牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

富士山スバルラインの紅葉と溶岩流(画像多いので注意)

以前から狙っていた富士山吉田口に撮影・巡検・ハイキングを兼ねて出かけました。西高東低の気圧配置から朝からピーカンの富士山でした。朝一の大沢駐車場は強風で体感は氷点下。

  • 御庭

強風に耐えて這うように成長したカラマツ御庭には黄葉したカラマツが溶岩の隙間を見つけて群生


溶岩の隙間に入り込めないカラマツの根が風で白くなっている三人で助け合って、しっかりと立っています


見るも無残な丸裸2000年前の割れ目噴火でできた側火山が並ぶ御庭火山列



  • お中道

樹林の中は風も弱く、朝の光が優勢なお中道の遊歩道は気持ちいい最初の滑沢。滑落しないように、上からの落石に注意してトラバース


滑沢の途中から南アルプスの大パノラマ

仏石流しの沢一番沢の源頭はすぐ上にある溶岩崖



  • 大沢崩れ

大沢崩れの作業小屋の隣にある三社神社神社横の細いリッジが見晴台に続く急登の道 カラマツも立ち枯れ状態


見晴台から見上げる山頂の源頭大沢崩れからは落石の音と土煙は見えるが、落石そのものは見えない


左岸の壁には、溶岩流とスコリアの層が幾重にも見えます


スバルライン終点は都会の雑踏のようで、日本語はほとんど聞こえない。中国だけでなく、様々な言語が飛び交い、色々な人種の人がいる。小御岳神社まで周る人は少ない登山道から見ると、小御岳神社付近が盛り上がっている。富士山の下に隠れている小御岳火山の上部が飛び出したもの



  • 泉ヶ滝

吉田口登山道の佐藤小屋に向かう道の山側に、小御岳火山の安山岩溶岩の溶岩流が右肩上がりに露頭している。はっきりと分からないが、右隣には新富士火山の溶岩流が右肩下がりに露頭する不整合がある



  • 奥庭

伝説のある天狗岩カラマツが密生していない場所では、風雨にさらされてこのように変形する


それがカメラマンを惹きつける富士山とのツーショットも撮れるのはここならでは


澄み切った空に、くっきりとした稜線を描く

奥庭駐車場下には新富士火山の側火山のスコリア丘が残る。 高温のスコリアが再溶結してアグルチネートの状態になっている。火口が近いことの証拠スコリアの上に成長したカラマツ群



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