ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

[日記][仕事]不思議な話2連発。

 夕べ、オットにオシムJAPANのサッカーの試合を録画するように頼まれていたので、3時間も前から予約を入れて、万全だと思っていたら、なんと他局を録っていたことに気がつき、肝を冷やしました。
 気がついたのが11時前で、新聞によればそろそろ試合も終る頃のはず。
 あわてて正しい局にチャンネルを合わせたらまだ試合中で、しかも両者無得点だったので、あわてて録画ボタンを押しました。
 折りしも試合はロスタイムに入っていて、一緒に固唾をのんで見守っていたアネとともに、「せめてここで、1点入って得点シーンだけでも録画できていたら、言い訳も立つんだけど・・・」なんて虫のいいことを言いながら見ていたら、言っている端から、なんと本当に日本が1点を入れて、1−0で勝ったのでびっくり。冗談のような本当の話でした。不思議なこともあるものです。
 さて、今日のレッスンは3人で、最初に来た生徒がFちゃん。彼女のことは何度か日記で触れたことがありますが、現在3年生で、飛びぬけて才能に恵まれた期待のホープなのですが、一方でとっても気難しくて、仲良くなるのにとっても苦労した女の子です。今ではレッスンの前に折り紙で手裏剣の作り方を教えてくれたり、飴玉を2こ持ってきてくれて、ひとつずつ食べたり、とっても仲良くなったのですが、「本当に飛び切りむずかしくて苦労した」という実感があるのが彼女なのです。
 そのFちゃんに、「再来週なんだけど、レッスンの日、ちょっと用事ができたのでおかあさまと相談して、水曜日に振替にしたからね」と言ったら、「先生、どこかいくの?」と彼女。正直に「横浜までちょっとね。」と言ったら、「ねえねえ、それ仕事?それとも遊び?」と、突っ込まれたくない時に限って、鋭い一言を投げてきます。さすがFちゃん!と心の中でちょっとだけ動揺していたら、ちょうど都合よく、絶妙のタイミングで電話がかかって来たので、その話は途中で一旦おしまいになりました(笑)
 ところが、レッスンを終えた後、まだその話に引っかかっていた彼女が、またその話の続きを始めました。「あのね、お仕事だったら仕方がないんだけど、遊びだったら、お願いして、わたしも連れていってもらえないかなと思って」とかわいいことを言うではありませんか。あまりにも意外な答えだったので思わず「どうして?」と聞いたら、「あのね、横浜は一回もいったことがないし、先生となら楽しく過ごせるんじゃないかと思ったから。」とまたまたかわいらしいお答え。
 ああ、苦節4年、今度こそ本当に仲良くなれたんだなあとなんだかとっても感慨深いものがありました。レッスン室の床に寝そべっててこでも動かなくなったり、いきなり顔の前でおならをされたりしたことも(笑)今ではいい思い出。今回は連れてはいけませんが、いつか小学3年生とふたりで、横浜を手をつないでお散歩なんていうのもいいかもしれない・・・なんて、ちょっとだけ本気で考えたりしました(笑)