第69回西洋古典学会@名古屋大学参加記

6月22日アップロード

名古屋大学で行われた、西洋古典学会に参加してきました。
実家から自転車と名鉄→地下鉄と乗り継いで1時間もかからないところにあるため、実家への帰省も兼ねての学会参加です。2010年からは、エジプト・アコリス発掘調査の報告会にたびたび参加しているため、土地勘も他人よりあるはず、と思っていました。ところが、その「土地勘」が災いしてしまいました。普段足を運んでいる文学部棟のスペースではなく、野依記念学術交流館で行われたために、文学部棟付近で迷子になってしまいました。そんなところを主催校のS先生に発見していただき、会場まで乗せていただくという、なんとも贅沢かつ恥ずかしいことになってしまった次第です。
初日は哲学系の発表、二日目に歴史系の発表が多く組まれていました。そして初日のお昼休み時間は院生によるポスター・セッションと、盛りだくさんの内容でした。初日の最後のプログラムに組み込まれていたシンポジウム、「古代ギリシア・ローマ世界におけるgender equality」は、個別の発表は面白かったのですが、議論がうまくかみ合わなかったように感じられたのが、いささか残念でした。