起承転点々 =書物とゲエムの魔境に在りて=

2013-08-13 いきてました。

毎日暑いですね(××)

1年以上放置状態だったと思ってたんですが、前回更新は11月だったのね…。

いろいろ、いろいろありまして&例年通り夏バテで食欲不振気味ですが、どうにかこうにかやれてます。

[]表紙のインパクトが

半端ないよね、こちら。

「式の前日」を先に読んでみて、絵の雰囲気や読後感がどれも良かったので(特に表題作と、案山子の話)、

こちらもレンタルしてみました。

ゴッホ兄弟のお話です。表紙は弟のテオドルスで、裏には兄のフィンセントが。

この兄弟ってもっとドロドロギスギスしてたイメージなんですが、こちらはそんなことはなく、

やり手で挑戦的な画商の弟は、兄に対して親しげ&すごく才能を買ってる。

兄も今のところ狂気の片鱗は全くなく、絵が大好き&人間も大好きっぽい飄々とした性格に描かれてます。

実は現時点の最新号の掲載分をもう読んでしまったんですが「こういうことだったのね…!」とびっくり。

次巻がとっても待ち遠しいです♪

進撃の巨人も新刊出たんだよなー、早くチェックしないと。アニメの完成度がとても高くて毎回楽しみに見てます。

[]珍しく新しめの作品多め

最近読んだものの中で良かったのを順に。コミック→小説です。

「読書中」と同じく、表紙に惹かれた作品が多かったな。

感想のボリュームに偏りがあるのは仕様です…って言うか最後のだけボリューム過多できもちわるいと最初に断っときます…。


※基本ネタバレはしないように書きますが、気になる方は引き返し推奨です!


ミクとネオ 上巻 (EDGE COMIX)

ミクとネオ 上巻 (EDGE COMIX)

ミクとネオ 下巻 (EDGE COMIX)

ミクとネオ 下巻 (EDGE COMIX)

刺青の男」が好きなのと、表紙の雰囲気と「涅槃へようこそ」の帯に惹かれて購入。

表紙から受ける程殺伐シリアスな感じではなかったです。

脱力系かつメタなギャグを交えつつふんわりゆっくりと話が進む中で時々ミステリアスな描写が入る、という変わった構成でした

(休載はさみつつの連載期間が4年もあったらしい…)。

上下2冊は長いかな?とも思うけど、涅生(ネオ)と、弟の槃比(バンビ…どういう名前つけてんだろう親)の兄弟漫才がかわいかったり、

独特のゆるーい空気が何となくお気に入りだったりします。オチ&ラストも好き。


こちらもSIDE:Bの表紙に目を引かれて。

ギャグの作家さんというイメージだったんだけど、お話はいたってシリアス

(ところどころギャグというかものすごいデフォルメ顔が出てくるけど)。

BLと言うよりは人には言えない性癖を抱えた少年たちの青春もの、といった方がしっくり来るかも。

あらすじを読んだときは、桐野が三島のことを好きなのかと思ったけど、そういうことだったか。

三島ことフトシ君、強いなー。桐野は…切ない。夢野はすっごく普通の子なんだと思う。

どの子も、それぞれの選んだ人生を応援したくなった。


花は咲くか (3) (バーズコミックス ルチルコレクション)

花は咲くか (3) (バーズコミックス ルチルコレクション)

4巻まで出てるけど3巻まで読了。

日高さんは、人物の感情表現が巧みなのはもちろんなんだけど、登場人物の抱える背景の書き込みが半端ないなーと。

サラリーマンの出てくるマンガを同時期に他にも読んだんだけど、お仕事描写はダントツでリアリティがあって、

やっぱり上手い作家さんなんだなと再認識。そして「憂鬱な朝」の続きはマダデスカ(じりじり)


ここから小説。

毎回書いてる気がするけど、この人のコメディ作品大好きなのよ。

今度の話は日中交流婚活モノで、深刻な部分はさらっと、でも上手にストーリーに絡めつつ、

アニメマンガや芸能人ネタをふんだんに盛り込んだ、とてもかわいくて楽しいお話に仕上がっておりました。

何だよ「進撃の阪神」「めぞん白骨」って!

受けの夏雨(シアユー)の訛りの入った日本語がこれまた微笑ましいし。

今後はディアプラス文庫が中心になってくるのかな?作風的にぴったりのレーベルだと思ってます♪


Webマガジンで連載されてた作品。毎回更新を楽しみにしてました。来月書き下ろし追加で文庫になるそうで(^^)

公式サイトに表紙絵があります。こういう感じになるのね、ふむ(オンラインでは挿絵なしだったので)。

アドレスのドメインを間違ったところからメールの交換が始まるっていうのはちょっとびっくりの展開なんだけども、

それぞれの本来のパートナー(受けの方は正確には違うけど)との関係とか、段々仲良くなっていく過程とか、

やっぱり良かったです。特に終盤の受け攻めそれぞれの心の声とか、単純なセリフなのにいちいち心に残るなあもう!

一穂さんの独特な文体は、鼻につくスレスレのところに感じるときもあるんだけど、

なんだかんだいつも読まされてしまう。なんか悔しい。けど嬉しい。


「天球儀の海」のスピンオフで、希(ゆき)のすぐ上のお兄ちゃん、恒(わたる)の話。

この作家さんを知ったのは「天球儀〜」 の表紙にふらっと惹かれて手に取ったのがきっかけでした。

で、今作のこの表紙…サイトで見た瞬間から撃ち落とされてたよ!

そして、久しぶりに頭の中がキャパオーバーでぐーるぐるになる作品に出会いました…。

第二次大戦中の南方戦線っていうテーマは、BL、というかライトノベルで扱うには重すぎるんじゃないかという危惧もあり、

期待半分不安半分で読み始めまして。

ストーリーの完成度は「天球儀〜」の方が高いかなと思いました。かなりわかりやすい伏線もあったりして。

描写の美しさや小道具の使い方はこれまでの作品以上に見事な反面、

戦争っていうテーマをこんなに良くも悪くもキレイ(壮絶な描写もあることはあるけど)に書いちゃっていいのかな、

っていう面でのモヤっと感も残り、手放しではオススメできない、というのが正直なところではあります。

けれども、恒と六郎の微笑ましくも切ないやりとりの数々にこれでもかという程萌えつつ、

途中2回ほど泣きそうになってしまった。


でもって以下はネタバレを含むのでちょっとでも読もうと思ってる方は回避してください!




前作で「兄は戦死した」ってくだりがあったので、本当に最後までどうなるかわかんなくて

(恒が中盤で2回も生死の境を彷徨ったりとか、英語のやりとりのくだりで、生存フラグ?とは思ったんだけども)。

幸せなラストだったのはすごく嬉しい反面、前作に続き今回も生きてましたネタかー、と、拍子抜けしちゃった感も

全くなくはなかったりします。

木原さんの「美しいこと」を読み終えたとき、良かったね、とほっとしつつも、

どうなるかわかんないところで終わった方が話としての収まりはいいんでは…と感じたのに近いかな。

中盤と比較して、ラストの展開が駆け足気味だったのも一因かもです。

もちろん、このお話を好きなのか、そうでないのかを聞かれたら、前者なんだけど。

賛美や美化はせずに背景をしっかり調べた上で書かれている印象を受けるし、

何より、星とか、花火とか、ひとつひとつのエピソードがとてつもなく美しくて切ない。

星めぐりの歌」の詞、小学生の頃からすっごい好きなんだ…。

最後の方で二人で静かに海を見つめるところは二回読んで(萌えシーン中心に読み直した…)二回とも泣きそうになった。

カップリングも直球ストライクでして。

優秀ではあるんだけど受けが好き過ぎてたまに鬱陶しい攻め(よく泣く)×エースパイロットで熱血系かと思いきや結構冷静、

でもって攻めを容赦無くぶん殴りつつしっかり惚れてる受けなんてさぁ…。

あと、最初のえろすなシーンは今作も痛そう&苦しそうだった(苦笑…攻め視点だったからなのもあるかも)

一夜明けてのやりとりは萌えたけどさ!

先述したように手放しでの高評価はできないんだけども、忘れられない作品に出会っちゃったなぁ、と、それが言いたかっただけ。

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2012-11-19 いといたく寒うございます

[]文学フリマに行ってみた

コミケよりはフリマっぽくて、Jガーデンよりごちゃっとしたエネルギーに溢れていて、高校や大学の学園祭を思わせるような空間でした。想像してたよりずっと活気があったなぁ。

小説は合う合わないをすぐに見極めるのが難しいので、ミニコミ誌風の評論本やレビュー本を中心に数冊お持ち帰り。

BL本のレビューとか、文科系女子の本とか、商業誌だときれいにまとまっちゃったり、出版社の思惑が入ってしまうこともある(らしい)から、

こういう本の方が書き手の本音炸裂で面白かったりするし。

そんな中でマリーアントワネットの時代のマダムの生活を書いた本が目に留まり、装丁がすごく綺麗&内容にも興味が持てたので、ちょっと高かったけどお買い上げしてしまった。

あとやっぱり、評論小説その他ジャンル問わず、ゴシック調の本には惹かれてしまうね…。

小説や評論はもちろん、短歌集やハウツー本やレシピ本なんかもあって、自分たちで制作した本なら何でもあり!って感じで、会場を回っていて楽しかった♪

コミケで売られている創作文芸や評論本が好きな方なら、コミケ同じくらいか、それ以上に面白いものをたくさん見つけられると思います!


[]あれれ

もえいぬ 正しいオタクになるために

もえいぬ 正しいオタクになるために


「乙女のカリスマ」として知られる氏。

割と好きで初期の頃の作品は何冊か読んだんですが


しばらく離れてる間にオタクになっておられました。


ロリータ服のメゾンや在りし日のヴィヴィアン、中井英夫中原淳一澁澤龍彦を語るのと同じ熱さと真摯さで

けいおんハルヒやミク、AKB萌え、持論を展開し、ほむほむイリヤにも萌えてるっぽい野ばらさん……

びっくりした&コスプレについての項などに、いや違うから!とツッコミたくなる点もあったけど、

あー、未知のジャンルに強くハマっちゃったときって、こうなっちゃうよねー、という共感と共に読み進めることができて、楽しかったです。

特に「厨二病」の項は笑った…。私も好きなあの辺の作家さん方が厨二…否定できない(笑)

ゴシックロリータな方が好むものって、ヲタのそれと重なるところがあるものね。

アリプロのブレイクのきっかけになったのはアニソンだし、きっぱりはっきりヲタの私自身、「夜装」や球体関節人形の世界が好きで、

ゴシックロリータの精神には惹かれるものを感じるし、コスプレとしてでなく、ファッションとして黒系ロリータ服を身にまとってた時期はある。そういうヲタ女性は少なくないし。

「乙女」じゃなくなった訳では決してなく、野ばらさんの中では、乙女とオタク(と腐男子)がきっと共存してるんだろうなぁ。


暗殺教室 1 (ジャンプコミックス)

暗殺教室 1 (ジャンプコミックス)


ヌルフフフフと笑いながらマッハ20で移動する謎の触手生物、殺(ころ)せんせー。

なぜか中学の落ちこぼれクラスの担任になり、日々生徒から命を狙われながら授業したり生徒指導したり…どこから突っ込んでいいかわからない、いや突っ込んだら負け?

ネウロみたいに超然としてるかと思いきや、結構マヌケだったり器が小さかったり、だんだん殺せんせーがかわいいような気がしてきたら多分負けです。2巻マダ?

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2012-09-14 ひと月以上経ってますが

[]恒例の夏・2012

急遽お休みが取れた1日目は、ビッグサイトではなく、渋谷PARCO戦国鍋TVの展示を見てきました。

RQくんが好きだったので(ラストも史実を貫いてて好印象…店員が○○?!とは思ったけど^^;)再現セットにテンション上がった♪四畳半Tシャツも購入しちゃったし!

AKR四十七も幕×も、天草四郎島原DE乱れ隊も大好きなので、あと少しで終わってしまうのが寂しい…。

また戻ってきてくれることを願ってます…!

そして帰ってからは翌日の衣装の仕上げ…

金曜ロードショーの「チャーリーと〜」をこんな話だったんだー面白いじゃんこの頃の作品は(アリスとダークシャドウは個人的にイマイチだったので…)

と横目で眺めつつ、グルーガンと格闘してました(毎回こんなんばっかり)。


2日目は雨との予報だったので、せめて着ている間は上がって欲しいなぁ…と願いつつ、早朝自宅を出ると、雨どころか燦々と降り注ぐ日差し…。あれ?

開会前の列では運よく木陰に入れたものの、雨でなく日差し除けのためにストールを頭から被って砂漠の民になってました。

並んでる間、H子さんと白泉社少女マンガのお話がいっぱいできて嬉しかったです。90年代の花ゆめ、LaLaは傑作ぞろいだよね!

列が動き始めたとき、ちょっとだけパラっと来かけたものの、結局コミケ2日目のビッグサイトはほぼ終日晴れ渡っておりました。誰だよ雨なんて言ったの!降らなくて良かったけど!


今回の仮装は、縁あってとても素敵な方々とご一緒させていただくことができ(実は去年の夏もそうだったんですが)、

終始内心どきどきしっ放しでした…!

お買いもののために全員で作品のスペースを訪れたんですが、通り過ぎる端からどよめきが上がるなんて初めて目の当りにしたよ!

しかし、コスしながらそのジャンルの買いものをするって、怖い、ね…女性キャラコスでBLな本を見るのは比較的大丈夫なんだけど、

男装だとそのキャラが描かれてるポスターを目撃しても、近寄ることすらできませんでした…私服のときに漁ろう(汗)

それにしても暑かった…自分のは比較的軽装で一見涼しげだけど通気性の良くない素材につき熱こもりまくりだったし、

他の方々も首から下はすべて布で覆われた超重ね着スタイルやら、露出対策でぴったりと肌色インナー着用だったりしたので、

全員、二言目には「暑い…」とつぶやいておりました…。

暑さのせいか、同ジャンルコスの方は思ったより少なかったんですが、同じ作品のレイヤーさんにお声掛けいただいたり、

一緒に写真撮らせていただいたりするのはやっぱり嬉しいです♪


着替えた後はいつもの友人たちで合流し、コミケ後打ち上げ恒例の、串揚げ&蕎麦のお店へ。

疲労し切った体に流し込んだサングリアコーラのせいか、変なテンションで話が盛り上がる。

お二人とも今はトリコにハマり中とのことで、いろいろご教授いただき、取り敢えずトリコと小松君がどっちも25歳という事実に驚愕。

アニメをちらっと見たことはあるけど、愛されまくってるのね、小松君←

なぜかこの面子が集まると必ずと言っていいほど始まるホラー・不思議系映画&番組の話(フジの深夜放送がときどきすごいのか…メモメモ)やら、

某大河の某藤原頼長について力説してみたり、相変わらずのとりとめもない会話尽くしで21時半頃までしゃべりっぱなしでした。

家にたどり着いてそのままベッドに直行かと思いきや、変に目が冴えて写真取り込み始めちゃったり。

コス的には衣装、ヅラ、その他諸々もっと頑張りましょう…だったけど、いろんな人と会えて、お話できて、すっごく楽しい1日でした!


翌3日目はお昼過ぎからのゆーっくり参加で、BLFate/Zeroのお買いもの。

三角屋根のすぐ下付近がコスプレ広場になっててちょっとびっくり。 これ、半分外だよなぁ…。

スタッフさんが「今日もクソ暑いです!誰ですか雨なんて言ったの!」と叫んでおられて、皆考えることは一緒だなーと内心微笑。


そしてサークルスペースをふらふら歩いてたら、昨日ご一緒させていただいた方々とばったり出会ってまたびっくり(わー!)

昨日とは全然違う衣装をこれまた素敵に着こなしていらっしゃって、眼福でした(*^^*)

残念ながら新刊は売り切れちゃってたところも結構あったんですが、買ったと思い込んでた既刊を入手できたりと、収穫もあり…

と思って後日同人誌の整理してたらその本、思い込みじゃなくてちゃんと買ってました…わーい…。


翌日は仕事だったんですが、帰ってから地元の温泉に浸かったお陰か、思ったほど疲れが長引かなくてよかった。


サークル、一般、企業ともども、(今更いいとこですが)夏の祭典に参加された方、3日間お疲れ様でしたー!

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2012-09-06 せいぞんほうこく…

って、定期的にここ見てくださってる人、まだいらっしゃるかしら…。

猛暑夏バテが酷くてぐったりしてますが、それ以外は割といつも通りです多分…。

夏コミレポも上げてないですが今年もちゃんと行ってたよ!こっちは週末あたりアップしたい…よ…

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2012-07-31

もう?!

七月終わりってマジですか?

結局一度も感想書けてないし(愕然)

引っ越して以来、ネットはほぼスマホで事足りちゃうからパソ立ち上げるのが週一くらいになってるからかなぁ…。

ええと、最近は何度目かの挑戦でやっと「屍鬼」の原作小説読んでます。今5巻の途中!コミックスはアニメ化決定の「マギ」が面白い♪

BLでは、読む前はハマることはなさそうと思ってた一穂ミチさんの作品にハマってしまったようで、立て続けにいってます。あと日高ショーコさんはやはり良いな♪

挙げた辺りは来月感想アップしたいです…

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