ハンマーセッション/#1

http://www.tbs.co.jp/hammersession/
脚本:高橋麻紀 演出:麻生 学
ひねりはないけどふつーに面白かった。たぶん#1に生徒役の中で確実に演技のできる石黒君の司馬(石黒英雄)のエピを持ってきて、wikiを見るにオリジナルキャラな楓(志田未来)と共に今後のはなしに絡めるつもりなTBSの企画の勝利。関係ないけど今日のブランチで「どうしたら生徒役で目立てるか」という生徒役キャストの質問に、「監督と仲良くなって写してもらう」というもこみちと、「プロデューサーに気に入ってもらって中心エピを振ってもらう」という谷原さんのはなしを聞いてる石黒君が面白かった。間違って消しちゃったけどさ。
漫画だなー、ってはなしなのは確かだけど、その中で詐欺師の音羽4号(蜂須賀悟郎@速水もこみち)が教師になる成り行きとか、教員免許のない悟郎に教師ができるのかみたいなつっこみへの目配せはちゃんとしてあるし、校長(小日向文世)の小日向さんとか逃亡犯(六平直政)の六平さんとかキャスティングやキャラも好みだ。唯一水城先生(比嘉愛未)が結婚焦ってるのだけ意味分かんなかったけど、あれってなに? 堅物だって描写(^_^;
志田未来のブラウスがパツパツで太って見える(胸があるって見ろよw)のだけ気になったけど、もこみちはこういう劇中で「かっこいい」と扱われる役の方が全然良いし、#1で楓のお節介に目を付けるとか、司馬の問題をああいう風に落とす悟郎のキャラも面白かったし、はなしの前提になる逃亡劇を追う役割を、楓の父親(堀部圭亮)に振るセンスも好きだ。このまま面白いと良いなー。

ゲゲゲの女房/第15週(#85〜90)「チャンス到来!?」

http://www.nhk.or.jp/gegege/
つーか貧乏神は笑ってたんじゃなくて、応援してたんじゃないかなあ。←なにそのアンビバレンツな貧乏神w。
サブタイトルは「チャンス到来!?」だけど、チャンスが来たのは金曜日で土曜日には帰ってしまう。まあ土曜日のうちにもう1回きたけどさw。
茂さん(向井理)は飄々とした人だけど、はるこ(南明奈)とか中森さん(中村靖日)みたいな、漫画をあきらめた人たちのことを、なんも思ってないわけないと思うんだ。茂さんがあきらめないでいられたのは、結局は茂さんが“あの”水木しげるだったからだと思うけど、“あの水木しげる”がペンを折るような機会だって、どこにあっても不思議はなかったと思うんだよね。だからこそ、大手の誘いに飛びつくんじゃなしに、自分の得意なもので勝負しようと断りつつ、浦木(杉浦太陽)のいつものちゃちゃや布美枝(松下奈緒)の心配にいつもと同じでいられないしげるさんというのがなんかいろいろ上手いなあ。