ソフトウェア落ち穂拾い

ヒマだったので情報収集を兼ねてネットサーフィン(死語)で時間を潰す。以前のソフトウェア開発で障害対応に困りやっつけ仕事で対応した箇所について、上手いこと対応しているソースコード情報を見つけたので、ブックマークに放り込んでおく。関連するtracのチケットはもう既にクローズ状態だけど、追加コメントにURLを入れて他のメンバに連絡。これなら(今回は間に合わなかったものの)今後の開発で役立つかも知れない有益な情報として、グループ内で共有できるわけだ。

こんな時の反応は、真っ二つに分かれるようだ。

  • ポジティブな反応
    例:「こんな方法が有ったのですね」「これは凄い」「一本取られた」「よくこんな情報を見つけましたね」
  • ネガティブな反応
    例:「そんな無駄なことするな」「終わったことをほじくり返すな」「そんなことはどうでも良い」(あるいは単に無視)

どちらかと言うと、「自分で工夫してソフトを作るのが好きで好きでたまらない」という人は前者の反応を示し、「ソフトウェア開発は給料を稼ぐための仕事ですから」というクールに割り切っている人は後者の反応を示すような気がする。

もちろん、どちらが良いとか悪いとかという話ではないけれど、より良い方法を求めて情報を探し続ける、あるいは疑問を曖昧なまま放置して置かないといった姿勢は、ソフトウェア開発に限らず一般的に言える問題解決能力だと思う。探求心を持ち続ける開発者なら、ソフトウェア開発以外の仕事に関わってもそれなりの成果を生み出せるのではないだろうか。ちなみに私の場合、こんなどうでも良い情報をあれこれ拾い集めるのが好きだけど、これは個人的な趣味みたいなものです。