどですが、これまで150人以上の方がいらっしゃいました。最初はぼくは手さぐりでした。「セミナーやる」とは言ったものの、セミナーというものが一体どういうものなのかわかっていなかった。ただ口当たりがよいから名づけたというだけで。ナンパセミナーって、なんかほら、怪しいでしょ?怪しいんですよ。でも3年半もナンパ講習やってるうちに、たくさんわかってきたことがあるわけですね。一般的には正しいとされていることが全然違っていたりすることに気づいたわけです。これをどうにかしてアウトプットしたいなと。それで最初、講習の内容を文章にしてシコシコ書き始めたんです。だけど書いてるうちに話してみたいなと思うようになった。それでプレゼンすることにしました。だいたいみんなポカーンとした顔をしながら聴いて、そして質問もせずに帰っていきます。


ちなみにセミナーの名称『社交術 公家諸法度』というのはどういった意味合いでつけられたのですか?

いい質問ですね。これは非常にいい質問だ。ぼくはナンパ講習をやっていたとき、ナンパというものを「対人の社交」という切り口から掘り下げていたんですよ。社交術というのは、「他人との関わり方」に関する技術ですね。これは社交の目的に応じてやり方にうまい/へたが明確にあるわけです。だから社交術は教えやすいし、学びやすい。たとえば、営業はモノを買ってもらうという目的にむかってすすむ社交術の一種ですね。企業の面接だってそうです。入社という明らかな目的がありますからね。勘違いしたらいけないのは、営業される側だって、面接をする企業側だって社交術を使っているんですよ。もっと大きなことを言うなら国家外交だって社交術そのものです。わかりますか?では男女間の恋愛はどうでしょうか?これは微妙です。しかしともかく社交術というのは、今の日本くらい成熟した社会においては、身につけていないならただそれだけで泥をかぶりやすくなるという性質のものなんです。もはや「一般教養」のようなポジションを獲得しつつあります。何かを売りつけてこようとする人に対抗するためには、目的はちがってもそれとは同種の社交術が必要になるし、さもないと要らないものを掴まされたり評判が落ちたりする羽目に陥る。それで話は遡りますが、江戸時代徳川家康禁中並公家諸法度というお触れを出したんですよ。それで、話は変わりますが、ぼくの名前が公家というでしょ?それで話は戻りますが、ピンときたんです。この現代にあの公家諸法度を蘇らせてみたら、面白いことになるんじゃないかなってね。これは本当にいい質問ですよね。ちなみに、名称はぼくが思いついたわけではないんですけどね。


ああ、なるほど。講習では「社交術」を教えられていたというのは興味深いです。

そうですか?そもそも「ナンパ」を「教える」ってかなり曖昧な表現ですよ。だってナンパの成果というものは必ず運というものに作用されていますし、ナンパの技術にしたって属人的なものじゃないですか?「あの日あの瞬間だからおとせた」とか「その人だからできた」という要素が大きなウェイトを占めている。ぼくはいろいろ物事の解像度あげたい人間なんで、もっと小さな要素要素に分解していくのが好きなんですね。そうすると、運の要素や属人性から解放されている、つまり人から人へ伝えることができる技術というのは「社交術」だなという結論に至ったわけです。


公家さんの頭の回転が速すぎるのか、凡人の私にはまだ少しピンとこないんですが。

ようするにね、やり方さえちゃんとしてればナンパはうまくなるということですよ。だけど人によって向き不向きというものがありますし、不向きな人にとっては女を落とせるようになるというのは大変なプロセスです。


公家さんのセミナーでは、そういったうまくなるやり方を伝授されているということですか?

正確に言うとですね、セミナーではぼくは昨年までの講習の成果みたいなものを伝えているだけなんです。ぼくのところにきたAさんはこういうプロセスを経てうまくなった、Bさんはこういうプロセスを経てうまくなった、Cさんはこういうプロセスを経てここで伸び悩んだ、Dさんは逆にここでこちらの方向に行ったと、人それぞれ経ていくプロセスは違う。けれども、そういうようなものを一個一個うまく抽出して、それでぼくがひとつのセオリーにしちゃったという。セオリーというと大げさですが、何かしら共通点あるなこれはと。そういう話です。なので、来てくれたあなたがうまくなるやり方を伝授しますとかでは決してない。そんな単純な話ではないんです。


参加した人たちから「セミナー後、ストでこのセミナーで聞いたことを生かして即った」とか「自分のナンパのステージが明確に一歩進んだ」とかいった感想も散見されます。

ありがたい話ですが、このセミナーに参加してナンパが上達すりゃ世話はないですよね。セックスできたのはその人の運と努力の賜物であって、断じてぼくのセミナーのおかげではありません。まさか本当にセミナーを聴くだけでうまくなると思ってる人なんていないと思いますが、それでも最近ではセミナーの冒頭に必ずこれを伝えるようにしているんです。うまくなるのは、やっぱり実践を通じてのみ。


ではこのセミナーにはいったいどういった価値があるのでしょうか?

ぼくのセミナーは地図みたいなものだと思ってほしい。みんながそれぞれ歩んでいきながら、知らず知らずその軌跡を描いてるわけです。だけど世の中にはいろんな障害がありますね。彼らが講習に来るときっていうのは自力だとそういう障害の攻略が難しいときだと思います。それでぼくらは一緒にうんうん言いながら彼らの地図を更新したりするわけです。それでぼくはそういうやつを一枚一枚読み取ってきたわけです。ぼくが直接見ていたのは男性の人生序盤の限られたステージだけですが。それでも同じ時代に同じような都市に生きていれば、たくさんの共通点だって見えてくる。それでぼくは架空の地図を作っちゃった。ここに非モテダムあります。要注意。ここにはメンヘラお化け出ます。迂回と見せかけて突入すると、こじらせの森です、みたいなね。でもあくまで抽象化された架空のやつです。もちろんぼく個人も自分の地図をずっと描きつづけています。こちらはかなり具体的なやつです。そういうわけで、割といい感じの伊能忠敬みたいな人間がそういったたくさんの地図を編集しながら描きましたよっていう、いわゆるひとつの報告みたいなものです。価値は来る人が決めてくれればよい。


価値は来る人が決めてくれればいいかぁ。相変わらず公家さんの言うことは痺れますね

男性の思春期っていうのは人によっては本当に大変なプロセスだなあとつくづく思います。地図でたとえるならそれって、アリ地獄の一番底からスタートするようなものです。みんなそれぞれの方法でこのアリ地獄からある程度は抜け出さないと次が始まらない。多くの成人男性はまだこのアリ地獄から抜け出してない人が多いですよ。子供みたいな大人というか。当人は抜け出した気になって次のことに着手してますが。だけど思春期の課題というものは、それから顔を背けながら生きていても、歳を経るとその人に必ず再び舞い戻るんですね。30代を越えて40にも達するような男性が仕事などで一段落したりしてナンパ講習に来るようになるというのは非常によくあることです。そういう人はまだ思春期です。しっかりと自分の足でここから一歩一歩外に出て行こうとする人っていうのは本当に貴重だし、偉大だなと思うわけです。講習をやっていたときには中にはそういう彼らと何度か出会って感動させられました。


セミナーでは、「精神論が多くてピンとこなかった。あまり役に立たなかった」という意見もいくつか聞きました。

別に誰かを「ピンと来させるため」や「うわべのお役立ち感を与えるため」にセミナーをやってるわけではありません。ですが、そういう人に少しでも事前にピンと来てもらうためにも、このインタビューをやっているわけです。ぼくがセミナーでメンタル面について多くの時間を割くのは、技術というのは適切なメンタルの上にのって初めて機能するからなんですね。メンタルというものを重視しない人というのは、それこそ焦っている人が多い。焦って焦って、パッと見て有用な技術の情報があればすぐにとびつくんです。結局それでまた焦るはめになります。そういう人には自分をじっくり育成するという発想がない。マッチョ根性論に走っているか、他人にどっぷり依存しきっている人に多いです。


それは公家さん個人の意見ですか?

いうまでもなくそうです。金庫を開けるには手順がいるんだということをぼくはいつも言ってるんです。そんなこと本当は言う必要もないことですが。一個ずつ手順を踏んでいけばいい。ぼくは気合というのは否定しませんしむしろ賞賛してますが、頭の悪いマッチョはそういうの手順をすっ飛ばして金庫を壊せるものだと思っていたり、誰かがそれを開けてくれるものだと思ってるでしょ?あなたは自分の勃起が金庫の合金よりも硬いと本当に思っちゃってる人ですか?


さすが公家さん、あいかわらずメタファーの鬼ですね。

大事なところなので、茶化さないでください。


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(怒ると腕がまくられる公家さん)

彼らのナンパのモチベーションをあげるといったことは考えていないのですか?

そこが現在の悩みどころですね。マラソンというのはたかだか42キロ走ったら終わるというのは誰にもわかってることではあるが走っている当人からしたら次の一歩を踏み出すことこそが至上の課題ですからね。気が遠くなるような道程を抱えながらそれでも愚直に足を前に進めさせるものこそがモチベーションでしょう。

しかし現在ぼくは彼らにナンパをうまくなってほしいなんて今は1ミリたりとも思ってないですし、ナンパをしてほしいとすら思っていない。ぼく自身はナンパ講習を辞めたときに、その部分からはもう身を引きました。なので今のところは立体的な教科書のようなセミナーをやっています。ですが、実は講習をやっていた初期や中期のころは、それはそれは煽りました。自分でいうのもなんですけど、煽るのだけはうまいですよ。わはははは


一番最初のセミナーはどんな様子だったのですか?

銀座だったんですけどね、会場の様子がわからないまま予約したから、不安で仕方なかった。それで前々日に下見に行ったんです。そしたら部屋に鍵がかかってて、、どうしようもないから前日にまた下見に行ったんです。それでイメージトレーニングですよ。ぼくは基本的には大勢の人前で話すのあんまり得意じゃないんですね。だけどうまく話せる人には憧れがあります。それでまあ、本番そのイメージ通りに話そうとするじゃないですか。皆がぼくを注視している。ナンパとおんなじノリですよね。ここが一番気持ちいいんです。そしていざ口火を切ってみると、もうそれこそ全然違う言葉が自分の口から湧いてくるわけです。でも一応プレゼンの資料は用意してあるし、頭の中にコンテンツはあるから、話に困ることはないわけです。だけどなに話してたかわからなくなって結構混乱したりもしました。それで一回目のセミナーが終わった後に、ぼくは本屋に寄って、「セミナーの教科書」という本を1500円で買うわけです。いわゆるセミナーしたい人のためのノウハウ本ですよね。


ずばりこのセミナーで一番伝えたいことというのは?

ぼくが一番伝えたいことをズバッとわかりやすく伝えれなかったのがナンパ講習だったんですよ。たとえば、ぼくはね、人間は外見なんて何の価値もないって、ずっと思ってました。「人間は外見が大事だ」ってドヤって言っている人間がいたら、壁際に追いこんで、「おまえそれ本気で思ってるなら白痴だな?」って言ってやりたいですよ。でもポーズで言ってるのならそれは堕落したわけだからもっと申し訳なさそうに主張しろよ、と思うわけです。でもそんなこと講習で言えないでしょ?こんなことばっかり。例えばもういっこ例を出します。ぼくは本当は礼儀なんて全く教える必要ないと思ってるんです。人間って敬意があれば自然とそういう態度になりますよ。ぼくなんて18歳なるまで敬語話せませんでしたし、それでまったく困りませんでした。敬語を使おうとすると今でも標準語になるのはそういうわけです。でもぼくは講習ではやっぱり礼儀作法みたいなものを教えてましたよ。だって使えなかったら他人から相手にされないんだから。一種のプロトコルですよね。「やっぱり礼儀のなってない奴は人としてダメだ」ってみんなよく言うでしょ?これって上の立場でありたい人間が、序列関係をより強く補完するための誘導ですよ。自分が上だってことを明確に示そうとする誘導です。礼儀のなってない奴は人としてダメって、おまえが人を決めるな!といつでも強く思ってます。そういう想いを隠しもったうえでの社交術ですよね。社交術は伝えいたいことを伝えてたら教えれるものじゃないんですね。

講習生っていうのは、実は「この講師がすごい」「この人のようになりたい」と思って来る人ばかりじゃないんです。誰かに会うときはよくわからないから会いに行く。そんなときに敬意なんて絶対持てないですよね。でもそういう人であっても自分がしょぽいということはギリわかっているわけだから、ぼくは謙譲語というのを教えるわけです。尊敬語じゃなくて、謙譲語を教えるんですよ。謙譲語というのはクズが成り上がるための言葉です。おまえがすごいのかどうかはまだわからないけれど、ぼくはまだたいしたことないからって時に使う。


ちょtっとよくわかりません。。

まあ、そういうわけでぼくが一番伝えたいことっていうのは独りよがりですよ。だけど独りよがりじゃナンパはできないし、講習もできないでしょ?ナンパって全体のプロセスでみたら極端に功利的な発想です。ぼくが軽蔑してやまない発想です。そういうわけで伝えたいことを押し殺して、ま、押し殺してっていう言い方はちょっとあれですけど、講習やってたら、いつのまにか価値観自体が成熟してきました。数をこなすのは洗練のためにのみ。だから今は功利主義は許容できます。二枚舌が洗練されてきました。講習生たちのおかげです。セミナーではそういうぼくの少し成熟した価値観にも触れてもらえたらなと思っています。


話は少し変わりますが、現在のナンパ師界隈はいったいどうなってるかご存知ですか?

ネットで発信する人たちがここ5年で急激に増えていますね。ま、それは必然の流れでしょう。ぼくは講習をやってる関係上twitterでナンパ師のアカウントを昔はどんどんリスト化していってたんですよ。それで追加していって、最終的には500人以上増えたところでやめました。ナンパっていうのは昔から匿名の文化なんですよね。やましいことをしてる人なんてほとんどいないでしょうけどなので、社会のルールにおけるOKとNGの境界ラインなんて曖昧なものですよね。法律的にはOKでも空気的にNGみたいなのってたくさんあります。だから極力みんな匿名に徹します。なのでそのコミュニティ全体を引きで見ていると、一人一人はみんな同じように見える。なんかひとつの大きな生き物みたいです。ぼくはそういうナンパ師のイデアまではいかないですけど、そのスパイスちょっと知ってるぐらいの男性像を目指そうみたいなこと言ってたんで、それはそれでいいんですけど、外から見てると退屈ですよね。それからもうひとつの特徴ですが、コミュニティ形成のスピードが桁違いに上がっている。これはインターネットのなせる技ですね。地理的な要因にとらわれずにリアルに準する形でコミュニティを形成できるようになったからです。

現在、ナンパ師界隈の中でもたくさんのコミュニティができています。成熟してきたという言い方は変かもしれませんが、まあ、そんな感じです。競技のような形でコミュニティのメンバーたちがナンパの成果を競い合っているという状況はぼくがtwitterを始めたときにはありえませんでした。遊びとしてのナンパが研ぎ澄まされてきているという感じでしょうか。


なるほど。。

しかしその反面、コミュニティの入り口あたりの状況は一言で言ってしまえば悲惨です。ナンパコミュニティは外側から見るとものすごく人気のコミュニティなんですよ。健全な男の子なら皆が憧れるような夢が詰まっているように見える。例えば、ナンパ講習もセミナーも入り口のオプションの一つですよね。twitterでなにか、すごく耳障りのいいことを言っている人が講習をやっているから自分も2万くらい払って行ってみようかなとか。もうどうにもこうにもならないから人生の一発逆転をかけて講習に申し込んでみるかとか。いろいろありますが。しかし実際は入り口でけっつまずく人が非常に多い。そして一度けっつまずいた人がどういう形であれ再度立ち上がれないというのが、ぼくのいう「悲惨」ということの意味です。ナンパコミュニティの入り口界隈はいつでもねっとりするような人間の感情と錆臭い金の匂いでドロドロしています。


最近主流の恋愛工学について意見をお願いします。

いつのまにか一大勢力になっていてすごく驚いています。ぼくは初期の頃から存在は知っていましたが、ぼくとは発想が根本的に違うのであまり寄り添うことはありませんでした。でもある時期から講習生に恋愛工学をかじっている人が増えだして。なんか潜在的な時代の要請を芯をとらえたっぽいぞと。言ってみれば、都会ですり減りながら暮らしている人たちが表に口に出しては言えないけれどどこかで強烈に感じているような、すごく打算的で功利的な発想をバーンとうちだしたわけじゃないですか。新しい潮流のメロドラマのようですね。それでこの流れは見過ごせないなということで彼らを対象に一度だけ講習のPRをしたことがありました。ぼくからしてみたら恋愛工学コミュニティはすごくわかりやすく講習の需要がある人たちが集まっていたのでよかtったんです。それで20人くらいを講習に誘導しました。そうすると皆驚いたことにものすごく講習にハマるんです。もともと勤勉なんでしょうね。素直だし。活字ベースのコミュニティだったから実践に飢えていたというのもあったと思います。もともと恋愛工学とナンパのセオリーというのは似ているんですよね。それで講習という形が非常にフィットしました。


公家シンジ MEETS 恋愛工学したわけですね。

公家シンジ MEETS 恋愛工学したわけです。


恋愛工学はこの先どうなっていくんでしょうか?

どうだろう。こういう喩えはどうかなって思うけど、恋愛工学って聖書みたいなものなんです。聖書よりかはもっと人間の表層の心理に焦点が当たっているわけですが。でも、これはいわゆる書物なんですよ。書物の利点というのは、働きかける対象を広範囲に設定できるってことじゃないですか。しかも今はインターネットの時代。だから、ああやってメルマガとかで一度にこう福音してるわけです。でも書物の欠点というのもあって、それは情報がひとりひとりにカスタマイズされてないってところですよね。そういう間隙を縫うようにナンパ講習の需要というものがあるわけです。ぼくは恋愛工学生たちでずいぶんと儲けさせてもらいました。これからは恋愛工学内でどんどんリアルなコミュニティが増えていくんじゃないでしょうか。ルター派カトリックロシア正教みたいな感じで。実践をともにすることで教義が洗練されていくのがコミュニティの利点です。日曜朝の教会には必ず出席するみたいに金曜の夜は出陣しています。


てことはこれからは講習自体の数も増えてくるわけですね。

実際にぼくが見た感じだと今多くのナンパ師たちが講習に踏み切っています。それでも圧倒的にまだ講習の供給が少ない。それだけいわゆる非モテからの潜在需要というのは多いんです。膨大ですよ。しかも煽れば煽るほどこれはさらに顕在化してくる。


ナンパ講習というのはこの先どうなっていくと思いますか?

講習を始めた人もわりとみんなすぐにやめていくと思います。なぜなら大変だから。そういうわけで熟練されていて質の高いナンパ講習というのは本当に貴重なんですよね。今現在、なぜか講師陣がお互いにピリピリと牽制しあったり、誹謗しあったりしてますけど、ナンパ講習って実は競合は存在しないんですよ。パイを奪い合うゲームじゃないってことです。どういうことかというと、受けたい人というのはいろんな講習を試すわけですね。非モテは自らすすんでたらい回しを求めるわけです。これは非モテ初期において顕著にみられる「苦行の行脚」現象です。ほぼほぼ盲目の状態で、自分の場所を手探るわけですね。だから講習業界全体を見てみたときに、害悪なのは、講習生をクローズドにして囲おうとする行為なわけです。しかしその行為自体はその講師の人に対する態度を表していますし、それで女を囲ってきたその手法を忠実に伝えてるんだからぼくからは何にも言うことはないですね。ダサいけど。とりあえず、周りを貶めることで結果的に自分をアピールする手法は不愉快なのであまり好みません。新規参入者はギリ許す。古参がやってたら腐臭。


公家さん以外でオススメのナンパ講習ってありますか?

嫌だなぁ、ぼくはもう講習は引退しましたよ。


けれど、今年も納涼船でブイブイ言わせてたって話聞きましたよ!「公家さんはいつもやめるやめる詐欺だ」って!

どこで聞いたんですか?ひどい言い方だなあ。


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(恥ずかしがってつい顔を覆う公家さん)


時代の要請が公家さんを納涼船に立たせていたわけですね。

ええ、まあ、そんな大層なものじゃありません。純粋に小遣い稼ぎです。今年の納涼船は60パーセントくらいの気の入りようながら、かなりの成果をあげることができました。ひと夏で11日間東京湾に出ていきましたよ。やっぱり講師と一緒にナンパすると学ぶところは多いみたいですね。

それでオススメの講習ですが、万人にオススメできるのってそんなのもちろんないんですよ。ぼくはよく「自分に合う講師が見つかれば飛躍的に向上する」って言います。でもその自分に合うのを見つけるまでが大変なんですよね。どうすれば見つかるかっていうと、これはまず第一に「あたりをつけること」です。今はネットに断片的な情報があるから、そういう情報を脳内で立体的に組み立ててみて、その人自身を想像してみるのがよいですね。それで実際会いに行ったらぜんぜんピンとこなかった、クソだったみたいなことは多々あります。それはあなたの洞察力が未熟だったということで未来に生かしてください。次に大事なのは、「諦めないこと」です。諦めないで人に会いに行き続けていると、ふとした瞬間にそういう人に出会うことってあります。そういう出会いはいつも突然です。その時のためにいつも準備を怠らないようにしておいてください。どちらの心得もナンパと一緒ですね。


公家さんの言うことっていうのは、いつも哲学的な含蓄があって、なんか後からジンワリと来るんですよね。

そうですか?思ったことを言ってるだけですよ。それで話の続きですけど、ナンパ講師だってひとりの人間なわけですね。講習生にくらべてなにが優れているかって、それこそ「ナンパ技術」のみなわけです。ナンパ初心者から見たら、最初のうちはどの講師も「自分よりも上手い」という意味では一緒ですよね。じゃあ何を見るかというと、やはり人間性を見るしかない。その人の女性との接し方、女の落とし方みたいなものを判断したうえで、今現在そういうものを目指すのかどうなのかということです。縁があってぼくのところに相談に来た人には、その人をみて「流星道場」を紹介することがあります。


流星道場は今首都圏で一番講習生が多い講習ですね。

あそこは軍隊みたいなところです。講習生はストイックな人が多いです。道場について話す前にまずは師範の流星という一人の人物について話さないといけないですね。彼はぼくの友人ですが、なぜかよくわからないんだけど多くの人が彼を慕っている。彼といると元気をもらえるという人がたくさんいます。体の内外のエネルギーの流れが非常に円滑です。またある種の鋭敏な狩猟嗅覚と繊細な動物的危機回避感覚をめいいっぱい持った人間です。言語を駆使する動物といった感じです。いつもなにかにドキドキしていて、とてつもない勢いで何かに従事している。ちなみにこの夏の納涼船講習も彼と一緒にやっていました。


逆にオススメできない講習というものはありますか?

オススメできないというか、ぼくが個人的に嫌いな講習というのは、講師としての立場を利用してせこいことをするようなやつです。それを開きなおってやってたりしたらもう嘔吐ものですね。ブラック企業って、圧倒的な力関係の差を利用して底辺労働者に不利な労働契約を押し付けるでしょ?それで労働者が不満を言ったり泣き言言ったりしたときに「ほらそれはあらかじめ了承とってるじゃん?嫌ならやめればよかったのに」って言いますね。めっちゃ正論。けどむかつく。でも企業ならまだよい。しかしナンパ講習というのはもっと教育的な要素が強くあるべきだとぼくは思います。ナンパ講習にくるのはいわゆる恋愛市場の底辺労働者です。もう皆まで言わなくてよいでしょう。でもこういう類のブラック講習が、受ける人によってはものすごくぴったりフィットしたりもするから面白いですよね。


では最後に公家さんの今後の活動について教えてください

今後はもっとインタビューを受けたいです。ぼくは話す仕事がしたい。少し前に恋愛工学サウザーさんから5時間にもおよぶ長大なインタビューを受けましたのでよかったら聞いてみてください。これは第一回です。

https://note.mu/fistofphoenix/n/n2df2ee40652c


それから現在計画中で年末には打ち出すことを狙っている企画があります。講習以外の形でナンパが上達する方法を真剣に考えています。セミナーでも言っているのですが、だれかがなにかの技術を習得するプロセスというのはセオリーがあって、

見本→経験→フィードバック

というプロセスを必ず経ることになります。どれが欠けても上達の道からは外れてしまうという。それでフィードバックをさらに分解すると、認識のフィードバックとアドバイスに分けることができます。この企画では見本とフィードバックに特化したサービスを考えています。かなり画期的になるとおもわれますので楽しみに待っていてください。

ぼくは話したいタイプの人間なので、当面はセミナーという形でエヴァンジェリストを続けていくと思います。3年半がかりで今まで描いて編集してきた架空の地図をみんなに見てもらいたい。人が来つづける限りはセミナーを続けたいし、乞われると仕方なしに応えるみたいなポジションがよいですね。今はナンパをしている男性にターゲットを絞ってやっていますが、最近では女性も格安価格でよぶことにしています。言ってみたらぼくのセミナーの中身っていうのは、これまでの3年半のナンパ講習の総括です。男性側の経てきた成長プロセス、いわば有効度の高い生存戦略みたいなものを暗に陽に語っているわけですが、これは女性が彼女たち自身の戦略を立てるにおいても有用である可能性に気づいたんですね。なぜなら男女関係というのはある意味チェスみたいなものだから。相手側の戦略情報を知っておくと、自分はより適した戦略を立てれるというわけです。SNSなどインターネットでは今それこそ、生存戦略生殖戦略について意識の高い男女がかくかくしかじかポジショントークを繰り広げているおかげで、お互いの腹が少しずつ見えてきているっていう状態ですが、それって彼らのポジショントーク的な要素が非常に大きいです。しかもぼくからしたらまだまだかなり解像度が低いんですよ。男性側からみたかなり解像度の高い戦略地図を見た女性たちの反応やいかにって、おもしろくないですか?


なるほど、今日は本当にどうもありがとうございました。

こちらこそどうもありがとうございました。







公家シンジ 直近のセミナー情報

東京:10月15日(土)→ https://t.co/mnLMDBkqn3


f:id:qqille:20160609182005j:image:left:w150

公家シンジ プロフィール

1983年生まれ、さそり座O型。寺とラブホテルに囲まれた大阪は谷町9丁目にて生を授かる。18にて上京し22の時にナンパを始める。26歳の時に書き始めた『性とナンパについて渋谷で考えた』というナンパブログが開始1週間にして20万PVをたたきだすという快挙を果たし、ナンパブログスターダムへの道を駆け上がる。27歳にて華々しくUSTデビュー。28歳であふれんばかりの期待を背負いナンパ講習を始め、3年半の間に全国で300人の講習生を抱える人気講師に。32歳で皆に惜しまれる中、引退。現在は後進の指導のため東京大阪福岡にてセミナーに明け暮れる日々。30代無職


インタビュアー qqille プロフィール

おじさん。メガネ。

2016-07-19

8月末に東京湾納涼船講習


[追記]

7月、8月の納涼船講習は堂々満員につき、9月9日(金)10日(土)11日(日)に追加で同じ内容の講習やらせていただきます。今年最後の3日間。申し込みは、suiseinanpa@gmail.com まで。なるべくお早めに。



昨年夏に始めた流星さんとコラボでの納涼船講習が2年目を迎えました。今年の7月末に開催予定の講習第一部はすでに参加者の定員を超えたため、第二部を開催することにします。この事態は昨年の盛況ぶりから実は予測されていて、今年の夏は2回ないし3回に小さく分けて、より多くの人たちを納涼船に誘おうということは確定していました。というわけで、8月25(木)26(金)27(土)28(日)の4日間、再び納涼船に乗り込みます。7月末の第一部に参加できなかった方は振るってご参加ください。いい感じで8月を締めくくって、9月から一皮むけてくれたらよいなあと思っています。そういう公算があります。

8月末は一年で一番皆が盛り上がる期間、おそらく大学生たちがひと夏の最後の思い出を作りに集団でたくさんやってくるだろうという目算があります。募集定員もすぐに埋まる可能性がありますが、その点はどうぞご容赦ください。

ちなみに上のリンクは納涼船公式ツイートですが、このような女性たちがたくさんいるようなイメージです。


<募集要項>

8月25日(木)4名

8月26日(金)4名

8月27日(土)4名

8月28日(日)4名

(追加講習)

9月9日(金)4名

9月10日(土)4名

9月11日(日)4名

参加費用:29,800円+乗船代2600円(平日は浴衣割引あり)

時間:18時〜22時の4時間(乗船19時、下船21時)

申し込み先:suiseinanpa@gmail.com 流星宛

メールの際は、名前(ハンドルネーム可)、年齢を添えて、第一希望日と第二希望日、複数回希望の方はその旨をお伝えください。


<セミナーも開催中>

納涼船に乗る前にぼくのセミナーを一度聴いておくという案はどうでしょうか。実は7月の第一部に納涼船を受ける方の多くはセミナーをすでに受講しています。特別にオススメはしませんが、今回は時間を従来の2時間から2時間半に延長し、初心者・初級者に特化したような内容のセミナーにする予定です。モチベーションを上げて基礎を叩き込んでから納涼船にジョインしたい方はいらっしゃってください。

日時:7月24日(日)17時〜19時半

場所:神保町

費用:15,000円

詳細:http://d.hatena.ne.jp/qqille/20160321/1458559142

申込ページ:http://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/013grwyb4gws.html



以前のエントリの繰り返しになりますが、以下はぼくからみた「納涼船」についてです。

↓↓↓

昨年度の夏にふとした思いつきから流星さんと企画した「納涼船ナンパ講習」は告知から24時間以内に応募が殺到し、わずか3日ほどで20個あった枠は完売しました。キラキラした東京湾を舞台に、夏の終わりの5日間を毎夜船の上で駆け抜けました。非常に手ごたえを感じた合同講習でした。今年の夏も、毎度おなじみ流星・公家タッグでまたやろうと思います。納涼船講習 2016 に関するエントリーです。


昨年度の雰囲気を少しだけお伝えしましょう。

乗船開始の30分前に厳選された4名の参加者が集合し、皆で自己紹介や戦略伝達を交わします。ぼくは浴衣を着ていますが、流星さんは相変わらずいつもどおりのチャラいファッションです。乗船時間はちょうど2時間、ぼくと流星さんはそれぞれ参加者を二人ずつ連れて、船内で思い思いのナンパをします。最初の30分くらいは席替えした直後の教室の中みたいな感じで男も女もみんなそれぞれ緊張しているため場の雰囲気は堅いですが、船内にはそれらをやわらげるためにDJブースあり場内放送ありたくさんの屋台ありビールサーバーありでてんやわんや、浴衣の女性たちが集団で華やいで写真を撮っていたりで、ふと空を見上げると月がきれいに輝いていたりします。しかしそんなことはおかまいなし、船内の揺れとともに声かけはおこなわれます。そうこうしているうちになにかしらのカウントダウンがはじまり、船がレインボーブリッジを高速でくぐりぬけたあたりでパーティの雰囲気は最高潮を迎え、場は後半戦へと移っていきます。ぼくたちは参加者の担当をチェンジして、船から降りた後のことを見据えたナンパにシフトしていきます。船内は酔ってテンションの上がった女性たちがふえてきて、場が暖かなものに確実に変わっていきます。参加者たちもどんどん大胆に声をかけるようになっています。乾杯からの、ボディタッチ、船内連れ出し、セパレート、色恋トーク、バンゲ、なんでもありあり、たくさんの即席カップルが生まれては消え生まれては消えていきます。みんなの笑顔が非常にまぶしいです。そうこうしているうちに宴もおしまい、船が港につくと同時に発着エリア全体が一大ナンパスポットへと変貌します。あるものはコンビで、あるものはソロで連れ出し、女の子と夜の街へと消えていきます。またあるものはソロでのセパレートを失敗し、あるものは縁がなくボウズ、そうして残った者たちだけでビールを飲みながら粛々と、濃度のこい反省会が始まります。ぼくはいつも反省会に参加しています。そしてあれやこれやフィードバックをしあいながら夜はふけていきました。また明日もここで宴が待っています。


納涼船講習の何がそんなによいのか

前年度に非常に手ごたえを感じたため、なにがよかったのかを考えていましたが、たぶん一言でいうと、納涼船というのは女性に慣れていない男性たちが会話の練習をするのに絶好の場なのです。ここにはストリートやクラブではなかなかなしえない環境がそろっています。参加する女性たちは、なにかの期待に胸を膨らませながらやってきますし、男性慣れしていない、すれていない人が多いというのもポイントです。ぼくたちがやっているのを見ることで、そして一緒にやることで、また自分たちだけでやることで、どういった流れで会話を進めていくのかということを彼らは船上での2時間を通じて効率的に学んでいったのだと思います。

というわけでぼくが思う納涼船講習にオススメの層は、「あまり女性慣れしていない男性」です。それから、「そこそこ慣れているけれど、もっていき方がわからない男性」もそれなりにオススメです。それから、「昨年度納涼船に参加して、この一年ナンパに励んできた男性」は個人的に来てほしいです。最後に、複数日にわけて受講すると上達しやすいということを付け加えておきます。そしてこれらは全て、「ナンパがうまくなりたい」という強い意志がある人に限ります。以上、船上にてお会いできるのを楽しみにしています。


2016-06-16

ナンパ講習という奇妙な仕事を3年半続けて思ったこと(1)

2015年末でマンツーマンのナンパ講習をおしまいにした。はじめたのが2012年の7月からだから、何度かの断続的なやっていない期間はあるにせよ、3年半これに自分のエネルギーを注ぎ込んだことになる。最初のうちは別の肉体労働を少しやっていたが、ほどなくして講習専業になった。職業:ナンパ講師。講習生のべ約300人。月の金銭収入は10〜60万円のレンジ。この間、平均するとだいたい週に3日は街に立っていた。履き潰したスニーカーは3足。この仕事のおかげで人のことを顔ではなく名前でもなく、後ろ姿で記憶するという癖を身につけてしまった。これはぼくが30年近く生きてきて、生まれて初めて着手した仕事でもある。


ナンパ講習とはどういう仕事か。

表層というか現象的に捉えるならば、「ナンパ講習というのは依頼してきた講習生と共に街に出て女と戯れる肉体/頭脳労働である」というのが講習をやめた時分での自分の認識であった。肉体と頭脳の割合は大体7対3くらい。要するにおおむね自分の肉体を使った労働である。ぼくの講習はだいたいいつも実地、すなわちストリートで行われた。講習の依頼が入るたびに、それなりのテンションでもって講習生と相対し、街と相対する。気分が躁っぽいときも鬱っぽいときも人と接したいときも接したくないときも、仕事の時間が近づくと身体がそれなりのふさわしいコンディションになるようスイッチをパチンと入れる。やっている間は無我夢中であるが、3〜4時間が過ぎて講習が終わると身体に疲労とストレスが蓄積していることに気付く。iphoneアプリのMOVESで振り返ってみると、1日のうちに小さなエリアをグルグルと1万歩近く歩いていたりする日もある。具体的に街で何をやるのかはその時その時で全然違う。路上でえんえんと2人で声かけすることもあれば、出会ったばかりの講習生が見ているまえでナンパした女の子とセックスしたりすることもある。あらかじめ予定にあった彼のデートについていって一緒にご飯を食べてはみんなでセックスしたりすることもあるし、ぼくのセフレを紹介して一緒に飲んだりもする。カフェで2人で話し込んだり、洋服を買いに行ったり、美容室に行ったり、一緒に銭湯に行ったりもする。スポッチャに行ったこともある。女が絡んでこないこともけっこうあるけど、焦点は実は女にはない。ぼくの認識では、これは講師と講習生とが主体のアクティティなのである。

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