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2009-10-16

Life

Life [DVD]

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まあなんつーか静かな映画でした。

劇中で使ってる綾野君作曲音楽も、カーテンをひく音も、キャンドルを灯すZippoの音も、同窓会に遅れて知らない女の子に付き合う勇も、同窓会の輪から外れて勇を待っている武も、ライターを灯して歌うHappy Birthdayもその火を吹き消す息の音も全部静かな映画。

声を張るのは誰かを呼ぶ時くらいで、それ以外の大きな音は常に世界の調和を乱すものであるそういう映画。しかしそういう世界の中にあって、常に大きな音がしたらそっちに行ってしまう勇@綾野剛って人はどうなのかなあ(^_^;。

なんか勇っていうのは優しい人ではあるんだけど、このドラマの中において人に優しくしている印象は薄い。というか、優しい人だからこそやるヒドイことってあるよね。まあヒドさとしてはたいしたことじゃないんだけど、なんだか武@忍成修吾が可哀想だった。映画見てても分かりにくいんだけど、武が「ちょっと飲んだ」って言ったとこで「良いの?」って聞いてるんだから病気のことは知ってるんだよね。

綾野君はすごく良いです。こういう所在無さげな優しい男の子したらすごいはまるよねえ。その優しさにいらっとくるんだけどさ。なんとなく、綾野君の醸し出す優しさに気の済むまでガミガミ言えたイヌゴエは、ガミデレの私には神番組だったなと感じる今日この頃。うんまあ勇が茜に優しくするのは間違ってると言うほどヒトデナシじゃないよ私も。別に正しいとも思わないけど。

派手なドラマがないとかいうけどこれって十分すげードラマだよ。地味に見えるのは、映画の中心にいる勇が感情を爆発させる人間じゃないからってだけ。そういう“地味に見えるドラマ”としては破綻のないきれいな映画だったと思う。勇が茜にZippoあげた直後にそれが操のあげたものだと明かすシーンが入るとか、いろいろ明らかに“考えた上でこの作り”って映画だから、造りの粗さにイラつくとかないし。

駅員の泉政之はこの映画のトーンからしたら若干彩度が高めだったけど地味に良かった。なんかみんな優しくって良い映画だったよ。

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