WINSさんへのレス

そうでなくても普段からレスを(しかも再度こちらが反論するのが難しくなる様な鋭く的確なそれを)返すのが早い人なんですが、ましてそれが推しの事となるとほんとに素早い&鋭いですね。

で、圭織についての現状分析については「なるほど」と思うし、特に作品として世に送り出されているもののクオリティの高さは誇っていいと私だって思っていますので、そのあたりには特に反論しません。

テレビメディアは相当な選民思想の持ち主ですよ。
選ばれし者が寵愛されるだけの話であって、捨てられし者が醜名をさらすわけではないと思うのです。
世間で好まれる「落ち目」「消えた」という表現をテレビメディアという専制からの解放と捉えるくらいリベラリストでいいんじゃないでしょうか。
それはけどろんさんや僕のように20年もアイドルヲタをやっていれば心得ることの容易い「いいわけとなぐさめ」だと思うんですがね。

このくだりに関しては、よくぞ言ってくれましたって感じです。
もっとも、逆に言えば、20年もやっている人間じゃないとここらへんの問題は割り切れない(もしくは、悟りを開けない)とも言えますがね(笑)。

いや、中には10年20年30年とヲタをやっていても、そこらへんの問題についてまったく学習/成長せずに(というか、おそらくはそうする事を拒絶して)、何か事がある度に愚痴愚痴言ってる輩も中にはいる訳ですが(^^;)。現にそのテの輩が感情的な戯れ言まき散らしてるのをたしなめた事も過去に何度かあったりしますし>自分。

それとテレビメディアが元モーニング娘。に対して求めているのはアイドルという肩書を持ったタレント性であるということです。
頂いた言葉を返すようで恐縮ですが、矢口がテレビメディアの寵妃になっている理由はここでしょ。
                    (中略)
簡単に言えばタレント性に秀でたアイドルを側近にしたがっているということ。
圭織ヲタとしてはそんなファッショはこちらの方から願い下げだ、と唾棄したいですけどね。

いやあ、こちらに遠慮して(?)「寵姫」「側近」なんて美句麗句を使う必要はないんであって、もっと露骨な言い方しちゃってもいいと思いますよ。たとえば…「奴隷」とか(笑)。

実のところ、例の娘。脱退に至るまでの動きについては、テレビメディア側の人間からの「さっさとソロにして娘。という縛りから解いてくれ」という要求or圧力に応える為に事務所サイドが仕組んだものじゃないか、という疑いすら私は以前から持っていますから*1。それに(渋々なのかちゃっかりなのかは傍目からは分からないけど)見事にノセられちゃってるヤグに対しても、何だかなぁとため息つきたくなりますし。

ところが、そうした(いささか考えすぎかもしれないけど、決してあり得ない話ではない)可能性を想像する事すらせずに「わーい、ソロの仕事がどんどん決まっていくぅ」「ヤグはやっぱりすごいねぇ」と、心配の後のヌカ喜びをしている人たちがヤグ推しの中に結構いるらしいって事に「あーあ、ほんとおめでたい人達だねぇ」「こういう人達に支えられているヤグじゃあ、そりゃあ他のコ推しのヲタから嫉妬されても仕方がないかもなぁ」と、結構絶望的というか、厭世的になっていたりする最近のあたしなんですよね。

で、ここでこういう事書くとWINSさんはまた「カチンときちゃう!」かもしれないけど(笑)、正直今の圭織&圭織ヲタが享受しているであろう、世間的知名度を失う…というより、「自ら捨てる」事と引き替えに手にした…のかもしれない自由が、めちゃくちゃ羨ましかったりしますから<自分。いやホント(^^;)(;_;)。

もう一つ、梨華ちゃんに関してかなり込み入った解釈をされていますが、それは矢口を基準にした考えじゃないですかね。
梨華ちゃんには美勇伝という短兵急な、されど作ってみたら想定外に完成度が高かったユニットがあって、今はそこが本籍地でしょ。
それはモーニング娘。最後のMステ出演時に「(モーニング娘。を卒業しても)美勇伝がありますから」と答えた彼女の宣誓と一致しているし、実際コンスタントに楽曲等を出し続けている今となっては(テレビを除いたその他広義の)メディアの寵愛を受けていると挙証できますよ。

なるほどね。
それでも、ヤグがあんな事しでかしてくれなければ、事務所はもっとちゃんと美勇伝を売ってくれた筈だって思っている梨華推しはいる様な気がしますけどね。

ぶっちゃけ打ち明け話をしてしまいますと、「見た目だけの女(not 津軽海峡の女)…じゃないよね?」を24日まで公開しなかったのは、勿論19日中に文章が書き上がらなかったからというのもありますが、それ以上に大きかったのは、実際にある(明らかに梨華推しであると思われる)人のblogで19日に書き込まれた梨華ちゃんへの誕生日おめでとうメッセージの中で「事務所も同じ人ばかりテレビに出すな」云々と書いていた(そして、次の書き込みはしっかり1日以上間を空けていた^^;)のを目撃しちゃった、というのが大きいんですよね。それ読んでほんとメゲちゃったんですよ、あああたしの危惧していた通りの事態が起ころうとしているのかもしれないなって。

勿論、それはあくまでたった一つのblogの事例に過ぎませんが、それだけでもう十分っていうか、それとは違う(梨華推しだけど、ちゃんとヤグの誕生日も祝っている人の)事例を敢えて探す気が起きなかったってところに、あたしのやりきれなさ(もしくは絶望)の深さを察して戴きたいと思います。

じゃあ、そこまでメゲてたのに、今さらの様にあれを公開したかと言えば…それはやっぱり日が経つにつれて、その人の態度の露骨さに対して、

「オレはあんたが嫌ってる…のかもしれない人を推している人間だけどさ、あんたほどではないにしろあんたの推しの事だって思ってあげてるんだぜ」

という一種の対抗意識(?)が芽生えてきたから、かもしれません(笑)。

*1:そうとでも考えないと、ワイドショー等がさほど深追いしなかった事や、現実にソロの仕事のオファーがあれだけ来るって事の説明がつかないですしね。まあ、私の考え過ぎであって欲しいですけど…。

曜日別のタイトル

…をどうするか悩んだ末に「公開討論」なんて銘打ってしまった訳ですが*1、実のところそこまで熱く激しいやり取りでもないんだよなぁ(そ、そうだったのか^^;)。

*1:もう一つ候補だったのが「往復書簡」ってやつだったんですが、blog(=公開の日記)上でやってるのに書簡(=手紙)って言うのも厳密に言えばおかしい訳でねぇ。