天使と悪魔(ネタばれ)

[映画]

観てきました!公開日初日に。
原作はもちろん読んだ後だけど、これは読んでない人でも十分面白いと思います。
ダヴィンチ・コードは原作を追いすぎて文字(字幕)ばかりになる映画になっちゃいましたが
今回はその反省を活かしたのかもともと映画向きの原作だったのか、とても上質なエンタメ作品に
なってました!スゴイなぁ監督。

とりあえず観て損は無し。

ただし主人公とか犯人側にバックグラウンドというか心理描写がほしい!って思ってる方は
物足りないでしょう。そういうのは一切省いてあります。
時間の都合か、協会側の横やりか。


何で犯人があの犯行に及んだのか。
そういうのが見たい方は、原作を是非。

 古畑中学生


見ましたよ〜!スペシャルドラマ!!期待していたのですが、その期待を超えてくれました!



↓ネタバレ注意っす↓









いやぁ面白かった!最初のうちは「あ〜やっぱ7時枠からやるドラマだし小中学生向きか…」とか思ってたんですが、んもう最後の「すべての事件はつながっていたんです」で鳥肌たちすぎてトリになりました(笑)すごいよなぁ〜三谷さん。サスペンスどうのこうのじゃなくて話の作り方が。最後のトベさんは切なかったですね…古畑くんもすぐ引っ越しちゃうし、連ドラ化するとしたら向島くんはもう出てこないのかな?個人的には最後に本物の向島さんが出てくれてあの本を持ってた事と、「ごはんだよ〜!」(でしたっけ?)と読んだ声がタモツくんだったトコで涙こぼれてしまいましたwっていういか向島って苗字は奥さん性じゃなかったっけ?なんか再放送のときチラっとそういってたような??


しっかし山田くんスゴイなぁ〜。演技うまいっていうか、こういうクール系(でもちょっとかわいいとこある)役やらせたら、同年代ではピカイチなんじゃないだろうか。おぉ!古畑っぽい!って思う仕草とか全然わざとらしさが無かったし、向島くんにあの本を渡してちょっとはにかんだ笑顔とか、ホント将来が末恐ろしい子です(笑)


教頭もオイシイキャラでしたね♪


「君にとって善悪とは何だ?」

「君に味方してくれるものだけが善か?」


深いセリフです。古畑くんの胸に一生残り続けるんだろうなぁ。この言葉の持つ深さ…心にズキッときました。あと最後の自転車の姿!!「受け継がれていく意志」みたいなカンジで、今回一番好きなシーンです!!


あと原田泰三さん。
彼は演技すると割とどれも同じ感じになるんですけど(笑)、クライマックスで古畑たちを殺そうとするシーンは迫力があって良かった!!テンションを一切変えないで言うのとかね…他の2人もそうですけど。



音楽も微妙にマイナーチェンジ。
個人的に連ドラ化大賛成です。人が死なないミステリーだって、あっても素敵じゃないですか♪

 ONE PIECE 50巻 感想

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ネタばれなので自己判断でお願いします!











あぁ……何か最近のワンピには泣かされすぎてるというか、話の作りが神がかってるというか、もうどんな褒め言葉でも足りないくらいというか!(愛しすぎだw)とりあえず落ち着いて、序盤の方から。

結構あっさりだったモリア。まぁ要は自爆でしたね…。今まで「人任せ」にしてきた結果がこれなのだと思います。CP9はもちろんエネルやクロコダイルだって自分で努力してきて、悪魔の実で能力を得て更に努力を重ねてきたからこそあの強さなのですよね。


上半身が消えかかるゾロ・ロビン・サンジくん。
死ぬハズが無いと分かってるけど…何か心臓に悪い絵だw

影は戻ったがクマがいた!!に…肉球……。その実を食べた者をこんなに強くさせる尾田さんの発想力がスゴイのか、ここまで強くなったバーソロミューがスゴイのか(たぶん両方・笑)

今回はそんなに(単体での)見せ場無かったな〜なんて薄ら思ってたゾロ。
…やってくれたよね!!!いいとこ取りかこんちくしょう!このマリモ!!(誉めてます・笑)
ゾロのセリフで泣いたのは「俺はもう…二度と負けねぇから!!」以来です。あ、だいぶ昔だな

「………ただし身代わりの
 …この俺の命ひとつで!!………勘弁してもらいてぇ!!!」


「ルフィは
 海賊王になる男だ」




このやろーーーー!かっこよすぎだろバーーーローーー!(新一@かっぺいちゃんw)
のちに続くサンジくんもかなりカッコイイ。ゾロの心意気を汲み取るサンジ。友情だねぇ…(じ〜〜ん)
代わりのコックなんていないよ!このラブコック!!(涙)
ゾロだってサンジだって自分の野望や夢を叶えるために船に乗ったハズ。だけど、それをも投げたって構わないと思える仲間に出会ったんだね…。個人的に唯我独尊タイプの人間がこういう行動とってくれるのが大好きなのです。まぁたいてい死亡フラグなんですがw
まぁゾロは最初から何だかんだで仲間思いか。


でも…エニエスロビーの一件から何かみんな変わったよね。よりいい方向に。
上手く言えないんだけど、こう、じわじわと変わっていった気がする。
このシーンは例え誰が誰の立場になろうとも全員同じ行動を取るんだろうなぁ。
『誰も自分の前で死なせたくない。』
もう泣きすぎて目が痛いっす。




「こんなにダメージを残したゾロは初めて見た…」なチョッパー。…えっと、たぶんゾロがダメージ負って無い状況ってあんまり無いかとwっていうかフランキーは体突き抜けてたけどそこら辺大大丈夫なの??どこまでが生身なんだ??

まぁゾロも一命を取りとめてたトコロで、恒例の宴会。ブルックの詳しい過去が明らかに。
ここも泣き所第二弾。

「そうですか…!!!彼は元気ですか…!!!」

「辛くない日なんて無かった…。希望なんか正直見えもしなかった。
 でもねルフィさん。

 私!!!生きてて良かった…!!!

ブルックゥゥゥウウウ!!!(号泣)
何というか、メンバーみんな過去が壮絶すぎる な…。誰かを守りたくて、だけどその人の存在だったり信念だったりを(その時は)守る事が出来なくて…。
50年独りきり。永遠に続く辛い日々。それでも、生きてて良かったと言えるブルックの強さ…。完全に(今のところ) 辛かったこと>楽しかったこと のハズなのに、そう言い切れるブルック。私には言えないな…。どんなに感動的な一瞬が訪れても、その分背負った不幸が大きいなら私は絶対「生きてて良かった」なんて言えない。………ブルック…強すぎる…。


号泣したトコロで軽いノリで仲間に入るブルックwそこはそのままなんだww
何かを感じ取るラブーン。あぁ…ちゃんと再開が果たせるといいな…。
50年間ずっと一人だったって言ってたけど、双子岬出向からすぐにあの壊滅状態になっちゃったんだね…。
っていうか船長の病気、ナミが前にかかったヤツと同じじゃ??
「ライオンちゃん」に乗って再び航路につく一味。ケイミーとパッパグ再登場!いよいよ魚人島ですね♪
どうでもいいけど生前のブルックの顔、エンタの神様に出てるフランケンシュタインの人に似てる。笑


しかし何やら不穏な鉄仮面の登場…。





個人的にだけど、過去の経験からこの人はさほどシリアスなキャラじゃないような気がする…。
メンバーの誰かの、過去の行動によって恨みを持った人とか…そういう人ならこんな出方しない気がします。
何となくね。こんなこと言っててシリアスキャラだったらどうしよ。笑

[ゲーム] 逆転検事について考える


プレイ日記を書くとか言いながら全く書けてないんですけど、逆転検事について考えてみます。

まず時系列的にどの部分になるのか。3の前後という対談があったらしいのですが、まぁそうですよね。それ以外だと「失踪中」「海外」「7年間」のうちのどれかになってしまいます。まぁ3の時だってナルホドくんの為の緊急帰国だったのだから、そんなに長くいられないんじゃ?とか思いますけれども。

逆栽4が(1〜3と比べられて)クソゲーと言われてしまったように、逆転検事も失敗しないか非常に不安です。楽しみより不安の方が大きいです。検事を主人公にするからには法廷でライバル(つまり弁護士側)に負けるワケにはいかないし、逆転裁判の世界では弁護士のクライアントはほぼみんな冤罪のため、勝つわけにもいかない。「御剣怜侍」っていうキャラに莫大な支持が集まった為に、ライバル、そして検事として「負け続ける」姿を描くのが製作者側としても忍びない状態になって、「失踪」や「海外」というカタチが取られたのは苦肉の策とはいえウマイなぁと思っておりました。


が!しかし!!


ただでさえ扱いの難しいキャラを主役に持ってきてしまって、大丈夫なのでしょうか??!
ちゃんと上手い策を練ってあるのでしょうか!?
いくらキャラに人気があってもストーリーがダメならいくらファンとは言えついていかないと思いますよ!?



ここまで苦言を呈してしまうのは逆栽4でのナルホドくん弁護士辞めちゃった事件(何それ)という前例があるからでして…。
サイトさんとか他の方のブログとかで「逆転検事超楽しみ!」な意見を見ると、その期待が見事に裏切られるんじゃないかとヒヤヒヤします。…余計な御世話って事は十分承知いたしておりますよ?(・・;

だけどどうしても、大丈夫なのかな〜〜。キャラゲーだと叩かれたりしないのかな〜と出来る前から究極に心配です。
っていうか既にキャラゲーかこれ!?



まぁスピンオフというのは「主人公は出ない」というのが大前提であるからして(だって出るならそっちの目線で書けばいいんだし)ナルホドくんは逆転検事には出ないと思いますが、旧作キャラがどこまで出るのか見ものですね。



御剣も大好きなんだけど、不等号で表せばナルホド≧ミツルギなワタクシはやっぱり弁護士資格はく奪後の彼のまわりの動きが気になるわけでして。まぁそこら辺は全然書かれなくても(3の後からあの裁判まで数か月の余裕はあるハズだし)ゲーム的には全く問題無いのですが。発売日は早くて今年のクリスマスか、年あけのお年玉商戦にぶつけるカタチになるのでは無いかと思います。とかいってもっと早かったらどうしよう(笑)。無理して早く作れば、4のように色々な矛盾を残したまま無理やり終わらせてしまうしかないので、じっくり熟考して素晴らしい作品を仕上げてほしいと思います…。まぁ会社的には「早く作って!!」だろうから難しいと思うんですけど…。



っていうかオデコくんたちの立場はいったい…。

[映画] スパイダーマン3  




スパイダーマン3の感想をそういえば書いてなかったので、今更ながらに感想を!
当然の如くネタバレしてますのでご注意ください


しかもかなり毒吐いてます。「スパイダーマン3最高!!」な方は見ない事をお勧めします。












う〜〜ん。



う〜〜〜〜〜〜ん。















ハリー!(泣)



サムライミ監督はおっしゃっていました。「ハリーが自分の父親のやっていた事に気付いて、スパイダーマン(ピーター)への怒りが逆恨みだった事をちゃんと理解するかもしれない。それは非常にロジカルな考え方だ。」…結局ハリーは理解したんだなぁ…。家政婦は見た!……じゃなくて執事は見た!状態だったオズボーン家の災難。執事が全部知っていたっていう後付けは別にいらなかったと思うし、バーナードからの諭しが無くてもハリーは大丈夫だったと思います。記憶喪失になってた間の笑顔が痛かった…。もう戻ってこないと思っていた友情が一瞬復活した時間でしたね。「親友だ…。命だってかけれる」とハリーが言った瞬間にオチが決まっていましたが、それでも祈るような気持ちで別の結果を望んでおりました…。本当にピーターのために死ぬなんて!!うあぁぁあん!


ただ、やっぱ余計な所が大きかったな…と。サンドマンとベノムも(見せ方は本当に素晴らしかったんだけど)結局何の収束点も無いまま終わってしまったし。サンドマンの娘はどうなったんですかーー!エディの死に方も、あれはねぇよ…という感想です。何も解決してないよ!!シンビオート(あの黒いやつね)のせいだって分かってるけど、ピーターがやった事にもゲンナリします…。キミはどれだけバカなのかと。


だからピーターが別人になってしまったくだりは見ていて苦でした……。何より、ハリーを少しでも気遣えよ…と。正気を取り戻した後でも、何の謝罪もなく「キミの力が必要なんだ!」って、なんだそりゃ!!!都合いいにもほどがあるぞ!!!
最後にようやく謝罪出来たけど…。
2では主人公の苦悩に共感出来て涙ボロボロ流したけど、3は彼の自分勝手さ(まぁ不可抗力な部分もあったんですけど)にイライラハラハラしっ放しでした…。


やっぱりヴェノムとサンドマンのどっちかを削って、グエンのくだりも短くして、ピーターの葛藤かハリーの苦悩をもうちょっと掘り下げるべきだったと思います。「死別」ってのは何にも解決させてない。スパイダーマン4の制作が決定していますが、もうピーターにはハリーを失ったというトラウマを一生背負い続けてほしいと思います。こんなこと思ってしまうくらいピーターの行動は酷過ぎた。



全体としては映像も「金かかってるな〜」と見応え充分だし、いい出来なのかもしれません。
しかしながらこのオチのつけ方には残念な気持ちがぬぐえません。同じ結果にするにしろもうちょっと魅せ方があったハズです。スパイダーマンは「完璧で無い苦悩するヒーロー」だからこそ人気なのでしょう?反感持たせてどうするのですか!(泣)

[プレイ日記] 逆転裁判シリーズ


話ごとの細かい感想はまた後日に(たぶん)書き始めますが、ナルホドくんシリーズ(1〜3)の中で1が一番面白いと思ってたのですが、DS版で「蘇る逆転」が追加された事によってより最強になったな、と感じました。




[rakuten:u-para:800258:detail]

ここからは「蘇る〜」のネタばれになるので未プレイの方は自己判断で。














さて1−5の「蘇る逆転」ですが、もう何かホント上手く作られてるなぁ〜〜〜って何度も鳥肌が立ちます。やっぱりアドバンス版の(1〜3)をやってる人向けなのか、所々に小ネタも多いです(笑) もちろんやってなくても楽しめます!
しかし考えさせられるお話でした…。長い分重みがあるというか。弁護士だって捏造する可能性はあるだろう!?っていう厳徒局長のセリフは、そのまま4に繋がってしまいましたね…。ニットさんのキャラは当初ナルホドくんとは違う人の設定だったそうで。そうしてほしかったな…ホント。と、まぁしんみりしかけたんですけど、何といってもこの話は御剣検事公開処刑みたいなカンジで(笑)厳徒さんやら次々と出てくる証人やら傍聴人やらにザクザクと切りつけられていく様がもう痛くて痛くて…。そこで唯一の味方…というか理解者?中立的立場?になってあげられてるのが敵であるハズの成歩堂くんなんだけど、真実を明らかにしていくというナルホドくん(=プレーヤー)の行動によって結果的に追い詰めていってしまうのも辛かったです。SL-9号事件で罪門(弟)を殺した犯人、本当は茜ちゃんかも…!というくだりも辛かった…!!真実が明るみに出る事で傷付く者も少なくない事、またその人たちを傷付けた事によって自分も傷つく事。悲劇のループです。真実を追求するために伴う犠牲は小さくない場合が多いのでしょうか。


まぁ疑問に思うのは、御剣は1−5の終了後に査問委員会で処分決定、執行されて、その後に1年間(ちゃんと時間軸を考えれば数か月なんですけど)失踪したのに3−5では海外にいてバッチリ出世コースにカムバックしてる事です。彼が優秀だからという理由で片付ければ終わりなんですけど(笑) じゃぁそんなスーパー・ミラクル検事と互角に戦えて、さらに40年間無敗だった生ける伝説・狩魔豪の犯行を時効目前で暴き、さらにその娘であり5年間無敗だった冥にも勝ったという超スーパー・ウルトラ弁護士であるナルホドくんが、ただ一回のねつ造疑惑で弁護士資格をはく奪なんて…ふふ不公平っス!思ってしまいます。まぁでも御剣の変貌の理由が解明されて彼を助けた後は
2か月くらい燃え尽き症候群
になってたくらいだから、「弁護士」という職業にはもうそれほど固執してなかったのかな…とか思います。「踊る大捜査線」のスピンオフで室井さんが一回辞職してまで犯人を突き止めようとしたように、彼も真実と真犯人を付きとめる為にはその肩書きが邪魔になると判断して、本人が言ってた通り弁護士バッチを「返却」して、依願退職(と言うのか分らないけど)の線も強いですよね。まぁこんな事を考えてもどうせ
細かい設定なんてされて無いだろう
という予測が虚しさを誘います。時系列とか細かいところはテキトーだからなぁこのゲーム(でも好きですよ!!)



話がズレました。蘇る〜の話題ですね。



DL6号事件解決によって悪夢からは解放されたものの目指していた師を失って、それまで培われてきた自分の信念、価値観、アイデンティティとかが(それらが「正しかった」のかどうかはさておき)一気に崩れてなんだか満身創痍になってしまった御剣怜侍。キリオ嬢の事を「弱い者ほど依存する」とか何とか言っていた事は過去の彼自身にも当てはまっていたような気がします。だからそれまで無意識的にも依存してしまっていた「狩魔家の教え」が崩れた時、中傷と厳徒の態度や言葉に折れて辞表を書いてしまったのかと…。あれってナルホドくんと茜ちゃんが発見しなかったら提出していたのだろうか…。それとも机にしまわれたままだったのか…。最初に逆栽2をプレイした時は、宝月巴さんに「アナタは一人じゃない。一緒に真実を導ける仲間がいる」と言われてナルホドくんにも「信じてるから」と言ってもらったにもかかわらず失踪なんて!ムキー!とか思ってたのですが(笑)、彼らの言葉が無かったら検事すら辞めてたんだろうな…と今にして思います。



ナルホドくんが失踪にもあんなに怒っていたのは、あの書置きで検事としての御剣怜侍を「殺す」という意味を悪い意味に捉えて、もう真実を追求する事を御剣が諦めてしまったのだと勘違いしてたからなんだろうなぁ。信頼してたからこそ、裏切られたときの憎悪は大きくなりますもんね。あと個人的にですけど、もし自分が事件を解決した元被害者(当事者?)があんな風に失踪してしまったら、軽くトラウマになります。救えたと思ったのは自分だけだったのか、あの感謝の言葉は嘘だったのか、下手に自分が手出ししないであのまま事件解決していた方が良かったのではないか…などなど。

もちろん御剣に「リハビリ期間」は絶対的に必要だったのだけれど、あまりにも言葉が足りなすぎて、説明不足だったと思います。あんな事されちゃナルホドくん弁護士辞めててもおかしくないぞ。(いやどうせ2年後には…泣)




とまぁその後の主人公たちの複雑な心理状態を考えて胸が痛む話でございました。(無理やりまとめた!)
巴さんも茜ちゃんも辛いよね…。一番複雑だったのはやっぱり厳徒さん。彼はもちろん罪門直斗を含めた部下を大事にしてたし信用もしてたと思うんですけど、どうしても証拠が足りない青影を極刑にするためにその場にいた人物(直斗・茜・巴)を利用したんだなぁ…。最後まで彼の2年前の犯行の理由はイマイチはっきりしませんでしたが、罪人を裁くために自分の持てるもの(才能だったり部下だったり)を全て利用した結果だったんだろうなと思います。権力うんぬんはあくまで付随してきたものというか。しかし部屋に入って現場を見た一瞬でそれを考えたってスゴイな。彼がどうしてそこまで悪を憎むようになったのかは不明ですが、御剣のように身内が殺されてしまった過去があるのでしょうか。「同じニオイがするから」と御剣に言い残す厳徒局長。もしかしたら、成歩堂がいなかったら、過去の悪夢と「狩魔の教え」から解放されなかったら、御剣だってそうなっていたかもしれない。狩魔冥だって同じです。そう考えると偶然が偶然を引き起こして、逆転3においてみんな(一応は)色々なものから解放されてエンディングを迎えた事に、震かんしますね…。なんかこう書いてるとスターウォーズみたいに見えてきた(笑)。シス卿→狩魔豪(厳徒さんでも)、オビ=ワン→成歩堂、…………アナキンは御剣か!?ダークサイドにギリギリで落ちなかったアナキン、みたいな。
ってそれ既にスターウォーズじゃなくなるわw   
逆栽もあのテンポとノリでごまかされてるけど、なかなか重い話だよねどれも。特に蘇る〜なんてまるで踊る大捜査線」見てるみたいな気分になりましたもの。。殺人の動機とか色々疑問点は残るものの1〜3の流れを踏まえてるだけあって一番深くて味わい深い話だと思いました。カガク捜査も楽しかったです♪

[プレイ日記]

逆栽1(携帯アプリ)→DS3→DS2→DS1の順でプレイ致しました。
プレイした順に書いてもしょうがないので、おとなしく1−1話から書き始めようと思います。
1作目の感想とは言え2作目3作目のネタばれも所々含むかもしれません。というか含むと思います。
できる限り保護色に致しますが限界もあると思うので、これらを全く未プレイな方は自己判断でお願いします。


まずは取説から。
所々に入ってるミニキャラ達がカワイイ。第五話の科学捜査も実際やってみないと何とも言えないのであっさり読み飛ばし。
しかしp19のミニ御剣「この私に勝てると思った時点でそれが既に罪なのだ…」とか言ってますが。……彼にこれから降りかかる未来を知っている今、この小さなセリフですら笑いを涙を誘います。p23のナルホドくん「これがカガクか!…ちょっといいな」と言いながら息を吹きかけてます。か、かわいい(笑)


1章 はじめての逆転

あ〜懐かしいやらそうで無いやら…小さいことまで覚えて無いよなぁなんて思ってたら 生身の千尋さん登場(泣)

「どう?初めての法廷は」
「こ、こんなにドキドキするの、小学校の学級裁判以来です」

あぁ〜こんなトコからちらほら出てきてたんだなぁ。というかアナタは司法試験のときでさえそこまで緊張しなかったのか。
千尋さんの事所長って呼んでたんだ。てっきり最初から名前で呼んでたのかと思った。

今回の被告人矢張について→「弁護士になったのもある意味、ヤツのおかげ…」う〜ん…そうか?まぁ「ある意味」だからそうか。

「…いいヤツだってことは、誰よりも、このぼくが知っている。」ナルホドくんで(ぼくだけが知ってるんだから、ぼくがどうにかしなきゃ!!)って場面多いよね。苦労を背負う星のもとに生まれて…とか思ったけど周りの人の方が「お祓いしてもらいなよ」と言いたいくらい不幸(苦労)を背負ってるので、彼のは何か霞んでる気がします。恋人が殺人者で殺されかけるって経験もかなりなモンだけどね…。その分、4で不幸がどっぷり降りかかってきたような気がします。←ネタばれ


そういやこの人最初は名前がサイバンカンだったなぁと感慨深くなったり。笑
アウチ…!笑 イロモノ…個性派揃いの検事ーズの中で比較的普通な人。故に記憶喪失になったナルホドくんに最後まで思い出してもらえなかった人です。2週目なので色々選択肢で遊んでみます。「日高 友加」って誰なんだろう。選んでみると千尋さんから「間違った発言はすぐに命とりになるわよ」って言われます。えぇホント…「最後にひとつだけ」って選択肢が何回あった事か…(ホロリ)

事件の概要もサッパリ忘れてるのでメモ

被告人 矢張 政志 
被害者 高日 美佳 (職業・モデル)

死因 「考える人」の置物で一撃をくらい、出血死

最初の証人 被告人・矢張

「彼が余計な事を言わないよう祈りましょう」
…矢張くんが余計な事を言わず、余計な証拠品を出さなかった試しが無いね…。
アウチさん、この時52歳。高日さんはパパが何人もいたらしい。矢張ってメンクイだよねー。事件当日に目撃されたとか言われてます。…裁判的には先にそっち出すべきなのでは?(笑)そういや1ではペナルティゲージ?が足跡だったよね!すっかり忘れてました!1話はやっぱり群を抜いて簡単。ゆさぶりをかけてもみんな真面目に答えます。これが「法廷ゲーム」としてあるべき姿なような気がします。

目撃者 山野 星雄


おぉっおいつめたらカツラ飛んできた!笑
このときのナルホドくんの顔は普通のゲンナリ顔。この時は犯人だけ挙げて、動機とかは後から報告だったんだなぁ。それが今や人物ファイルを使って動機まで説明しなきゃなんないから、2週目の今は何だか拍子ぬけしたような気分です。


裁判終了。
矢張の失恋…この時はそこそこシリアスでホロリとくるんだよね…。何かあっさりしてるけど美佳さんかなり可哀想だ…。

「彼らを信じるという事は自分を信じるという事。
 ……強くなりなさい……もっと。」 


自分が信じたものは最後まで諦めてはダメ。

ナルホドくんのひたむきさって、千尋さんの指導によるところも大きいよなぁ。しかし「矢張の事を話す」という約束は、永久に果たされる事は無かったのでした……。