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2012-09-07

【開業】未経験「個別指導学習塾経営」の落とし穴(口コミ・評判)

■未経験「個別指導学習塾」経営の落とし穴とは?

少子化で、学習塾経営は氷河期をむかえています。厳しいこの時期でも勝ち残っていくために、見落としがちな「落とし穴」について、メモに残しておきたいと思います。

私は、新卒でZ会に入社。その後、進学塾部門(東京都、神奈川県)で事務職、講師を経験。転職後は、個別指導塾の教室長(群馬県)をしたことがあります。仕事をする中で、未経験の経営者の方が見落としがちなポイントとして、次の5つがあると考えています。

・成績を上げるノウハウ
・立地
・インターネット対応
・競合他社分析
・開業する塾のタイプ選び



■成績を上げなければ、生き残れない

当たり前の話ではありますが、成績が上がらなければ、生徒はどんどんやめていきます。逆に成績を伸ばし、入試で合格させさえすれば、あとは広告・宣伝だけで、生徒も売り上げもどんどん増やすことができます。

シンプルな話ですが、ここが塾経営の生命線。「成績を上げるノウハウ」を何としてでも高めていかなくてはなりません。

ノウハウ蓄積のためには、3つの方法があります。1つは、自分自身で生徒を教えながら経験を積むこと。2つめは、ノウハウのあるスタッフを採用すること。3つめは、塾のフランチャイズ(FC)に加盟することです。塾の経営をしたことがない場合は、一度フランチャイズで経営のノウハウを学んだ方がいいかもしれません。

ただし、フランチャイズの場合、脱退すると、「1年以内は同じ場所に塾が出せない」といった契約内容だったりしますので、事前説明の際にきっちり確認する必要があります。


■立地では生徒と先生双方に配慮する

学習塾の立地としては、複数の学校が近くにあり、生徒が登下校で塾の前を通るのが理想です。加えて、ビルの場合、2F以上よりは1Fの方がいいです。いくらいい塾でも、生徒の目に触れなければ、生徒を集めるのが難しくなってしまいます。

当たり前のことなのですが、未経験の方の場合、ここでミスをするケースが少なくないと感じます。いくら賃料が安くても、学校から離れた場所に塾を出すのは、リスクが高いです。

加えて、地方の場合は、広めの駐車場のあるなしがきわめて重要になります。さらに、学生講師を採用するなら、大学も近くにあると理想的です。


■インターネット対応は必須

塾選びの際、まずHPを見る人が増えていると感じます。ですので、ネットに強いことが、成功のカギの1つになります。HP、ブログ、twitterの3つは、きちんと使いこなせることが必要です。とくに個人塾で成功している人は、3つともしっかりやっている場合が多いです。


■競合他社分析はぬかりなく

いくらベストを尽くしても、他社研究が手薄では、勝てる見込みが少なくなります。逆に、きちんと他社分析をして各塾・予備校の強みを把握し、それ以上のサービスが実現できれば、必ず勝ち残ることができます。

ですので、開業前にかならず、同じ市区町村内の主要な進学塾、補習塾、予備校(小・中・大学受験)を調べておくことです。フランチャイズ塾の説明会にも積極的に参加し、強み・弱みを分析しましょう。

口コミ・評判がまずまずの個別塾には、明光義塾、スクールIE、トーマス(TOMAS)、森塾などがあります。

明光義塾とスクールIEはフランチャイズです。念のためですが、フランチャイズとは、セブン・イレブンなどと同じ形式。セブン・イレブンという看板とシステムを活用するかわりに、一定額のお金を支払うカタチ。ですが、実際に経営に当たっているのは、セブン・イレブンではなくて、個々の加盟店(経営者)です。

個人的には、個別指導では森塾が強いと思います。なので、とりわけしっかり研究する必要があります。森塾は、新潟県で起業。その後、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、茨城県にも教室展開しています。

森塾は、個別指導塾むけの教材開発をしていることでも知られます。テキストの品質が高いため、講師が多少力量不足でも、まずまずの授業ができると定評があります。このテキストは、他塾でも使うことができます。


■「開業する塾のタイプ」に特色を持たせる

ここ数年で、個別指導塾業界は大きく成長しました。塾の数も、売り上げも伸びたのです。その分、集団授業形式の教室は生徒を減らしたことになります。

このように、学習塾の中でも、伸びているタイプと落ち目のタイプがあります。傾向をきちんと把握し、自分の塾に特色を持たせることが成功につながります。

実際に個別塾の教室長をしてみて感じたのは、幼稚園・小中学生の間で、英語・英会話の学習熱が高まっていることです。とくに、小学生のうちから英検を目指す人が増えています。小学校で英語の授業が行われるようになってきていますので、今後、まだまだ伸びる分野だと思います。


以上、カンタンにポイントを整理してみました。

少子化で、塾経営は本当にタイヘンです。ですが、勉強が苦手な生徒でも、やさしい教材を使って楽しい授業をして、補習を増やせば、大半は成績は伸ばせます。ここらへんは、体力・根性勝負になります。ですが、決してあきらずに取り組めば、生徒だけでなく、塾もどんどん成長させていくことができます。