『月光』間宮夏生

久しぶりにラノベなど

月光 (電撃文庫)

月光 (電撃文庫)

1年以上放置してたけどようやく読了。高校生の会話としてリアリティーが無いとか、結局ミステリーとして真実はどうなんだとか、一部言葉遣いが変とか、欠点を挙げようと思えばいろいろあるけど、それ以上に世界に引き込まれた。喩えるなら出来の良い長台詞の演劇を観たような読後感。映画のようなリアリティーや真実の種明かしを求めるのは無粋というもの。