鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

それゆえに143

 さて、直近の世論調査(狗HK)で、かの都知事の「辞任は当然」とする人々が77パーセントに及んだそうです。

 これは仕方がないでしょうね(´・ω・`)

 勿論、東京都に限れば、多少の数値の変動はあるのでしょうが、それでも、その大勢を覆すような結果にはならないように私は思います。

 そもそも東京都は、かの石原氏が長年知事を務めた…根強く支持された土地柄で、その後継であった猪瀬氏も高い支持を得た知事であったわけですが、オリンピック招致が決定するや、自民党都連をはじめとする都議会が、その利権と東京の実権欲しさから深い考えなしに先を争って辞任に追い込んだわけです。

 その結果、前回の都知事選は多くの都民にとって、不満が強くあるものの、背に腹は代えられない苦渋の決断として、仕方なく、かの人物が選ばれた「だけ」なのであって、別に、比較的に高い得票を得たからと言っても、それが、都民にもろ手を挙げて歓迎されていたわけではありませんでした。

 いうなれば、その最初から「波乱含み」の危うい船出(´・ω・`)

 そこで普通なら、その初手から売国に走るなどあり得ないのですが、都民が「自らが選んだのだから」と我慢しているのを良いことに、かの御仁は、他者の意見を聞き入れもせずに、その愚かさから思い上がって、もう、どこまでも舞い上がるばかり(ため息)。

 自民党都連にしても、オリンピック予算がモリモリ膨れ上がったその様子から、いかに、当の知事と一緒に舞い上がっていたかは、もはや明らかと言えるでしょう。

 自らがそうであったように、その他の政党関係者らが、オリンピックの利権と東京の実権を、彼ら同様に握りたがっていることなど、舞い上がって利権に夢中な彼ら、都知事自民党都連には眼中にはなかったわけです(ため息)。

 で、多少前後するのでしょうが、その潮目が明らかに変わったのは、調子に乗った都知事の一連の会見で見せた傲慢さと、我慢に我慢を重ねていた都民…特に、子を持つお母さん方のハートに火を付けた、かの「日本死ね」でしょう。

 元々、安倍内閣の支持率低下を狙った「日本死ね」でしたけど、時間の経過と共に、その周辺情報が補足される中「実は景気が回復したからこそ、一極集中の東京で、より早く深刻に顕在化した問題」と認知され、狙ったほどの効果は得られなかったものの、それで、その犯人探しが当然のごとく始まりました。

 その本当の責任の所在は、さあ、いったい誰が悪いのか(´・ω・`)?

 ま、巨額のオリンピック利権に沸いた、東京の公務員(政治家含む)全体にその責任はあるのでしょうけど、我慢に我慢を重ねたお母さん方に、結果としてかの知事がロック・オンされ、ついに怒りのスイッチが「バッツーン!!」な勢いで入ったのは、さすがに無理からぬことだと私は思います。

「肝心の都政を一顧だにせず、自分の好き勝手ばかりしていた」

 あの「日本死ね」を許したのは、そう思われ、そういわれても仕方ない痛恨のミス(´・ω・`)

 子供をお持ちのお母さん方は、普通かなりの確率で、大なり小なりのネットワークをお持ちですし。また、お母さんが怒ればその家族にも怒りは伝播しますし、さらに、現代は高度なネット社会であるわけで、まさに「燎原(りょうげん)に火を放つがごとし」(´・ω・`)

 その上で、その商売上、人々の怒りと混乱を煽らずに居れない従来マスコミが、その燃え上がる炎に容赦なく油を注ぎまくるわけで、かの御仁は、たちまちの内に火だるまと相成り、巻き添えを恐れた都連からも早々に切り捨てられ、結果、ついには「夜逃げ辞任」と揶揄されることとなりましたとさ(ため息)。

 勿論、これは私から見れば、の話しですが、その一連の動きを眺めていて私が強く感じたのは、その価値観…世界観の違い(´・ω・`)

 一般的に、民主主義社会の選挙は、人の心が必ず腐るゆえに不適格者をはじく…排除するためのものであり、それを行う費用は、民主主義の根幹を支えるための必要経費のはず…と私などは思うのですけどね(遠い目)。

「現状維持」

 ま、「働かないのが仕事」のあちら側にすれば、色々な意味で、これは正に「魂の叫び」なのかも知れません(´・ω・`)

 「あの糞な選挙が〜」とか、いわれても「それは自民党都連に言え」って話ですし(´・ω・`)

 現実が思い通りにならないからといって、周囲に当たり散らしたところで、結局得るのは……ま、いっか(´・ω・`)

 ではm(__)m