嵐の日本PR

嵐の日本PRを外国人がメッタ切り | From the Newsroom | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
http://www.newsweekjapan.jp/newsroom/2011/08/post-231.php


最初にこのPRビデオを見たのは、めざましテレビの芸能ニュースのコーナーでだった。あの嵐が観光庁とコラボして日本をPR、とかいう内容だったか。結構な尺をとっていて、このPRビデオもフルバージョンで流された。招き猫で「にゃー」とするシーンは、「こんなの外人が喜ぶのか?」と日本人らしく不安に思った。そもそも嵐を起用というところが、東アジアの一部では有名でもほとんどの地域で「誰それ?」状態でしょうが、とツッコミを入れてた。PRビデオがフルで流れた後に、アメリカかロンドンの街頭の大型ビジョンでも流れた、と映像つきで伝えられた。その映像を見る限り、足を止めて見ていた人はほとんどいなかった。ガードレールに腰掛けていたヒップホップ系の服装をした黒人の若者に、「今のPRビデオどう?」と記者が聞いて、「クールだったよ」との答えを引き出していた。


CMのターゲットとしたのは、東アジアの嵐のファン、日本でいうと韓流おばさんみたいにタレントが関わっていればお金をどんどん使ってくれそうな層なんだろう。アジアにターゲットを絞る一方で、国内では「アメリカ、ロンドンの大型スクリーンに嵐が登場しましたよー」と報道を流し、欧米を利用してこのPRビデオやタレントに箔をつけようとしていて、なんだかなーと思わざるをえない。