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ふぇるまーた

2011-10-26

[][] 堂本剛 十人十色 水声〜suisei なら100年会館 10月22日(その1)

行ってきました。奈良100年会館「水声」ライブ、初日です。

今年の秋は安全地帯に小田和正さん。たまたまベテラン実力派シンガーのライブに参加する機会に恵まれ、どれも本当に素晴らしかったですが、これらの素敵ライブを経て、どんな風に感じるのかとても楽しみにしていた大本命ライブ。

実際のところどうだったのかと言うと…ライブ参加中はもちろんのこと、今回のライブはあとからの余韻が半端なくて、わたしが参加した日からすでに3日が経っているのにまだまだふわふわぼーっと暮らしています。

つよしさんのライブでは今までにも何度となく「最高ーーーっ!!」と思ったライブはありましたが、今回はいつもとちょっと違う感じ。

魂を持って行かれました(笑)しあわせだなぁ。

ライブ後ショコラ嬢とふたりJR奈良駅前の居酒屋で乾杯したのですが、ふたりともかなり言葉が少なめに「ぼーっ」と音がするくらい沈黙してみたり、何かのキーワードをきっかけに急に声が重なる勢いで語り出したり(笑)…存分にしあわせな余韻を楽しんでおりました。

こんな風に高揚というよりも魂を抜かれたみたいに腑抜けたことがあったなぁ〜なんてぽつんぽつんと思い出しトークをしたりもしたのですが、古くはsi:ライブの公開リハーサル。最近では初年度の薬師寺ライブあたりかしら?

「よかった〜」にもいろいろなパターンがあるんだなぁなんて妙に冷静に自己分析してみたり(笑)

いずれにしても一期一会の一瞬一瞬を思いきり楽しませていただきました。

今回ボヤボヤしているとつよしさんのもうひとつの場所、KinKiさんのMステの日が来てしまうし、すでに次なるCD「NIPPON」がやってきてこちらの感想も書きたいし、そうこうしているうちにこれまたKinKiのアルバムも発売されるだろうし…ということで、早めに書くべく取りかかってみました。

にもかかわらず思いのほか最初の方が難産になったのは…いつもメモの1ページ目に3ページ分の文字がいっしょくたに書かれていたからです。

ページを繰りながら書いているうちにまた最初のページに戻ってしまい、次の文字、つぎの文字を書き連ねて自分でも何を書いてあるのか解読不能という恐ろしい事態が生じてしまったからなのでありました(笑)

しかもたまたま全部が赤い文字で、「夜の海の静けさ」「ゆり、ダリア?」「月はみどり」こんな風に複数の曲の感想が重なり合いながら書かれているのです。ひえ〜っ!!

ライブの途中でその事実に気がついて愕然としてから、書き始めたページの右下の端を小さく三角に折るということを思いつきました。紙の底辺の両方の端が折られたら次のページに行く…こんな簡単なこと、なんでもっと早く思いつかなかったかなぁ(笑)

ちなみに今回のライブで小さなメモ帳何ページ書いたのかな?と数えたら29ページ。もちろんページにより数行の走り書きしか書いてないページもあります。恐ろしくたくさん書きなぐったページもあります。そしてやっぱり暗号過ぎて絶対に自分にしか、どうかすると自分にもわからない文字の羅列(笑)なんとか解読しましたが、間違っているかもしれません。

多分いつもふぇるまーたを読んでくださっている方ならば、重々ご承知のことと思いますが、やっぱり長いです。

それでもいいよ…という方はどうぞ〜

記憶が怪しいところが多分にあるので「そこ違うよ」という指摘は大歓迎、遠慮なくどうぞ。すぐに直させていただきます。

続きからはセットリストに沿って書いて行きたいと思います。

☆月(ツク)

開演ちょっと前にずっとピアノの曲が鳴っていて、あれ?縁を結いて?と思ったら客電が落ちて、暗がりの中、静かに男の人が一人だけ入ってくるのが見えました。

あれ?つよしさん?と思っていると、その人がステージ正面から向かって右側にあるキーボードの前に座りました。

わたしたちの席は1階の真ん中より少し前、でもかなりステージ近くまで客席が迫っているので、思ったよりも全然目の前にステージがある印象です。

しかもかなり右に寄っている場所だったので、キーボードがよく見えて前回も確認した「OASYS」の文字が今回は肉眼ではっきりと見えました。

ステージの後ろ側に大きなスクリーンがあって、そこに今回もさまざまな映像が映し出されます。

前回の十人十色の時にもあったように、今回も最初に文章が現れます。

全部は覚えていないし、書くのはあきらめてひたすら画面を追っていたのですが、最初は

「僕らは水の惑星で生まれた」

そのあと数行ありましたが、書き留めずわたしが何をしていたかと言うと…つよしさんに見とれてました。うっわ〜すっごく好みな感じ。ごめんなさい(笑)

最初ほの暗くてよく見えなかったのですが、だんだんに目が慣れてきて、スクリーンに水面が広がっているのが見えました。

湖なんだか海なんだか、ずっと広がる水面はほとんどモノクローム。左上に丸くて白いお月さま。

弾き始めた鍵盤の音は最初知らないメロディーにも思えましたが、曲調やテンポ、画面からして月(ツク)なのだなぁと思いました。

この曲はきっと決めごとが限りなく少なくて、音楽用語で言えば「adlibitum」…自由度が高いのだろうなぁと思われます。

暗がりによく似合う、暗がりの邪魔をしない癒し系の音楽。

でも奏者(もちろんつよしさん)の気持ちの振れ幅が手に取るように感じられます。

最初は凪いだ海か夜の湖のように静かで行間のたっぷりある詩のようなメロディーでしたが、途中だんだん激しくなっていき、ffに駆け上がったりまたppに落ち着いたり。

rit.(だんだん遅く)したかと思うとaccelerando(だんだん速く)して、変化の大きい音楽はまるで最近の世界的な気候みたい…なんて思いながら聴いてました。

気がつけばオトナっぽい落ち着いた青と紫の照明が上からいくつものシャワーのように照らしていて、視覚的にも聴覚的にも「水」の匂いを感じました。


空が泣くから

ステージ向かって左手に大太鼓。あっ!!と思っているとレナードさん。和太鼓の音とつよしさんの音楽はとてもよく似合うと思います。

ドンドンドンドン…鳴り始めた音は厳かで空気がピーンと張りつめたように感じます。

バンドの皆さんが静かに入ってきて、ここからはバンド編成になります。

月明かりの水面から一転、スクリーンに雨が降っています。ザーザーと水面に次々雨が降り注ぎます。

そして書き出しの文章は「空が泣くからぼくらの道は続いている」。

まさしく「水の星、地球」です。

この日初めて発せられた歌声は「信じたい〜♪」

しっかりとした低音です。ああ、「空が泣くから」だ!!

rossoの昔には、かなりムリをして低音を歌っているように思えたこともありましたが、今はとっても安定した声の音色で、帰って来てからも出だしのひと声が思い出されてなりません。それくらい印象的で魅力的な低音ボイスでした。

もちろん高音もいつも通り素敵でしたが、低音の素敵さがより際立って聴こえました。

バンドの皆さんは、ざっと見渡した限りでは…スティーヴさんと十川さんが欠席…なのかな?

お兄さんのかわりに弟さんのレナードさんがいらっしゃいました。

どっしりした素敵な音でしたよ。

左側にはお馴染みの名越さんと竹内くん。更にコーラスの女性がふたりいらして、平岡さんとタイガーさん。

その右側にベースの建さん、ちょっと奥にSWINGOさんががいらっしゃるのがわかりました。

ホーン隊はお馴染みの皆さんで、ドラムが豪太さんではないことがわかり、多分この方が白根さん…と思っていたらあとで紹介されました。

この曲はもちろんいろいろなライブで何度も聴いていますが、わりとテンポがカチっとしていた印象です。

途中気がつけば青い光線が一直線につよしさんを照らしていて、その横顔の美しさにみとれました。

髪の毛がずいぶん伸びたなぁと思いました。向かって左側が長くて時々髪の毛をかき上げる仕草があまりにも色っぽくてショコラ嬢と顔を見合わせて目で語ってしまいました(笑)

途中雷の音がとってもリアル。スクリーンの雨も気のせいか激しくなったような。

スクリーンの映像もあいまって、ドラマチックでとても素敵でした。


☆NIPPON

「日本列島を上から見ると龍が泣いているように見える」

日本地図がスクリーン下部に映し出されました。確かに日本列島は龍の形に似てる…かも!!

メロディーは平安神宮で聴いたのとよく似ていて、スローバージョンでしたが、前回聴いた時よりも地に足が着いた音に聴こえました。

リズムにエッジが効いてよりシャープな音に聴こえたのです。

いえいえ、色っぽさがなくなったわけではなくて、それはそのまま、プラスエッジが効いてるの感じ。

途中からパラパラと前の方から立ち始め、ドミノ倒し(じゃなくてドミノ起こし!?、笑)みたいにあっという間にみんな立ち上がってゆるやかなクラップと共にこちら側も身体が自然に揺れ始めます。誰もが全身で今ここで鳴っている音楽を感じようとしているのが伝わってジーン。

この曲も最初のところの低音から冴え冴えとした声でした。

わたし今回のライブでは本当に彼の色っぽい低音ボイスにやられっぱなしでした。

つよしさんの歌う高音に心惹かれることは数々あれど、低音ボイスにここまでやられたのは初めてです。日々ほんとに進化してるなぁ。こんな日が来るなんて…

つよしさんはギターを持って歌います。

間奏ではギターをキュインキュインと鳴らして楽しそう。

スクリーンには花々が映し出されます。

ユリの花、ダリアかな?、カラーもありました。最初は一本ずつ、数本が並んで、だんだんにこれらが並んだり重なったり。野の花というよりは一輪で絵になる女王さまみたいな花たちです。

なんて華やかなんでしょう。なんて鮮やかなんでしょう。

「花屋の店先にならんだ〜♪」一瞬マッキーの歌が浮かびましたが、いえいえぜんぜん違います(笑)これぞまさしく十人十色。

だんだんデザイン画のようになって、万華鏡みたいに中心から放射状に広がったり。

ああ日本が大好き、日本に生まれてよかった!…この歌を聴くといつも素直にそう思います。


☆White Dragon

つよしさんがエフェクターを盛んに踏みながら音を鳴らしてました。

「凛と張った湖の水面」とわたしメモ。

これ、どういう意味だったんだろう!?書いてあった文章かな?それともわたしの主観!?

篝火が焚かれました。

和な感じのようなインドっぽいエキゾチックな音のような!?メロディーやリズムが鳴っています。三味線のようなバチをはじく響きも…これ何の楽器の音?

何の曲が始まるのかわからないままに巻き起こるクラップ。

タタタータタター、タタタータタターという土台のリズム。

とってもスイートな女声コーラスのキャンディーボイス。あっ!タイガーさんの声!!もうひとりのコーラスさんはタイガーさんだったのだということがこの時初めてわかりました。

このスイートな声やスローでアダルティーな曲調で、最初は新曲?とすら思ったのですよ。

ところがところが…あれっ!?どっかで聴いたことがある歌詞だぞ?と思い始め…

「I'm Funky White Dragon〜」わかった!!うわぁ!!White Dragon!!

この日最大のびっくりポイントがこの曲でした。

どうやったらこんなに発想を大胆に転換して違う曲みたいにできるの!?凄すぎる。

まったく別の色っぽい曲に変身してました。なんて柔軟なアタマをしてるんでしょう、つよしさんってば。

いえいえいえ。

スローでとっても丁寧に歌っているのですが、やっぱりファンキーだし意図しているのかどうかはともかくつよしさんの声が妖しく美しい。

平安神宮では静謐で神々しく見えた篝火が、ここではとっても妖しくて謎めいて見えて…その曲全体から、つよしさんから立ち上る色気にくらっくらしました。ああこれ、みんなに聴かせてあげたいな。

ソラッラ ソラッラ ソラッラシ♭ラソラ ソラッラ、ソラッラ、ソラッラ…(もちろん移動ド)

妖しい音。

ファンキーに妖しく…そしてドラマチック。時々割り込んでくるホーン隊の音だけはとってもクリアーでシャープで透明感があって不思議。

気がつけば和太鼓の響きがふと耳に飛び込んできて、太鼓とクラップの音だけが鳴り響いています。

最後はクラップしているわたしたちも音楽に参加している気分でどんどんクレッシェンド。シャーン!とシンバル。太鼓が決めの音を鳴らして盛り上がって終了。


Love is the key.

「日本人の愛でこれからの平和のスタイルはかえられる」とわたしメモ。これはきっと流れた文字…かと!?

スクリーンの右端に人(シルエットというか形だけ)が映し出され、歩いてゆくアニメーション。

歌の進行に伴って右から左へゆっくりと歩いていきます。

「人」は1曲の最後までかけてゆっくりと左端へと移動します。

いつも軽やかで自由なリズムを刻んでいるパーカスの代わりに和太鼓が入っているので、全体に芯があって地に足が着いた音に聞こえました。

スクリーンの「人」がとても素敵な演出効果をあげていて、曲がいつもよりも更に素敵に聴こえました。

間奏のところでその人が立ち止まり、涙を流します。ぽとぽとと大粒の涙。「落涙」と大書きしてあるわたしメモ。

涙が水の上に落ちて波紋が広がって行きます。何重にも広がる波紋。たくさんの涙。胸がきゅーんと締め付けられます。

耳は音楽に目はスクリーンの「人」にロックオン状態です。

そしてまた歌が始まって「人」も「もうちょっとがんばろう」と言わんばかりに力強く歩き出します。

流す涙でさえまた地面にかえり、地球の一部へと戻ってゆく。起こっているすべてのことには意味があって、無駄なことはひとつもない。

今日のこんなに哀しい気持ちでさえも、明日の地球を支えるパワーの一端を担っている?

そんなことを思いながら聴いていました。

この演出はよかったなぁ。さらにこの曲が好きになりました。

そして長い髪の毛を時々かきあげるつよしさんの仕草が色っぽいこと色っぽいこと。どうしてくれよう…という感じ(笑)

「色っぽい」はこの曲のメモに都合3回も続けて書いてあって、わたしってばどれだけ言いたかったんだろうとくすくす。わたしってば(笑)


☆Say Anything

一瞬の暗転。

この曲は座って歌いました。

この曲はファルセットやふわふわな高音がとても心地よく響きます。水に浮かんでいるような水の中を漂っているような…自分がクラゲになったみたいな不思議な気持ちになりました。

スクリーンの水の部分、下から上へぷくぷくと泡が上がっていくのが見えます。お魚の水槽のサーキュレーターを思い出しました。

空気?酸素?

つよしさんはマイクスタンドに向かって歌い、若干横向きで左手を右ひざに乗せていたのですが、この座り方が色っぽくてキレイで…痺れました。

そして時々髪の毛をかきあげる。その指先に、髪の毛に、伏し目がちな瞳に撃沈です。

更に空いている方の手が歌に合わせて雄弁に語ります。ひらひらさせたりぎゅっと握り締めたり。その手も反則だってば!!

歌詞が英語なので、語尾や吐息交じりの発音がやけに色っぽく感じられます。

歌詞は前に英語が堪能な友達に翻訳を見せてもらったことがあるのですが、音楽や語感から感じ取っていたものより遥かに哲学的な匂いがするものだったような。

もう一度ちゃんと意味を把握して聴き返したいと思いました。

今回のライブのこの部分に限っては、ぜひぜひ映像付きでもう一度見たいです。

暗がりの中、表情が見たくてたまらず、思わず何度も双眼鏡をのぞいてしまいました(笑)

レーザー光線が綺麗で、多分仙台で見たという友達が語っていた超色っぽいバージョンに近い感じでは?と思いましたのことよ(それはわたしは経験したわけではないので、絶対とは言えませんが、笑)

きっとそうに違いない!ということにしました(笑)

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