鍼灸治療のすすめ

農薬の使用がパーキンソン病の原因になるというメカニズムが科学的に証明されたんですって!
http://www.su-gomori.com/2011/07/parkinson-2.html
去年のAFP通信では、農薬が認知症のリスクを高めるとの記事を読みました。
たしかそのリスクの高い農薬の使用量は、日本はアメリカに次いで世界で2位だそうです。
全く!
放射能が飛んでいるから自然農法のお野菜は危ないという人もいるし、農薬はさらに恐ろしいし、、、
なんでこう日本は経済的な繁栄の裏側として、人間の命を軽視し続けてしまったんだろう?
「人間と自然が本当に共存できるのか?」などという問いは、宮崎駿さんもテーマにしていますが、どうなんでしょうね?
「より良い人生とは?」とか「真実の愛とは?」とか、どうせ考えても答えの出ないと分かっていることは、あまり考えない方が悩みが少なく済んで良いのかもしれないね。
そのくせ時には考えたしまうのも人のサガと言うものでしょうか?
鍼灸治療を受けてもその効果は時間的にどのくらい持つのか?」という質問もよく受けます。
また「鍼灸を受けると体が楽になるのか知ってはいるけれど、ずっと受け続けないといけなくなるのが嫌だから、、、」という言葉も聞かされたりします。
まず、鍼灸治療の効果がどの程度継続するのかですが、もちろん症状によりますが、一般的に言って約1週間と思ってください。
鍼でも灸でも程度は小さいけれども細胞は破壊されます。
でも体はよくできたもので、その壊れた細胞を修復しようと、血液中にある免疫にかかわる物質がボンと2〜3倍に上昇します。
その状態が5日間くらい続き、その後緩やかに下降します。
で、1週間から10日後には元に戻ってしまいます。
ですから理想を言わせていただくと、1週間に一度のペースで鍼灸に通っていただけると、効果が出やすいです。
またいつまで通い続けないといけないのかという問いには、そうですね〜、痛みをとる目的でしたら当然、ご本人が自覚される痛みがなくなったら終わります。
でも体質改善が目的でしたら、最短でも3か月かかると思ってください。
体は悪くなるのは早いですけれども、良くなるのはいつだってゆっくりです。
「一発で治す」なんて強気の発言を売りにしていらっしゃる治療院さんもありますが、あれはほとんどハッタリです。
体が改善されるのは、いつだってゆっくりです。
いきなりナイスボディになれないのと一緒です。
五木寛之さんの著書で「養生の実技ーつよいカラダでなくー」という本があります。
そのなかで「あす死ぬと分かっていてもするのが養生」という言葉があります。
私はすっかり感心してしまいました。
さすがは五木寛之だと!
本当にそう思います。
生きている限りは、より良く、より快適に、より自分らしく生きようとするのが人生なのではないでしょうか?
鍼灸治療を受け続ける羽目に落ちるのが嫌という気持ちもわかります。
でも、体調の良しあしで仕事のパフォーマンスに影響が出るのは当然です。
友達に「飲みに行こうぜ!」と誘われても、体調がいい時には「おう!」と受けられるでしょうが、悪い時には「どう言い訳をして断ろうか」と考えてしまうものではないでしょうか?
人生はあみだくじのように選択の連続です。
今の自分があるのは、過去にどのような選択をしてきたのかの結果です。
そこには多かれ少なかれ、体調の良しあしが係ってきていたはずです。
私が鍼灸治療をお勧めする理由の一つはそこにあります。
いかがでしょうか?
いちどお試しいただいてみては?
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂
http://www.chiryoin.jp