無題

先週は社会心理学の本を読んでいたのですが、ソーシャルに関する各種調査を行っていて、「読み終わった」と言えるレベルに行きませんでした。色々と考えている中で、オレオレサービスにかけるリソースも会社につぎ込んだ方が良いのだろう、という思いもあり、少々頭をリセットしてみようと思います。

心理学入門

まずは入門書だろうと言う事で「心理学入門 (図解雑学)」を読みました。一口に心理学と言っても幾つもの分野がありますが、興味を持ったのは社会心理学犯罪心理学です。来週はこれ関係を読んでみようと思います。

以下、本書を読んで気になったキーワードを書いておきます。自分もこれらのキーワードから色々と書籍や調べ物が派生する事でしょう。

  • 情動の二要因理論(吊り橋の話で有名)
  • 発達性心理学の愛着(アタッチメント)
  • 同調行動と帰属意識
  • 老年期に花開く結晶性知能と役割と責任(ちなみに英語で結晶性知能をCrystalized Intelligenceと言うらしいです。英語のままの方が良い感じですね)
  • 集合的無意識
  • 社会心理学
  • 集団の発達と個人のコミットメントの関係の回想段階
  • 犯罪心理学

ちなみに「学習性無力感」については、社内のメンバーにとても当てはまる人がいます。「行動と結果の随伴性を示す」とか「期待理論」というキーワードがあったので、サービスとは関係無いけれどもう少し掘り下げてみようと思います。

心理学入門 (図解雑学)

心理学入門 (図解雑学)

読む系統の本とオレオレサービスについて

「一週間に一度ブログを書く」が最初から守れませんでしたが、さぼっていた訳ではありません。

この一年で読む本の系統は以下のように決めました。

  1. 心理学に関する書籍
  2. ソーシャルに関する書籍
  3. チーム創造に関する書籍

一つの分野にとがる事で、何かと対峙する時の自分の中に幹をつくる事が出来るのではと考えました。その分野はお金に転化出来た方が良くて、つまり自分の場合は自社サービス・製品とオレオレサービス両方に有用な分野が良いと考え、心理学を選びました。ソーシャルに関してはシンプルで、この土俵で勝負して行くのだから、それ関係の書籍を読もうと考えました。チーム創造に関しては、自分が働き易い状況はある程度手に入れられているけれど、チームでやっていく場合にどのような形が良いのかを導出するために読もうと考えました。

一週間に一度ブログを書くのは基本的に、自分なりの書評を書く事になると思います。

そしてオレオレサービスについて、1/1に書いたエントリーを以下のように修正します。

  1. 企画書作成(2012/2中旬までに)
  2. 要素技術調査・習得(2012/3末までに)
  3. 実装(2012/6末までに)
  4. デザイン(2012/7中旬までに)
  5. リリース(2012/9末までに)

企画書作成を半月延ばして、代わりに要素技術調査・習得を半月短くしています。理由は企画を練るのにもう少し自分の中に入り込んで考える時間が欲しい事と、要素技術としてAWSとPlay frameworkで行こうかなと思っていたので長めに取っていた時間を、「得たいのは新しい技術ではなくサービスをリリースしたという実績とその反応」であるため、PHP/Zend Framework/PHPに親和性の高いクラウド/開発はMAMPで良いと考えたため、要素技術調査・取得にほとんど時間はかからないだろうと考えたためです。実際この構成で自分が分からないのはクラウドの部分くらいなので、2012/3末を待たずに開発に着手出来ると考えています。

企画書作成の元は愛用しているOmniOutlinerを使おうと思っていたけど、今回はマインドマップが良さそうだと思ったので、弘法筆を択ばずだけども、FreeMindをやめてMindNode Proをポチってみました。スニーカー新調するとしばらくは走ってみる気になるけれど、それで終わらないようにしようと思います(笑

2012年

新しい年になりました。今回のエントリーで具体的な取り組みに書いて、以降はエントリーの都度近況をアップして行こうと思います。

  1. 一週間に一度ブログを書く。区切りは日曜日(翌月曜日朝)。定常的なアウトプットを自分に強制したかったので。
  2. 一週間に一冊本を読む。区切りは日曜日(翌月曜日朝)。読み方は以前のエントリーでも書いた高速大量回転の方法を採ります。読む系統の本を決定するための調査等を行うので、本件の開始は1/9からとします。
  3. オレオレサービスをリリースする。
    1. 企画書作成(2012/01末までに)
    2. 要素技術習得(2012/3末までに)
    3. 実装(2012/6末までに)
    4. デザイン(2012/7中旬までに)
    5. リリース(2012/9末までに)

会社の事も適宜書くとは思いますが、基本、自分の事です。

会社の来年の取り組みと40歳の自分

今回は、会社の来年の取り組みと40歳の自分について書きます。

会社の来年の取り組みについては、若干の振り返りと共に記述します。

起業してから、二次・三次請けだけれど持ち帰りにこだわって受託開発を続け、エンジニア当たり2,500万円程の売上を継続的に出してきました。自分を含め、体は今の所は健康です。二年程前に直請けの案件を請けました。参加当初はプログラム単位での案件だったのですが、数ヶ月経つと、その案件がひどい状況である事が伝わってきました。気付けば(もちろん自分が選択していますが)プロジェクトマネージャーになっていて、繁忙期で数十名のエンジニアがプロジェクトに参画していました。この案件は今も継続中で、会社の売上のとても重要な位置を占めています。

3.11の影響で上述の案件の規模は縮小しました。他の案件を取りに行こうかとも考えましたが、数ヶ月は踏ん張れるキャッシュフローだったので、これを機として自社サービス・製品にとりかかろう、という決断をしました。自社としてはまだサービス・製品はリリース出来ていませんが、このようなマインドセットでいたからか、夏頃に「Webサービスを一緒につくらないか」という話を会社で請けました。紆余曲折ありますが、今もこれからも続く、面白みのある取り組みになっています。

受託開発は一次請けにこだわり、自社サービス・製品をつくろうとアンテナをはっていると、良い流れがうまれるのか、面白みのある一次請け案件の話が舞い込んでくるようになりました。自社のエンジニアは少ないので、必然的に外部の方々と協調する必要性が出てきます。但し自社のブランドで請けた案件なので、丸投げは出来ません。なので、いかに自社リソースをかけずに案件を管理する事が出来るか、に注力し始めています。ここはtry and errorですが、daily commitを基本としてGitHubでコードレビューを行ったり、案件に関係する非エンジニアにもITリテラシーの向上を求めたりと、色々やっています。

自社サービス・製品としては、ソーシャルゲーム関係に投資をしようと考えているので、社内リソースと専門学校の学生さん達と共同で、企画からサービス運用までを行う予定です。また、自分の今の属性だからこそ試みてみたいアプリがあるので、これについては自分と外部の識者と一緒に進める予定です。

以上をまとめると、会社の来年の取り組みは下記のようになります。

  1. 自社リソースを消費しない受託開発モデルを継続的に試行し、自社サービス・製品に自社リソースを集中する。
  2. 自社でソーシャルゲーム関係のサービスをリリースする。
  3. 自社でアプリをリリースする。但しこちらは外部識者の協力具合にかかっているため、来年中にリリース可能かどうかは不透明。

次に40歳の自分について書きます。

「あれをやったあの人」と言われるようなサービスもしくは製品を創っている

ありたい40歳の自分をこれに設定しました。会社で成果を出す事でこれを達成する事も出来ます。ただやはりこれは自分の性質なのでしょうか、「自分が信じる事を自分でやってみたい」という気持ちが強く、これは共同経営という場所で出来る事では無いのだと気付きました。現時点では自分のやってみたい事が流行るか・利益をうむかどうかは全く未知数ですが、感覚を全面的に信じた何かをやっているという状況も、やっぱり欲しいのです。成果が出れば会社に入力出来る事なので、その日を目指して試行の日々に入ります。

ちなみに「ありたい45歳の自分」も設定出来ました。

情報ソースで自分を知った親が連絡をしてくる

これです。

明日から新年です。1/2になってからになると思いますが、2012年の取り組みについて記事を書こうと思います。

速読

「まずは、ありたい40歳の自分を設定し、そのために必要なプランを決定し、このプランに従って日々物事を進める事にします。」と書きましたがその前に、本の読み方について書こうと思います。

「どのような本を読むべきか」に関しては、それこそ「ありたい40歳の自分」に必要な本を読むべきです。なのでこれに関しては、その設定が出来た後に選別をしようと考えています。

次に思いつくのが「速読」です。インプットの回転率と定着率を高める必要があります。いくつか速読関係の本を読んでみた結果、現在は「どんな本でも大量に読める「速読」の本」と「あなたも1週間で実感 速読の達人」の二つが良いのではと感じています。

前者は高速大量回転のメソッドとストックを増やす事の重要性を説いている本です。読んでみてなるほどなぁと感じる内容が多く、しばらくはこの本の方法で本を読んでみようと思っています。本を1回読む時に高速大量回転させ、さらに同じ本を何度か回転させる事で、ストックが増えて行くはずです。

後者を選んだ理由は、そもそも高速大量回転させるために、目力を向上させたかったからです。Amazonのレビューを読んで購入しました。レビュー通り本の内容はあって無いようなものですが、付属CD-ROMが目力向上のトレーニング媒体として有用そうです。トレーニングは全7日なのですが、これを何回も回して、目力を付けてみようと思います。

インプットを増やし、そのストックを使って思慮し、アウトプットして行こうと思います。

どんな本でも大量に読める「速読」の本

どんな本でも大量に読める「速読」の本

あなたも1週間で実感 速読の達人

あなたも1週間で実感 速読の達人

明示的なPDCAを回そう

38歳のプログラマー兼経営者です。

26歳で独立してから猪突猛進で来ました。独立する際に「組み込み系よりオープン系の方が柔軟で効率的な働き方が出来るだろう」という判断はしましたが、以降は自分の市場価値を維持させる事に、多くの時間を費やしてきました。

昨年一人のエンジニアと出会いました。実際の出会いはもう少し前だったのですが、共同経営者としての彼と出会ったのは昨年です。戦略的な20代を生きて来た人で、ほとんどの部分で自分を凌いでいます。自分との絶対的な違いは、本を読む事、これでした(後述しますが、これが絶対的な違いではありませんでした)。

様々な本を紹介してもらいました。例えば「達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道」を読みました。内容は、自分が体験的に自分の中に培った事が多かったです。一瞬「本を読まなくても今後も今まで通り猪突猛進にやっていれば大丈夫なのでは?」とも思いました。しかし、共同経営を始め、多くの時間を彼と過ごす中で、戦略的に、体系立ててインプットをして、そしてアウトプットする彼のループの素晴らしさに感動しました。何より効率的です。そう、本を読む事は手段なのですね。彼と自分との絶対的な違いはPDCAにありました。

自分もその上昇螺旋を手に入れたい。目指す高みを設定し、PDCAのサイクルを回して遠心力をつけ、これを推進力に転換し邁進して行きたいと思いました。

まずは、ありたい40歳の自分を設定し、そのために必要なプランを決定し、このプランに従って日々物事を進める事にします。これは、その過程を記録して行くブログです。

達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道

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