追い詰められる者・開き直る者

自殺とか幽霊とかによくある誤解

こちらを読んで思い出したこと。

特別記事とは関係ないのですが、自殺物件ってけっこう身近にあったりします。

知らなかった方も中にはいるのかも知れませんが、基本的に説明義務が業者にはありますから説明(書類に記載も含めて)します。

既に事故が起こっている物件なら安く仕入れられるメリットがありますが、引渡し前に事故が起きる場合があります。

まあ、たいていは競売で落札し、強制執行する場合なんですが。


不動産競売では裁判所の執行官が強制執行する場合立ち会います。


この執行官という職業、私の中では目の前で自殺される職業ナンバー1ではないかと。

普通、自殺する方々って思い詰めるのは当り前でしょうが、人に向けてする人ってあまり聞かないですよね?

近頃、洗剤とか混ぜてされてる人達が話題になってますが目の前って訳ではないでしょう。

10年ちょっと前に仕入れは競売専門の会社を共同で立ち上げていた頃によく顔を会わせていた執行官が言ってたことがありました。

何が嫌だって既に死んだ人やそれこそ亡霊を見るよりも目の前で死なれることだと。時には噴き出た血を浴びたこともあるとかないとか。

当時、都市部の平均年収が3000万位だったので割りに合うのか聞いてみたことがあったが、かなり難しい顔をしていたことを覚えている。



借金で命までは取られないと言いますが

言い換えれば命以外は取られます。




余談ですが、事故あった物件って家の中入るとちょっとゾクッとしたりしますよ(´・ω:;.:...