ロシア人元スパイが死亡

ロシア人の元中佐でスパイのアレクサンドル・リトビネンコ氏が亡くなりました。毒殺による殺人とされていますが、未だ…毒物は不明。遺体を詳しく調べれば毒が何か?ぐらい判明すると思うのですが、それも「難しい」と現段階で云われております。イギリスとしては、ロシアと揉めるのヤだし、調べる気ないってことなのでしょうか?不思議です。

ロシアのクレムリン検閲下の報道では、アレクサンドル・リトビネンコ氏は、同じく英国に亡命中のベレゾフスキー(元政商)に暗殺されか、嘘吐きだから自演自作の可能性がある!と、推測されていましたが、それも…どーなんでしょう。そんな暗殺が、既にロシアから逃亡亡命しているベレゾフスキーの得になるとも思えないし、自演自作で死ぬほど毒を飲むなんて……有能な元スパイがするとは思えません。

プーチン批判に熱心だったリトビネンコ氏が、謎の毒SUSHIで、何週間も苦しみ酷い死を迎えた事実だけみれば……世界中で、またプーチンか!ってなるのも仕方ないように思えます。プーチンって、それ位やりかねない怖〜いオーラを発してますから。もしかすると、今頃クレムリンで祝杯をあげているかもしれません。

世界的に大騒ぎになった暗殺事件ですが、結局…死因になった毒物は、永遠に藪の中ということなりそうな気配。

KGBスパイのプーチン、恐るべし……!!です。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200611240002.html

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ロシア元情報将校が死亡、毒物は依然不明と
2006.11.24
Web posted at:  10:26  JST - CNN

ロンドン(CNN) 亡命先の英国で毒物を盛られたとされるロシアの情報機関、連邦保安局
(FSB)の元将校、アレクサンドル・リトビネンコ氏が23日夜(日本時間24日朝)、ロ
ンドン市内の病院で死亡した。43歳だった。捜査当局によると、毒物の正体は不明のままだ
という。 

リトビネンコ氏が入院していたユニバーシティー・カレッジ病院は、「最善を尽くした」との
声明を発表したが、捜査にかかわるとして詳細は明らかにしなかった。 

同氏が摂取した毒物は当初、殺鼠(さっそ)剤などに使われる「タリウム」や放射性物質の可
能性があるとみられたが、検査の結果は陰性だったという。警察は捜査続行の構えを示してい
るが、担当医の1人は「最終的に死因が特定できないこともあり得る」と述べた。 

リトビネンコ氏は、チェチェン問題などでプーチン政権を強く批判してきた。先月、独立系新
聞のジャーナリストが殺害された事件にロシア政府が関与していたとの見方を示し、11月1
日にロンドン市内のすし店で、同事件に関する情報提供者と称する人物と会った直後に体調を
崩した。 

友人によると、同氏は入院中、計15時間以上にわたって捜査員らとの面会を続けた。脱水症
状や心不全、脱毛などの症状を示していたが、22日夜から容体が悪化し、危険な状態にある
と伝えられていた。
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