東京都江東区の放射能ホットスポットと地図(放射線量汚染地域マップ)

【東京都江東区放射能ホットスポット *10月25日更新。

(地図)
ホットスポット地図 表面土壌放射線(放射能)数値マップ - Google マップ

上記の放射線ホットスポットマップによれば、江東区の測定線量は次の通りです、

江東区船堀橋 0.33
江東区葛西橋 0.28
江東区東陽  0.18

(単位はマイクロシーベルト毎時)

時期はいずれも2011年4月28日の数値。放射能の測定値が高いホットスポットとは、おおむね放射線量が0.40以上の地域のことを言うことが多くなっています。そう考えれば、他の地域に比べれば低い数値かもしれません。しかし、一般人の年間許容放射線量が1ミリシーベルト(1時間換算で0.114マイクロシーベルト)であることを考慮すれば、規制値の2倍〜3倍も高いということもできます。


文部科学省の汚染マップ】

(地図)
東京の汚染マップ(文科省)

(地図・高画質)
放射線量等分布マップ 拡大サイト(文科省)


共産党都議団の「東京都・放射線量測定マップ」】

(地図)
東京都の放射能ホットスポット・マップ(日本共産党)

(データ)
日本共産党 東京都議会議員団|申入れ・談話・声明
 *共産党都議団公式HP。上の放射能汚染マップの元データが載っています。


江東区の住民の動き】

江東区の都の汚泥処理施設「東部スラッジプラント」周辺で、1時間当たり0・2マイクロシーベルト前後の放射線量を観測したことが(2011年6月)7日、分かった。

(中略)

(中略)(調査の)結果、施設北側の亀戸中央公園などの地表で、1時間当たり0・09〜0・28マイクロシーベルトを観測した。また同25日、施設北側のグラウンドの土を調べたところ、1キロ当たり2300ベクレルの放射性セシウムを検出した。

東日本大震災:江東の汚泥処理施設、0.2マイクロシーベルト放射線量検出 /東京 - 毎日jp(毎日新聞)より。

江東区では、「NO!放射能『江東こども守る会』」という住民団体が結成されました。この守る会は、神戸大学の山内知也教授(放射線計測学)に測定を依頼しました。これを受けて山内教授は、2011年5月21日、22日に江東区内の9カ所で放射線量を調査。年間許容量の1時間当たりの換算値「0.115マイクロシーベルト毎時」を超える地域があることがわかりました。守る会は都庁で会見を行い、調査結果を公表するとともに、東京都と江東区に対して、除染作業などを求める要望書を提出しています。

江東区民に触発されて、「一般人の年間許容限度1ミリシーベルトを守ろう」という運動が東北・関東地方全体に広がっていくかもしれませんね。
 

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