選ぶこと

今日は昭和の日。

ようやく研究室生活も軌道に乗り始めて、そろそろ忙しくなりそうな様相を呈しつつも、嵐の前の最後の静けさを感じているとことです。

研究テーマ(表)

研究テーマが決まった、というよりかは研究分野が決まりました。モデルグループでバーチャルスタジオ分野を研究することになりました。
バーチャルスタジオというのは、例えば真っ青なスタジオで収録したときに青色以外の部分を切り出して(例えば自分)、それをあらかじめ作成しておいたCGと合成してあたかも自分がその空間に居るような合成映像を作る技術のことです。電波少年を見ていた人は、分かり易いかもしれませんね。

今その分野では某N○K技研なども積極的に研究を進めているみたいで、なかなか新しい発想を生み出すのは大変です。
それでも非常に興味を引かれた分野であることは確かなので、どんどん勉強していきたいと思います。

研究テーマ(裏)

研究テーマは基本的に所属するグループに依るところがあり、上述したようにバーチャルスタジオはモデルグループの範疇にあります。
そこで僕はそこを希望したのですが、ある程度人気の分野であるので、僕の友人も志望して人数制限から競合という形になってしまいました。
僕がモデルグループに配属されたということは、その友人は別のグループに配属されたということですが、例えば僕らの配属前の各グループに対する興味度は、



僕→モデルグループ:別のグループ = 100:70
友人→モデルグループ:別のグループ = 100:40


としたとすると、この場合に僕はモデルグループを譲るべきだったのか、という疑問がどうしても振り払えないでいます。
色んな人に相談してみて、「いや、そこは自分が一番やりたいことをやるべきやろ」という意見はもちろんいただいて、それはもっともだ、とは思うのですが、それだけではどうしても割り切れなくて、その友人と研究の話をするたびに罪悪感に苛まれます。


もはや決まったことだし、むしろそういう形で決まったのだからなおさらその分まで頑張ろう、というモチベーションに繋げることも可能ですが、というかできるだけそうしていますが、例えば今後同じような選択に迫られたときに次も自分がしたいことを選択するかどうかと聞かれたときに、二つ返事では答えられないように思います。



そういう時の、最良の解決策というものが存在するのだろうか。

もしあるなら、教えてほしい。