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2008-08-01

[]「きみとぼくが壊した世界西尾維新

きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス)

きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス)


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最近、読んだ本から抽出した要素を短い文章で書いてみるのに凝っています。

句点はあるけど、鍵括弧が閉じていないのがポイントです。こんな蛇足書いてる時点でスマートじゃねえ!


櫃内様刻くんのセカンドバッグに腹を立てる病院坂黒猫くんがかわいかった。

赤い目と枕の病院坂黒猫くんもかわいかった。

シャーロック・ホームズ博物館での病院坂黒猫くんもかわいかった。


「しかしくろね子さん、ぼくに言わせればね、人の気持ちは合理的ではなく、論理的ではなく、しかも考えでもなければ思考でさえありません。はっきり言って、サイコロみたいなもんですよ――確率的に1から6までどう転ぶかわからない、けれど0や7は絶対に出ない、そういう無機質な立方体です。

(143ページ)

執筆直前にサイコロジカル文庫ゲラを読んでいた、に100円。嘘嘘。たぶん、「きみとぼくが壊した世界」刊行前の推敲時期と「サイコロジカル」のゲラ読み時期が被ってたんだと思う。

だから何、って? いえ、別に。

「傷物語」におけるアニメ化に触れる描写とか、そういうメタ表現に凝ってるのかなと思っただけです。くすぐりです。それ以上でも以下でもない。


「笛吹」は「ハーメルンの笛吹き男」のコードが内在しているんでしょうね。「鼠」に対して「黒猫」が割り当てられている……違うな。鼠を追い払った笛吹き男に報酬を支払わなかったからこどもたちが連れ去られたのであって、「鼠」を食べる「猫」の不在が笛吹き男の物語への介在を許した原因となるのだから、「笛吹」と「黒猫」は同じ物語には登場しない者同士ってことか。この辺で手を打とう。


あと、西尾維新さんのミステリの知識って、有名どころばかりで、癖ものや際ものには触れませんね。西尾維新さんの作風からすると、ミステリにどっぷり浸かっちゃうと、キャラクタが死んじゃう(物語的な比喩として)ので、ミステリの上澄みだけを掬って、キャラクタを生かす方向を意識しているのかもしれません。あっ、そういえば、ドイルの冒険小説云々書いてたな。ドイルはホームズだけじゃないんだよ、知ってた? みたいなもんかな。

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